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2020年12月 5日 (土)

午前4時のお買い物

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12/4、朝刊、鬼滅の刃の感謝広告が大手新聞5社に出た。主要人物3名ずつ、総勢15人の登場である。


私はこの日の午前中に息子の好きな煉獄さん目当てに日経新聞を買って満足していたけれど、夜に見開きで伊黒君と甘露寺ちゃんという愛し合う2人が向かい合う配置の広告が中盤にある事に度肝を抜かれた。


しかし、時間は夜、夕刊の頃以降である。


故に諦めて寝ることにしたが気持ちがおさまらない。ネットで全て見たではないかと思うが、「まだコンビニなら購入に間に合うのではないか!?」と思ったら午前3時に目が覚めてしまい、ダメ元で店に尋ねる事にして4時に家を出た


一番近いコンビニで、返品の紙を挟んで紐で縛られた新聞紙の束を見つけたが、「もう処理済みである」と言われ、販売を断られた。


しかし、足が向いたので数メートル先の別なコンビニに足を延ばすと、同じように束にされていたが、難なく解いて売ってくれた


そこで売り切れていた二紙を、3軒目のコンビニで尋ねたら「もう次の新聞来るから手続き面倒なんですよ」と言いつつも、「そこを何とか!!」とお願いしたら売ってくれた


なんと、私の夜中の苦悶は20分でカタが着いた。気持ちと身体が動いたら、迷わずやるべきだとしみじみ思い、売ってくれた2軒の店員さん2人に感謝した


そしてじっくり5紙をめくると、社によって、3人がバラバラに間隔をあけて出るところもあり、関連性が台詞だったり、関係性だったりしていて面白い。


このリズム感や構成の妙や、新聞を読む時独特の見開きで視界に飛び込んでくる感じは、実際に買って読んだものしか分からない興奮があった


そして、勉強になった

まだ美術講師だったなら、迷わず次の授業に持っていったろうに、共有できる学生を持たない事を寂しく思った。


でも、感性が動く非常に良い買い物をした

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