DINO-A-LIVE
所沢に親子3人でDINO-A-LIVEを見に行きました。
息子は何度も恐竜に手を振りました。
これはさしずめ21世紀のサーカスなのか?
と私は思いました
動物的な匂いはない、糞尿もしない
使役される動物の悲哀を感じる事はない
しかし機械制御と分かっているのに
ステゴザウルスのつぶらな瞳に
胸が熱くなりました
今後私は息子をサーカスよりも
こちらに通わせてしまうかもしれない
サーカスで芸をする人達に拍手しつつも
どこかで感じてしまう悲哀を経験させずに
終わるかもしれない
しかし、息子は私の子ども時代以上に
今日に憧れや好意を抱いたり
テクノロジーを使って未来の子どもに
夢を与えたいと思うかもしれない
ライオンは芸をする生き物ではなく
気高い野生の動物という認識だけに
なるかもしれない
これ、別に悪くないよなあと思うのです。
サーカスの悲哀を見せたいとしたら
それは自分が経験したものを息子と
シェアしたいという気持ちだけかも
ただ、共感するものがなくなる寂しさを
避けたくて「見るべきだ」と若い世代に
言ってしまうのは老いの弱さだと思うのです
まあ、徹頭徹尾楽しいサーカスも
もちろんありますが
何故かこんなことを考えたショーでした。
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