見えない
もうダメだと言われると
叫びたくなるほど
悲しくなるのは何故なんだろう?
エレカシのさらば青春を聴きながら
願わくばタバコを一本くわえたい
と思う
吸うならば
前に住んでたマンションの屋上がいい
柔らかな芯に到達するまで
その煙の行く先を眺めて
自分と頭に状況を整理する隙を与えたい
最近一つ答えにたどり着いた
「ムッちゃんはきっとミトラさんの良い聞き役になりますよ」
と言われるたびにモヤモヤしていたその理由
親の最大の理解者を担った子どもは自立に罪悪感を覚える
それが子ども自身の思い込みに過ぎないとしても
もしくは、その責任から逃れたくて家を出る
私がそうだった
同じ轍は踏ませたくないな
息子を育てたいのに
何故か7歳の私ばかりが見えて
彼が見えない
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