うんこかん字ドリル
先々週くらいのワイドナショーで紹介されてから
ずっと気になっていた「うんこかん字ドリル」を買ってしまいました
夫にこの内容を説明するには実物があった方がいいと思ったのです
しかし夫は「僕には無駄遣い減らせと言いながら何ですか」と言ったきり
星のドラゴンクエストに没頭し相手をしてくれなかったので
私は一人でページをめくって笑い続けました
ねているお母さんの耳もとで「うんこ」とささやく
とか
西日を見ながらうんこをしているおじいさん
とかがイラスト付きで真摯に例文として載っていることの
衝撃といったらありません
時代はついにここまで来たか
シュールというかね、でも笑点で言えば
昇太の嫁とか
喜久ちゃんのラーメンに相当する
定期的なキメオチみたいなのが
○○さんのうんこを見に行く会
(○○さんには校長先生とか総理大臣とかが入る)
というのがちょっといただけない
文章の面白みがイマイチで単なるネタ切れにしか見えない
ところがマイナスです
でもねー私思うんですよ
役に立つけど役に立たないことがこのドリルのすごいとこだって
ジャック&ベティの
「私はジャックです、こんにちわ」
「私はベティです、こんにちわ」
みたいな例文ってつまらないけど長い人生で
何度も使うフレーズであるわけです
今は「うんこを一つ持って出かけようだってーマジウケルー」
みたいな感じで何度も言葉にしているであろう小学生ですが
大人になって「うんこを一つ持って行きます」
なんて言葉を実用的に使うのは医療関係者くらいしか
いないと思うんですよ
でも親も一緒になってこの例文に実用性が全くないであろう
このドリルに熱狂しているのはおそらく
世の中があまりにも合理的で役にたつとか
役に立つことを求める情報で溢れていることに
それだけ疲れているということかもしれません
と、いうわけで無駄万歳!
私も今夜は眠れなかったらアングリーバードポップでもやります
おやすみなさい
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