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2017年5月27日 (土)

しあわせになりたいと面倒くさいの間

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最近、しまじろう教に入信した息子の洗脳が大きく揺らぐ事件が起こりました
それは新教祖、カートくんの登場です。
動画をみたその日から画面に釘付けだった息子、
一週間もしないうちに「ちょっ、ちょっ」とオープニングテーマの出だしと
思われる節を歌いながら動画をリクエストする始末です
もう口を半開きにしながらリピート再生しております

このカートくんというのはミキハウスが考案した
限りなく設定がアンパンマンに似た擬人化した車達の島の物語で
毎回ディブという車が主人公のカートくんたちにイタヅラをし
シラフでは対抗できないカートくんがガソリンスタンドのケビンくん
にスペシャルパワーミルクをドーピングしてもらって勝利する
という水戸黄門並みのワンパターンの物語です

まあこれをみていると
アンパンマンにおけるバイキンマンは若干宇宙人設定なので
そういういじわる文化の民族と思ってみられるのですが
ディブは同じ車族のために
「彼のこのコミュニケーション能力の欠如は何か生い立ちに
深刻な問題があるのではないか?」
と考えてしまったり
毎回物語の最後にチュウをして締めるジェーンちゃんに対して
チュウをすれば男社会で生き延びられるという設定は
これからを生きる女の子には有害ではないのか?とか
逐一めんどくさく突っ込んでしまうのでありますが実はそれ以上に
気になってしかないのがケビンくんです

このケビンくん、繰り返し登場シーンを見ていると
ジャムおじさん的なポジションのはずなのに
ヤクの売人にしか見えなくなるのですよ

なんでこうなるかなーと思っていたのですが
それは一重に奴の言葉の調子が軽薄極まりないからであろうと
思うのです
「だいじょぶか〜カートくん!」という彼のギャル男並みの反応は
呼び出されるまで昼寝したり海に浮かんでいたりという
エンジョイ場面との相乗効果でもう売人度合いがマキシマム
だんだんカートくんがASKAに見えてくる始末です
(もう過去の話ですけど)

これがその呼び出される直前まで真摯にパンを焼いている
ジャムおじさんとのギャップがすごいです
よかったら一度youtubeにあるのでみてください

さて話題変更
今週は前回の記事に書きましたようにご予約のとても多い週でした
大変ありがたかったんですけど私気がついたら
木曜日には神経が昂りすぎて眠れず
食欲も落ち片付けもできず
そんな調子なので息子を制御できず怒鳴りつけることしかできない
という状況に陥っておりました

どうやら私かなりの脳疲労に陥ってしまったようなのです
ていうか、私が脳を使いすぎるというのは既に10年前から
力の使いすぎという形で指摘をされていたのですが
まあ、無視していました

というのもお告げをいただくという能力の関係上
私は神様からお告げをいただくことで生活をしているのだから
私を休ませるか否か、生きさせるか否かは
私の体を使う主上が決定する事項であり
私がそれを自己判断でやめたり
体を守ろうとするのは身勝手で許されないエゴに過ぎない
と固く信じていたからなんですね

なので泣き言を言ったり書いたりしても
お導きがあってやってきた依頼は断らない
というスタンスを取ってきました

しかしここにきて、もし改善できるならなんとかしてみようか
という気持ちになりつつあるのです
一つは息子という未来を生きる人と暮らし始めたこと
あと、私が荒れることで夫や家族に与えるダメージが
具体的に見えるようになったこと
そして彼を産んで以来、寺社へのお参りが遠のき
既に無礼なのに今更形だけ忠誠もないだろう

と思ったことなどがあります

しかし…ネットで脳疲労と入れて調べると何やら
脅かされるような語句が並んでいてかえって
ダメージが広がっていくような気もして恐ろしい
ちょっと途方にくれましてもういいや、メンドくさい
との間をいったりきたりしています

