2020年4月28日 (火)

2026年という昂り

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おはようございます、この記事は今回の春土用予報絡みでもあるんですが
新型コロナウイルスの対応で精神的に一杯一杯になっている中
読む方によってはかなり負担になると思います、ごめんなさい、先にお詫びします

4/20から始まる先週は今回の春土用のキモ、金曜日からジェットコースターみたいに
なるとか4/24に炎上のような気の盛り上がりがあるので注意、みたいな事を
土用予報に書き、期間中は土用部(FBグループの美彪っちの土用予報ファンクラブのこと)
のメンツと起きたことや状況の報告などをコメントで受けていたのですが
週の初めに長野で緊急地震速報を伴う地震が土用波の高まりに沿って起きたり
4/25に倒れ伏してしまうメンバーや、日本の有名な予言書にまつわる神社に
このタイミングで導かれて、4/24-26は大きな地震が起きやすいから祈りに来た!!
という御仁と遭遇してしまうということが多々あり、私も地震について4/26の動画で
言及したりしたんです

で、その時にふと、いつもはやらないんだけどたまたま年末にもらって来た
日本地図のカレンダーを見て「本当に南海トラフなんかなあ〜」と思って眺めたら
四国あたりを見た時にふっと視界が軽く暗転して2026年という字が見えたんです
その時に「自分が確か今年の初めの方でブログで言った記憶のある南海トラフは7年以内
という年数に一致するし、今回やけに重要度があったのは今回の揺れでそれが起きる
年が決まったってことなんだろうなあ。あ、でも現在の想定よりこの地方の被害は
少なく感じる、工事が間に合う地域が予想よりあるんだな、でも都心部は混乱しそうだな
うん、つまり6年計画で
何かあった時にオンラインとオフラインで仕事をスイッチングできたり、地震が来たら
とっさに正しい行動で対処したり、大事なものを持って逃げられるようにすれば良いんだな」
なんてことを感じました。

ほんと申し訳ないけど、霊感なんで根拠はないけど
ちなみに4/26は確かに関東に震度3、4の地震が来てメンバーから二人くらい
「事前に言われていたから思ったより動揺しなかった」と言われ
やっぱり今は的中率は低くとも言って経験を増やしていった方が良いな、と思いました

と、ここまでのことは正直忘れていただいて結構です

ただ、
「今から2026年まで、
6年計画で震災の備えと

仕事でオンラインとオフラインの
スイッチングや資産形成を考えるんだ」

ということだけ

理由はすっかり忘れて良いから
記憶にとどめてほしい
と願います
何のためにそれをやってるかも忘れてもここは

というのも、いつそれが来る、みたいなのがクローズアップされると
あたってるのか否かだけが問題になって、
大事なことが何も伝わらない気がするんです
都度都度この期間、緊張と挑戦心を持って進んでいなければ
今見えている「準備していけば思っているより大丈夫になる」
という未来にたどり着けない

とりあえず2026年の3月までを目処にすれば良いのでは
というのはなぜか東日本大震災も新型コロナウイルスの拡大も
この付近で起きたから

なんか2026年のこの時、日本は地震国だという事を忘れるくらい
何か平和でうららかでのほほんとしてるような気がしていて
だからこそ無意識に動けるようになっているほうがいいなと思っています

でも同業者は2022年とか2023年に何か起きるんだって言ってる方が目立ちます
私は今はそれについては感じていないけど
(今は私震度4前後しか感じる感度がないのでそのせいかもですが)
だから途中何度も色んなことがあるんだろうけれど
でもその度に今の準備なら、環境ならと思いを巡らすことには
価値がある

でも大変な時期には終わりがあって、それは明治維新を体験した人達のように
生き残れば想像し得なかったびっくりする未来にたどり着けるはずだから
老いも若きも関係なく前のめりに突っ走りながら手札を増やして
その手札をシャッフルしながら不敵な笑みを浮かべて走り続けて欲しいと思う
できれば一緒に、だって私もめげそうだから

本当に、警戒をしまくっていてもいつスーパーの些細な買い物で
自分が感染して一気に発症してしまうかもとか考えて怯えてキリがないですよ
その時に書いてなくて後悔したらやだなって思ってこれ書いて

