鉄欠乏貧血、またの名を産後ウツ五年との戦い
秋以降の私の歩みですが…相変わらず生理周期に伴う不調があり、原因を探していたところ、上記2冊の本に行き当たりました
うつ抜け食事術/精神科医 奥平智之先生
うつ消しご飯/精神科医 藤川徳美先生
フェリチンという鉄の貯蔵量が低下すると、ウツ同等の不調が現れるとのこと…!
最初に行った漢方薬局で言われた「数字で現れない貧血がある」ってきっとこれだ!
しかし両方の先生とも、通うには病院が遠く、思案した末「血液検査 ウツ」などのワードで検索した結果、徒歩圏内に一つ栄養型ウツ(「うつぬけ食事術」から言葉引用)の血液検査をしてくれる心療内科を見つけ予約しました
しかし、12月は病院に行くも先生が混み過ぎて鑑定の時間に間に合わず泣く泣く断念。荒ぶる気持ちを鎮め、まずは「うつ消しごはん」を参考にプロテインの摂取を開始しました。
でも、ビタミンBとかの添加がない純粋なプロテインって中々売ってなくて、年末はBAAMでアミノ酸からはじめ、年明けからやっと見つけたマツモトキヨシのホエイプロテインを飲み始めました
するとどうでしょう…!家族に「もう私は限界よ!これ以上無理させないでよ!」的な歯止めの効かない怒鳴り方が激減しました。息子もニコニコ
そして、絶対の確信を得て件の心療内科に。先生は区の6月の検診と8月に頭痛で救急搬送された時の血液検査をみるなり「重度の貧血だね、しかも現在進行形の可能性がある」と言いました
6月の区の検診の時にヘモグロビンの値が既に10.8で、基準値の最低ラインの11.0を割ってました(でも栄養指導の必要なしと書かれていた)
その瞬間「完全勝訴」の文字が頭をよぎりました、思った通りだ!生理のたびに毛がバンバン抜けるし、簡単な筋トレしてるけど、一年で6キロ体重が落ちるとかあまりにおかしいと思ったんだ!!…で、採血し、今週結果出ました
バンッ…!血清鉄が11しかないよ(基準値は最低48以上)フェリチンは4以下だよ(それ以下の可能性あるけど計測出来ない)
先生は電話するか迷う程の貧血で、本当は8月に治療開始すべきだったのに、採血した先生は何も言わなかったの?と言いました。言われなかった、というかかかりつけ医の内科の先生、最低2人に見せたんですけどね。脱水ばかり指摘されてた。
「もう気力で動いているんだろうけど、ウチにくる同年代の患者さんの中でも、金か銀メダル級だよ。」と、貴乃花に優勝トロフィー渡した時の小泉純一郎みたいなノリで話し
クエン酸第一鉄と、亜鉛、あと出来れば飲んで欲しいというビタミンBとビタミンCのサプリを飲みはじめました
ビタミンBとCは長期服用だとデメリットが出るエビデンスがあり、避けてたんだけど、今は緊急事態。それに漢方薬局と比べたら安い
あと、左胸痛や違和感が出始めていたので循環器科で念のため心電図を撮りました。特に追加治療はなくて良し
念願の治療を開始したけれど、実は不安がいくつか。鉄は身体に炎症あると吸収されない。先生は血液検査を見る限り重大な炎症はない、というけど、最初の食後の服用で胃痛が激しくて大丈夫かなぁと。
あと、循環器科でしれっと言われた「貧血で心不全起こすことあるよ」という言葉が、胸が痛むたびにぐるぐる。まるで手を入れて木から果実をもぎ取るように捻るような痛みがあるので。
たまたま去年の春にブログを整理していて見つけた「美輪さんに42歳で死ぬ、寿命は変えられないと夢で厳しく言われた」という記事の一節を思い出して、これが原因か?だから、うまく仕事セーブ出来ないでいるのかな、とかぐるぐる考えて自暴自棄になったり。やっぱり自分メンタル弱い。特に17時過ぎてから、1人で息子見ながら追い詰められるのがしんどい。
この記事書いた理由の一つは、「原因不明の心不全で死んだ人になるのは嫌だ」で、もう一つは、産後ウツとか、子どもに怒鳴るのやめられないで落ち込んでるママさんに「鉄不足解消すれば劇的に治る(やめられる)かもしれないですよ」です。
吐き出さないと自暴自棄になりそうなんで、しばらく暗い記事が続きそうですが、孤軍奮闘でジャグラスジャグラーみたいに頑張っていこうと思います。
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