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2021年6月17日 (木)

私らしく生きるって何?

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月曜日、むっちゃんの通う保育所でカブトムシのオスをいただきました
で、その話は今日のyoutube雑談配信にとりあえず乗っけたので
興味あったらご覧ください

今日は別件

むっちゃんが空手のお約束を暗記できないというので一緒に読んでいたんですが
私、どうしても一個を思い出せなくて翌朝見たらこう書いてありました

「何事もあきらめないこと」

今の私には全部頑張るって辛いよな。。。と思ったら記憶から消し去ったみたい
あはは

先週のカウンセリングで先生に思わぬことを言われました

「私の仕事は、患者さんに質問を投げかけて、隠された思いを引き出して
行くことなんだけど、1週間で自分で答えを出して、それを分析し明解に言語化して
さらにさらに次の段階に進んでしまい、私はそれを書き留めて理解するのに精一杯
もう少し、時間を削って思考を緩めるのはどうかしら」

「や、先生、私はこれがデフォルトで、むしろ政治やらニュースやらに
関心を持ったらもっと頭がパンパンになってしまうのでこれでも極力情報を減らして
今やっとこうなんです。こうしてお話しすることでアウトプットする場ができて
やっと少しマシになったというか。。。」

先生は目を見開いて
「確かに。。。ここにニュースの情報まで入ったら。。。」と言って少し沈黙しました
やっと私のやばさが伝わった、という安心感とそして不安がよぎりました

私が脳の過剰活動を抑える術はないですかと聞いたら初めてのケースなので
わからないと言われ、とりあえず思考が整理されたら何か変わるかもしれないから
このまま定期的にお話しをしようということになりました

今まで、なぜ何人かのカウンセラーや精神科医と立場が逆転していったのか
やっと理由がわかった気がしました
人は一方的に言葉世界を浴びていくうちに
自分が意識しないうちにその言葉の世界に引きずり込まれてしまうことがある
私はそれをやってしまっているのかもしれない

そこは冷静なカウンセラーと出会うことで解消できているのだけれど
私の仕事は私にとって実はものすごい枷だ
見た目には私はずっとおしゃべりをしているのだけど
私がお客さん相手にしているお喋りは実は伝言や通訳であり
同時に描写であり、それに徹するあまり私は10年単位で自分の思いや言葉を
グッと閉ざしてその見えるものを邪魔しないようにしてきた
最初はブログを書いていたけれど、出産後のドタバタは私をキーボードから遠ざけた
でもって私はその前後からすごく不調を訴え始めるようになった

まるで、痛いという言葉は、自分だけを見て話すものだから
これしか叫ぶ場所がない、と無意識が言わんばかりに
そんなことを先週から思考し続けたわけです

脳の過活動を抑える薬とかあるのかな、怖いけど、そんな思いを抱え
栄養治療の報告を精神科医の先生にしがてらこの話をしました

ドクターは「あなたはその過活動を何に対して使っているの?」
と微笑みながら尋ねて来ました
「仕事とか育児とか、人生とは人間とはという問いでしょうか」
と私がクソ真面目に答えると彼は
「失礼な質問かもしれないけれど」と前置きした後で今度はこう質問しました

「もしあなたが末期癌で余命三ヶ月だったらどうする?」

私の頭の中では、高円寺あたりのライブハウスの入り口でタバコを吸いながら
談笑する自分がよぎりました。「あ、煙、うまいな。」とか思って
そうしたら即答しました

「ライブハウスでライブしますよ、でもって健康に気をつけようと長生きするために
やってきた全部をやめますね」

ドクターはさらに微笑を崩さず
「随分即答したけど、今の仕事はもうやらないの」と聞いて来ました

「やらないですよ、だって、表現するために生まれて来たんです私は
少なくともそう思って生きて来たんですから」

「素直でよろしい」と彼は言い、そして
「だったら一つでもそれをやってそのことに過活動な脳を使ってはいかがですか?」
といい、精神安定剤の類は何も処方せずに私を返しました

「あー、言ってしまった」帰り道そう思いました
奇しくもこういう日に限って、今でもライブ活動ガンガンやってる友達の
クラファンのTシャツを着ていたりするもんです

私がもし独り身なら、それも決意次第だろうけど
と私は思いました

本音をゲロったことで込み上げる涙と
どうするのかという冷静な戸惑い

私の持ち得る霊能力を、人のために使おうとする程
自分の幸せから遠ざかっているという状況をどうする

いや、でも私は、事務所を持ちながらイベントをやっていた時代が
あった、短絡的な答えを出すな、原因はもっと別なところかもしれない
でも、脳のスペック、ギリ使い切っても答えにいかない
ヤケを起こしたら飛び出すしかないと言いかねないぞ
ここは冷静にだな、誰かの話を思いだせ、えーと、その。。。。

産んでから違うと思って出て行った母ちゃんの話をごまんと聞き
そもそも好きなことを続けたいから子供を産む気がないという女性たちに囲まれ
才能があっていいですね、で片付けられたり
何かやりたいけれど、で止まっているママたちの中にいて

誰が両立していたのかうまく思い出せない。。。。

私は自分らしく生きることと、子育てを両立させてきた来た人たちの話から
あまりにも遠い距離に感じながらどこかの井戸の蛙の如く
孤立だ孤独だと思い詰めて暮らしているんだな
と自分の置かれている状況を思いました

とりあえず、「私」の話をしたい
FBのVIPグループで出てきた雑談配信はどうですかというアドバイスを読み
水槽掃除しながらゴチャゴチャ喋るのはどうだろうと閃いたのを思い出しました

そんなわけで久々にブログを書き始めました
文章世界はいいですね、雑談も楽しいんだけどね

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