でも、あーこれ私の違和感、これだわってつくづく思うんですけど
アセンションがどうとか、予言がどうとか、言いながら人類の滅亡を
語る人たちは何故自分は生き残っていることが前提なのでしょうか

感じやすい人間が炭鉱のカナリヤなら、察知している分
早死にすることだってあるというのに
何でかそういう悲壮感や緊張がまるでない
というかそれが訪れたら自分の時代がくるような期待すら感じてしまうのです
って人をどうこう言っても良くないですね、すいません

ただ私は思いつきではじめた土用部という形態に自分自身も励まされています
仮面ライダーフォーゼみたいに、感じ取った土用波を仲間とあれこれ言いながら
一緒に対処して戦っていく

ただ、悲しいかなFBグループなので、今回の土用予報にサポートをしてくれた層の
大半には届いてはいなくて、その閲覧を望まれているかは分からないんですが
次回は別な形でとは考えています

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2014年10月 9日 (木)

再びのレスペクト動画、全員紹介編。

前回の動画を参加者がどどっとRTしたからか、新井さんが全員分の声の入った
夢今紹介動画を作ってくださいました。すごいなあ。

募集していたマノメアツシさんのところには
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笹田美紀さんが名乗りをあげました。

これで再びの10人でのスタート決定!!
やっぱディーバの10月だよね。

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あと、明日の特別メニュー「電撃!!めえリーゴーランド」850円、
今日の24時で締め切りまっせwあと5食!!
いっぱい注文してめえさんを感激させちゃおう!!

しかし、イベント運営でパンクという概念を考える昨今
パンクドキュメントの中で当時を知る人が
「インターネットはパンクが活動する最高のツールだ」
と目を輝かせて語っていたけれど
今、それを成し遂げつつあるのがISISな気がして複雑な気分です。

アナーキーであるということは、偶像崇拝の禁止の名の下に
歴史遺産をぶっ壊すことなのか?
彼らはその、アナーキーではないかもしれないけど。

本当にパンクというスピリットをどう活かしていくのが
一番いいのか考えてしまうなと思う昨今です。

でもまあ、出来ることをやるぜ、アタシは!!

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2014年10月 4日 (土)

ついに夢今にレスペクト動画献上される。

「お気に召さなかったらすみません」と丁寧なご挨拶付きで
最近ネットを通じて交流するようになった新井優二さんから
夢今37夜の宣伝動画が届きました!

なんと、完全なる自主制作!プレゼントにしてはレベルが高過ぎます。

お礼の気持ちをこめてご紹介します、
新井さんありがとうございます。

さて、夢今第37夜ですがなんと、企業戦士マノメアツシさんが一ヶ月ほど
企業戦士的な理由で東京を離れるコトになりキャンセルとなりました。
おそらくきっと携帯を投げて壊したもののぐっとこらえて引き受けたのでしょう。

ゆえに
彼の出順21:30→21:45に出演してくれる
一名を募集します

方々告知しておりますし、夢今の参加者等がツイッターでRTしてくれて
本当に夢今は意思をもった生き物になったなあと思うのですが
それ故に「彼女」が選んで引っ張った一名を心待ちにしたいと思います。

きっとそれは自分だ!というアナタのご連絡お待ちしております。

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2014年9月29日 (月)

夫の朗読から透けて見えてきた、アタシが取りこぼした気持ち

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服部剛主催「ぽえとりー劇場・すらむ」第一回めが終わりました。
写真は優勝者の下川敬明さん。
ここまで観てきた詩人で一番良かった人が優勝者になります。
次点は村田活彦さん。

下川さんはテキストを準備して臨むなど観覧者に対する配慮よし
詩自体にスピード感あってよし
着眼点(ゴキブリ食い競争で優勝後に死んだ男)ユニークでよし
読み方尚よし

と、全てにおいてバランスよく、皆が極めて真っ当で順当な評価をした感じ。
次点の村田さんはパフォーマンスよし、
熱量よし、時間に隙がない感じよし、と
実力が認められた感じの高評価でした。

服部さんが詩の世界の交流を広げようと
文学的な詩人会や、ポップな朗読会や、自身も主催したりと活動した15年
で集まった人たちの色が明確に出た感じでした。
ちなみにアタシはこれ

