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2019年7月29日 (月)

稽留流産に③

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夫から夫婦で共有していた妊娠アプリを削除して良いか聞かれました。今頃本当だったらと思うのが辛いと言われて「だよなぁ」と思いました。私はまだ入れてます、何日一緒にいたのか数えるのが面倒でないから。でもね

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うっかりこういうのあがってるの観るのはシンドイ!!!!(ちなみにこの日は決定的な宣告日です)

子どもの出し方には手術と自然流産の二通りがあります。手術は麻酔の中で全部終わりますが次の妊娠までには最低3カ月開けなければなりません。自然流産ならば、中に何もなくなったのを確認すれば1ヶ月後から再チャレンジ可能です。

自然流産は、陣痛並みの痛みに耐えながら出血、そして、「子ども」を自分で取り出して病院に連れて行く、でも、間違えてトイレに流してしまい、染色体異常を確認出来ない可能性もあるというデメリットがあります

で、多分私は大方の予想通り?後者を選択しました。だもんでいつ出血するかわからんという不安を抱えつつ、最後の時間を過ごしてます「チビ子マーク2、これがかふぇいんだ、最後に覚えておけよ」とか言いながら、我慢してたカフェにいくとか酷い散財です、心の緊急事態だもん。で、今日の写真はカフェで撮りましたよ。

ブログ読むと自然流産組は貧血で倒れたり救急車呼んで病院で怒られた人もいてなかなかの惨状です。でもその中に「自分で最後まで見届けたかった」という人がいて、アタシも同じ気持ちだわぁと思いました。それが大きかった。

やっぱり私はケジメが欲しい。でも、拾った子を見てもう妊娠は二度と無理とか思う可能性だってあるよなーと思います。どう考えても時代に合わない非合理的な選択です。リアルな私の知り合いの経験者は今のところ全員手術です。

一応私も逃げ道は作りました。今週ひよったら、息子の出産を支えてくれたK先生に手術をお願いしようと。それに関して周りが何を言ってきても後悔するな!とルールを決めました。

私の決意を支えてくれているのはダチのテトラの言葉です。尺取り虫を殺した痛みに耐えかねて泣きながら線香を焚いていたら、彼がこう言ったのです「そうやって命の価値を思う人間にしか、アンタの仕事は勤まんないんじゃない?」そうだ、これが私だ、非合理でネガティヴでもこれが私なんだ!!

しかし、腹はうっすら膨らんだまま、熱は高いまま、後悔はしないけど、腹にいるのに前には進めない、宙ぶらりんな気持ちです。

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