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2019年7月27日 (土)

稽留流産へ

木蓮の涙↓

https://youtu.be/eNnULkiA8AU

妊娠8週目のエコー

胸が波打つキューピーがいるはずの場所は空洞のままでした

「あ。」

と思いました

先生は来週まで判断を待つと言ったけれども全く成長していない胎嚢は疑いなき稽留流産でした

こんなことってあるんだな〜やっぱり40歳妊娠て厳しいんだな〜

と思って病院を出たものの、ちょっと気分を変えた方がいいと日頃我慢していた外食をしました

スマホをいじりながらサラダを食べて稽留流産について調べてました

すると「〇〇ちゃんは今何週目でさ」という声が聞こえてきました

隣の席にベビーカーがあるのは気づいてましたが生後3カ月のあどけない表情の女の子が「友人」に抱かれてこちらを見ていました

診察室を出てから変わってしまった風景からジリジリと感じてきた感情が突然涙として流れ出しました

なんでかたまたま焼きカレーだったから

「チクショー辛ぇなぁ」

「マジ辛ぇなぁ」

とタオルで顔をぬぐいつつ呟き続けました

「充電まだおわんねーかなぁ」と付け足しました、出川哲朗のつもりでした

チクショー可愛いなぁ…

[初期の流産は染色体異常によるもので母体のせいではない]

という言葉が、もし流産した時の救いになると思っていたけれど、実際のところは何の役にもたたない事を知りました

気持ちのやり場が欲しい

あの時走ったからダメだったとか、不安過ぎて産めないと何度も叫んだから胎児が絶望したとか、わかりやすい反省をして、次に生かそうとか思いたかった

自分の授かった子を「産めないほど奇形(極端な例えね)だったからしょーがないかー」なんて簡単には思えないんですね

彼か彼女は天使のような姿で、自分の側に問題があったという方が楽だった

だけど周りは楽にしようと染色体の話を繰り返すのですよ

愛おしさで乗り越えたい気持ちに対して「あなたの赤ちゃんが異常でしたよ」という現実を見よと突きつけられるだけという辛さを知らず

こんな気持ちは当事者にならないと分からなかったなぁ

そしてこの溝が埋まることはないだろう

真夜中にお腹に激痛が走り救急病院に行きました

「身体が流産にむけて排出に動いてますね」

とお医者さんに言われました

君はそうか、そう遠くないうちにいなくなるのか

そして私は出産のようにして、赤ちゃんになりたかったがなれなかったものと近い未来、出血の中から対面しなければなりません

それを受け入れるために今はただ泣けるだけ泣きます

外は大風でした

皆さん天候にお気をつけくださいね




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