歌詞を読んだことで、いつもはパンツだキックだということばかり
表に出していますがそろそろきちんと言葉を届ける努力をしたほうがいいかなと
実感した5分でした。
でも、アタシにはこの日もう一つ希望が。
夫を詩人ばかりの前で朗読させたかったのです。

夫の朗読は「僕は今年の始めに脳出血をしまして」という
想定外の告白から始まりました。
読んだ詩はひまわりさんと語り合う「世界で一番幸せな事」

夫の声はやさしくゆっくりと会場をつつみました。
そして静かな感動をよびました。
それは音楽をバックにした時とは異質なもので、彼が彼だけの力で成せる
世界に対しての誠実さとそこで生きている自分をいつわりなく表現したものでした。

少し喩えは変ですが、いつも公園のベンチでしずかに時間を過ごしている
おじいさんが、隣に座った落ち込んだ若者にふとかける声のような
声高にしないけど世界を見つめ続けている優しさに満ちたものでした。

服部さんも「難しい言葉は使っていないのに感動する」と褒めてくれました。
すごい才能です。

帰り道、夫になんであの出だしだったかと聞いたところ
数日前に書いたブログの日記の気分を端的に表現したと言っていました。
ツイッターのタイムラインにひっそりとあがった夫の記事を
アタシは見逃していました。
「君はいつも自分で手一杯だからね」と彼はこっちをみずに言いました。
夫の記事には、ここまで言葉に明かしてこなかったささやかな苦悩が
吐露されていました。
誰かの声をきくためにぐっと胸に抑えた感情が。

ごめんね、と思いました。

病気とその再発の可能性は医者が大丈夫といっても
ゼロでない限り続くもので彼は密かにそれを怯えているが
アタシはそれを解決出来るものではないのだな
と池袋の夜空に思いました。
たとえそれが、奇跡的な軽症といわれるものであっても。

ちなみに「世界で一番幸せな事 」は夫が結婚を機に仕事を派遣の現場設営から
料理人になったとき、あんまりにも出来なくて自己否定され
自分を見失いそうになったときに作ったものらしいです。

アタシはその時、料理の道が見つかって良かったね!とか
今日も夫の料理が美味いなあとか
桑沢の授業近いよ、マズいよ!!とか
そんな事で一杯でやっぱり気付いていませんでした。

世界で一番近い他人でごめんよ。
その詩の会の後は、Keiで働いていたコーメイ君の
池袋西武の仕事を慰問しにいきました
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そのあと、世界一のピザが食べたいと夫が言ったのに
アタシがまずは会場一周だと言い張ったため店が閉まり
夫は食べられませんでした。これもまた可哀想でした。

ちなみにコーメイ君はGranduca ブースにて渾身のシチリア料理説明を
頑張っています。お時間あったらミトラのブログで知りました、
コーメイ君ですか?頑張ってくださいとか声かけてあげてください。
あと、色々美味しいので一品ぐらい買ってみてちょ。
レモンのスムージが激ウマで疲れとれますよ。

最後に夫の詩をここにものせよう。

「世界で一番幸せな事」

向日葵さん 何故 下ばかり向いているの


もう

太陽は

見ないの?



向日葵は答える

「そうね だって これから 世界で一番幸せな事を するんだもの…」

世界で一番幸せな事って… 何?

「夏の太陽の光を沢山浴びてきて 種を実らせて
それを これから 産み落とすのよ…それって世界で一番幸せな事よ」

僕は少し不満げに質問する

だけど 太陽の光ばかり浴びていたら 家に帰りたくなるし
僕は種だって 作れない それじゃあ
世界で一番の幸せなんて 感じられないよ

向日葵は答える

「私は ヒマワリ 貴方は 人 それぞれにそれぞれの役目や
意味があるわ だけど誰だって 知れたり 感じられるわ
それは沢山の時間の中 知ってきた筈よ そして知ってゆくはずよ 」

僕は頷いた

うん わかった そうなんだ そういう事何だね

じゃあ向日葵さん 何だか言葉が可笑しいけれど
貴方が世界で一番幸せに なれます様に


「ありがとう 貴方も世界で一番幸せに なれます様に…祈っています」

太陽に 照らされた 向日葵は 嬉しそうに 茶色い涙を溢す   

さようなら

世界で一番 幸せな 花よ

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2014年9月23日 (火)

本日ライブの演奏時間追加!

こんにちわ、本日のクラウド箕輪企画ですが、急遽芸人枠の出演がなくなり
アタクシが追加で唄うことになりました。

18時半から15分間、当初のトリもやりますんでこちらメインの方も御心配なく。

■クラウド箕輪企画
Boxer Birthday Boost
日程/9月23日(火祝)
場所/幡ヶ谷36°5
時間/op18時-st18時半
チケット/2000円(D別)
出演/六九狂ヴィヴィアン、マリアと繋がりギャ、阿部カナ、
あなるちゃんと売☆春男、猫二郎

ご来場お待ちしております。

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2014年6月17日 (火)

夢今35夜のアタシ。

けっこう大変な状況下にいるお客さんが
アタシの先日の夢今の動画を楽しみにしていると言ってくれたので
応援の気持ちもこめてUPします。

金曜のステージは何故かFOXY(千夏)が
ヴィヴィアンで興奮したと何度も言ってくれたんで
自分ではなんでやろ?と思ってたんだけど
自分でいうのもなんだけど雨の東京辺りから
確かに何かぐあああああってくるものがあって
うずうずした。

動画みながらギターを持ちたくなるのは
パフォーマンスがつまんないときか
何か強烈に自分もやんなきゃという気分になるときか二者択一
なんだけど、今回は気持ちよく後者になった。

しかし基本4フレットまでしか使わないコードで
しかも指も広がらないアタシが唯一自身を持てるのはそこだけ。

ライブハウスは閑古鳥だが、動画をみてると言われる事は
増えてきてその人たちが本当に楽しみにしていてくれるなら
何か別な手段でコミュニケーションしたいと考えている今日この頃。

でもこの日のライブはある話をしている
多分近く名前を六九狂ヴィヴィアンに戻そうと思う
というもの。
1年松崎ミトラでやってきたが、どうしても音楽関係者がいう
ミトラさんという呼び方に違和感があって
自分の動画みててもそれじゃ決まらないでしょ?と思ってもいて
だから戻そうと思う、が、どんな按配にするか悩んでる。

大塚だけは松崎ミトラという考えもある。
アタシはこの名前にすることでお客さんも
ライブに来やすくなると思っていた。

でも一方で占いの領域を外して話せば
六九狂ヴィヴィアンという名前を背負うのがいっとき重過ぎたんだと思う。
はっきりいって、地下を這うのには最適だけど
広く愛される名前ではない、六九狂ヴィヴィアンは。

おそらく占いに来てくれるお客さんとの間に
また隔たりが出来るじゃないかと予想してる。
でも何かアタシにはもう戻るのが宿命な気がする。
たぶん7月のどっかでアタシは戻るだろう。


写真は三人吉三のTシャツ姿。
このTシャツ実にラインがゆるく美人で、
ノーメイクにほぐれたまとめ髪でもサマになるので重宝しそう。

いい買い物した☆

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2014年5月22日 (木)

LoveAのリサイタル。


海のおかみさん、こと中安ミキさんのリサイタルにいってきました。
なんかライブって言うよりはリサイタル、そんな感じです。
林江里子さんのピアノ一本、それにゲストの荒井さんが入っていく感じ。
おかみさん、実はこのユニット1年半ぶりの再始動だったみたいです。

会場は左半分がボイストレーニング関係のマダムたち
右半分が店を愛する紳士たち
後ろが主に地元の吞んだくれみたいな会場構成。
アタシはカウンターでその全ての中間みたいなとこに座り
マスターもお店を休み、会場の一番後ろから
じっと妻のステージを眺めていました。

コンサートテーマは「夜」。

選曲は前半がミュージカル、オペラ座の怪人とか
エリザベートとかキャッツのメモリーとかアヴェマリアとか
後半は雪の女王とか「誰も寝てはならぬ」とか
橋から身を投げる女性の歌とかオペラでした。
全部で16曲くらいかなあ。

曲の合間にこの曲はどんなシチュエーションの曲かなど
おかみさんがいつもの感じで自虐も交えつつ
紹介してくれます。

私は後半のオペラのほうが言語がよくわかんない分
実はおかみさんの顔芸と雰囲気で感じるために先入観がなくなって
入り込みやすかったです。
顔芸っていいかたはあれか、でも悲しい曲は悲しく
怒りの曲は怒り、恋をしてるなら目を潤ませ
とかじつに豊かな表現をする歌唱スタイルが新鮮でした。

アタシの店のお客さんはアタシのせいで
アタシの関わるライブは全部うるさいと思ってるかもですが
おかみさんの歌は好きな人多いんじゃないかなあ。

と、いうわけで動画を貼ります。

終わったあとでマスターが握手してくれて
「いやー今日のおかみさんは良かった!」と言っていて
ああ、素敵な夫婦愛だなと思いました。

厨房では厳しくてもなんだかんだ妻を思って行動する素敵なマスター。
ダイニングバー海は人生の縮図のようなお店です。

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2014年4月16日 (水)

灰になりたい

灰になりたい
先日の夢今、実は私にも発見がありました。
自分のステージ中、4秒だけゾーンに入ったんです。
ビシッと身体を貫く何かと自分の心と身体が繋がった瞬間。
シルヴィアの間奏あたりなんですが、

まあ自分で動画観るにピッチはメチャクチャだし
ミスも多いし、コイン10枚はこりゃいかないよね
入れてくれた人に感謝だね
という感じなのですがなんか・・・掴んだ気がしたんです。

アタシはそこに関してだけやたらハイで
それを伝えたい数人にだけ伝えました。

で、そのあと地元のボスとお酒を呑んでたのですが
ボスと格闘技の話になったんです。
ボスは話しはじめました。

「格闘技をやっていた人間が引退後、ストリートファイターに
なだれ込む事があるんだ。」
「?」

ボスは続けました。
「互いの間合いを破って入り込み、自分の自由にしようとする時
相手と向かい合う緊張感は、一種の麻薬だ。
アレを求めて彷徨ってしまう時がある、俺はそう思う。」

ひょっとしたら?

アタシは思いました。
アタシは20代の頃に経験したあのスパーリングの緊張感を
忘れられないのかもしれない。
それの断片を求めてステージに立っているのかもしれない。

夫と友人はサポートでスタジオに入った時
互いのグルーブがどうとか言ってました
アタシはその気持ちがいいというそれが実は全く分からなかった。

客と繋がった愛にあふれる一瞬よりも
この日の白くなった4秒のほうがリアルで特別で
その、自分は、それを思った時に
酒をイッキに呑んでボスにいいました

「うわああああ、アタシ、灰になりたいです。」

ちなみにこの時、夫は既に帰宅しておりました。

だから一人になってしまうのかもしれない。
音楽始めたときから、ウッドベースのイメージをつくって
曲を書いておきながら
そのピースがハマらないのは
それに踏み出せないのは自分が拒んでいるのかもしれない。

1対1対1で個性をぶつけあってそれがガツンとハマる
なんて出会いは本当に奇跡なんだろう。
アタシの曲にとっては不幸かもしれないけど
今自分は自分にとってもたらされた状況で
全力でやるしかないのだし
曲をきちんと残せば、グルーブを楽しむ誰かが
サイコビリーにしてくれるかもしれない
そのためには、自分の演奏力をひきあげないと。
へなちょこなままでは誰も曲を使おうなんて思っちゃくれないですから。

コトバにするとポジティブでなく見えるけど
これは今の自分が精一杯で現状を認めてやろうとする
決意みたいなもんですこれでも。

しかし最近身体がだるいのは季節の変わり目だからでしょうか。
自愛、自愛。

 

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2014年4月10日 (木)

明日は夢今、流されないハートを・・・

気付いたら日中スプリングコートでも暑い。
今日は鑑定日だが予約が少ない。
夢今の準備と雑用を片付けながら、ランチの誘いも断って
ラーメン食べて早々に事に移ろうとしていたのに

近所でテレビの撮影なんぞやっている
気付いたらもう4人に個別にメッセージして教えている
自分はミーハーだ。
テレビでみている誰かのホンモノをみて、リアルと画面の違いを確かめたい。

テレビなんかもう観なくなったぜといいながら
なんだかんだまだテレビの向こう側の人は特別だ。

昨日はテレビで小保方さんが出ていた。
うーん、どうなんだろう?
文脈がおかしい、違和感がある。

アタシが思うに「申し訳ない、でも信じてほしい」という人は
慌てて出て来て反論しとりもなおさずな体で出る。
そんな姿で出てくるほど焦っているのか、なら何かあるやもしれん
と周りは思うものなのだが

昨日の彼女は実に綺麗だった。
充分な時間と準備をとり、実に画面映えする出で立ちで言葉を
発している。事実これを観た人が「許してあげようよ」という
気分にけっこうなっている。

本当に反論するなら自分なら時間がかかっても
具体的な数値や結果を出して納得と説得力をつけるであろう
しかし彼女のこのタイミングでの登場は
これ以上自分に深い疑惑が向けられるのを避けようとしてるような
戦略的なにおいがする。

佐村河内氏のときも思ったがテレビに出てくる謝罪の姿の裏に
データ戦略を感じる。大体○日以内にでてきて、服の色はこうがよくて
こういう言い方であれば聴衆が味方につきやすい
というような戦略を感じる。
生き残り戦略としての謝罪は本当の謝罪なんだろうか?

生き残る為の作戦に聴衆が踊るのも違和感がある
が、昔は庶民がナンダカンダいっても大本の人は揺るがず
判断が下っていた気がするが
今はその聴衆の踊り具合が物事の結果を大きく左右する時代な気がして
それが実に怖い。
facebookはじめて思う、いいね!がつくのは(つけやすいのは)
デザートと料理と風景写真だ。

深い思慮を必要としない表面的でキャッチーな反応が動かしていく時代に
自分がついていけない気がして気持ちがローになる。
いいね!のマインドの半分は深い同意のない
キャッチーなものだと感じてる、その数を支持された真実だと思うのは怖い。

さて、明日は夢今、キャッチーではないが
ディープな夜が待っている。
動画は、明日の3部で登場する朧月ムメイ+小松成彰のコラボが
始まった瞬間。
リアルで知ってる出会いの瞬間が発展する姿をMC席から
肌で感じようと思う。

ホンモノか否かの判断の基準は
いつだって根っこを感じるリアルかどうかだ。

アタシは、やっぱ根っこを感じるリアルが好きだ。

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2014年3月 9日 (日)

漂流する30代女子に捧げる一冊。

漂流する30代女子に捧げる本。
そんな仕事ならやめちゃえば ソフトバンククリエイティブ㈱より
著者:阿部涼 1300円

一昨日1日で読んじゃったよ、共感を禁じ得ない。
ブリジットジョーンズの日記とか一時女子の日常みたいな
もんがベストセラーになっとったのをつい思い出した。
テンポがよくて読みやすい本だった。

別に30代の女子だけってわけじゃなく
仕事が続かなければ結婚もできてない、ちょっと焦ってるんです
って人なら男女問わず分かる部分はあるやもしれん。

この本はこのオネエが大学卒業後、就職浪人して
親のコネ入社した会社で頑張ってたのに事故で腰を痛め
そっから色々頑張るんだけど何故か長続きせず
34歳のある日思いあまって98万円の貯金全部使って
やってみたかった仕事をやってみるってお話。

なんか自分が25歳くらいの頃に、トチ狂って手彩色絵はがきを
ネットオークションで売って生計たてようとしたり
派遣社員になってみたりしたことを思い出すわ

彼女は日芸卒なんだよね、アタシの周りはたくさんですよ、
芸術系の学校でて職が続かず、恋愛もウマく行かぬという人が
お客もプライベートも問わず。

銀座のホステス、山修行、そして住み込みの牧場バイト・・・
結論からいうとやっぱり全部途中でやめちゃうんだが
でも何となく「書く事がやりたい事かも?」と思い
出版社に持ち込みをして本になった、という一冊。

ま、ネタバレしてもいいんだわ、彼女がその過程過程で
経験してる感情の変化と、重くならない爽やかな文体と
エピソードに意味があるので。

この本がリアルなのはこのオネエが結局まだ迷ってる
ってとこであり、いい感じのロマンスが始まりそうなのに
逃亡してしまったりするあたり。おおーい、なぜ逃げるんだ!
アンナに相手を欲しがっていたじゃないかと
読みながら突っ込んでしまった。

アタシが仕事柄分析するに、たぶんもうこの人は
不幸なんじゃなくてこの人の宿命の職業がライターなのであって
だから他の仕事をどうしても続けられないんじゃないかって思うのよ
そうだ、そのまま、書き給え!そこに道があるんだよ!!
とか言いたくもなる訳さ。

で、本の中でも彼女は高級クラブのママとかホステスさんに
甘えた動機だとか言われちゃったりする、でも面白いのは
そうやって怒った人が何故か自分の本音を彼女に伝えてしまうとこ。

臆病で、仕方ないけど、憎めない、そんなキャラクターの
彼女の文章を追いながらアタシはハタと気付いたわけ。

彼女は1970-80年生まれで漂流してる人たちのリアルを
実に豊かに浮かび上がらせてくれているということに。

一言で言うと彼女は、ピュアで優しすぎるのよ。
この本ではチャプターごとに彼女の収支がのってるのだが
職が決まらず貯金残高が50万切ってるのに友人の引っ越し祝いや
結婚式のお金を出すってたぶんあり得んし、

この98万円の放浪のあと実家に帰って真っ先に
鬱病になった親友にシャンパンもって会いにいって励ましてるし、
怒られるって分かっていながら父親にライターになりたいって
正面からいってしまうし
ホステス時代に他の店にうつる疑惑が店に広がって
ぎくしゃくしてる中、迷ってるとか正直に伝えてしまう。

そういうまっすぐさって、生きるのに必死だと
仕方ないって捨ててしまうもんじゃん?
何かを計りにかけてピュアを切り捨てる。
それが楽しいわけなくてどっか痛い、でも彼女は
それをもったまんまその重さでこける。

なんか、その彼女の捨てられない感じがリアル。

彼女は文章を書きたいと思ってきた自分を知らなかった訳じゃない
でも、親の安定して幸せな仕事に就いてほしいという気持ちに
逆らえなかった、そして今でもどっか喜んでほしいと思っている
だから自分の得意分野生きていく事に罪悪感があるんだと思う。

アタシ、今の30代ってさ、ジェーン・スーさんの本のときも
思ったんだけど、ウーマンリブとか男女平等とか
そういう時代の空気と並走してきた世代だと思うんだよね

だから自分のやりたいことをやり、
男にも負けないと思ったりもした、
下手すっと、何でもやりたい事に挑戦しなさいって
背中押された人もいたかもしれない。

でもパートナーの探し方も変わるからね、
なんて親の世代は言わんわけよ
結婚して子どもつくっていつかは家庭をもてと
自分たちの価値観を語るわけで
よっぽどの理由で親に反抗心でもなければそれを
反古にして泣かす選択も出来ず
こうして時代が変わったのに、結婚観だけは
親の意向に添おうとするから歪むんだよね。

さらに価値観の変容の中で家とか夫婦を保つ事が
絶対では無くなってるから離婚した家庭もあるだろうし
逆に離婚出来なくて泣いていた親なんかみちゃうと
結婚に強制力がない分、及び腰になるし
それを覆してくれる幸せ結婚相手探しマニュアルもないもん。

ファッションで考えてみてちょうだいよ、
60年代と70年代と80年代のファッションアイテムを混ぜこぜにして
2010年代の若者にも通じる普遍的なスタイルをつくるって
やっぱ大変過ぎるっしょ?

今の不器用なアラサーとアラフォー世代はたぶん精神的に
これをやっちゃってるってことを気付けてないのだと思う。

でも欲張りとは違うと思う、欲張りは欲しいものがわかってる
悪く言うなら優柔不断、良く言うならやっぱ優し過ぎちゃうのだ。

そのうえ受験戦争世代だったしね、
頑張れば人生に成果がでるなんて思ってしまったとこもあるだろう
自分にあった相性の人や場所を見つける力と
偏差値を上積みする力は別だって教えてくれる塾の先生もいなかったさ
ハハ・・・

でもね、お客さんと一緒にこの時代を生きてみて思うんだけど
晩婚になるのはそういう色々があってしょーがないとおもってる。
でも、そういう焦りの中で自分にとって理想のパートナーを
みつけた人たちはナンダカンダうまくやってるし頑張ってるし
シアワセって何か存在で伝える素敵な人生を歩んでると思う。

だからこの本を読んで一人じゃないなど元気をつけて
毎日を自問自答しながら続けてみてはいかがでしょうか。
おすすめです◎

 

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