私の選べる道は
1.とりあえず受けるだけ仕事は受け、ダメージ前提で
そのあとの予定を組んだり軽減策を調べる
2.収入は減るがダメージを受ける手前で仕事を減らす
3.わかっているがもう面倒なので放置
4.とりあえず形にするだけ騒いでみる

あたりで今取っている作戦はとりあえず4です
書くことで何か見えないか?と思っているところ
とりあえず経過をみます

 

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2017年5月25日 (木)

ゲッキツの香と苦い日々

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今日はブログにて「ましかく」写真を使ってみます
なんだか最近縦の写真が必要以上に大きく感じてしまうので
うん、悪くないかもしれない

写真は今日開花したゲッキツ(シルクジャスミン)の花です
香りが良く私大好きなのです

鑑定を電話鑑定のみに切り替えてもうすぐ一ヶ月
最初は年末の確定申告の資料作成がスッキリしたり
予約を成立させるまでのやりとりが簡単になり
育児をしている身としてはすごく楽になったと感じておりました

しかし、変更第1週を過ぎたあたりから
急激に予約が途絶えまして
さすがに私も将来の生活の不安などに胸が押しつぶされるようになり
夜中に飛び起きることが増え
夫になんの脈絡もなく「仕事を変えてくれよ!!」と
当たってしまったりしました

いたしかたないことではありますが
思い返せば随分お客さんも減りました
昔店に所属していた頃、同僚の先生がお客が増えると
「眷属が呼んでくれた」「ご祈祷が効いた」などと話すことがあり
それに事務所のスタッフの機嫌が悪くなったのを
思い出しました

というのも、スタッフさんはただ鑑定師の予約を取り次いでいた
訳ではなくて、新人の先生に指名が入るようにお客さんに
おすすめしたり宣伝をしてくれていた訳です
でもそれを祈祷が効いたからと言われては腹も立ちます

でも私たちはそういうことがどうしても見えなくなってしまう
なんでかな、簡単に言えば奢りなのでしょう

ビジネスをうまく回すアドバイスで
お客さんに手紙を書いたり定期的に宣伝をする
という方法が基本的なこととして提案されるのですが

私妊娠中にウツになってから自分に負担がかかることは
全部やめてしまったので当然と言えば当然です
ていうか特殊に見えてこの仕事もやっぱり
商売の基本は変わらないのですね

なんか勉強になったなあ

まあでもだからと言って今動くかといえば
やっぱりもう少し自分を見直したり育児の割合を
これ以上減らしたくないなと思うので
もう少し現状維持をすることにしました

しかし、若干現状維持をしなかった人がうちにいました
それは夫です

どうしていいか判断に迷ったので彼は小網神社に行ったのですが
そうしたら「動くな」というおみくじが出て
私にもその日の夜に「人には人のタイミングがある
お前も不安だからといってその道をずらすような真似をするな」
というお叱りのお告げを受けました

で、なんでか夫がお参りにいった日の夜から
ありがたいことにドッと今週予約が入りました
うーむ、小網様、やっぱりすごいな。。。。
このタイミングは偶然では済まないと思う

でも私はそれ以前に未だに私を覚えていてくださるお客様に
感謝をしないといけません
ありがたいことです、本当に

霊能というか占いの仕事は
当てることが全てではなく
お客さんの欲しい言葉を知る努力をすることも
とても大切に思います
多分それが心を拾う、ということだと思うのですが

足りてるか?いや、全然だな

また仕切り直していこうと思います
今日みたいにゲッキツが咲く夜もあるので

 

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2017年5月15日 (月)

にゃーん

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最近スッちゃんがくっついてくれて嬉しいです
しかし黒すぎて顔がわからん…

ここにきて子どもの写真と動画の整理方法に
試行錯誤しています
いや、付き合い方といいますか
皆どうしてるんでしょう?
ベストな付き合いしてるぜ!って方のお話を
聞いてみたいです。

しかし猫の写真が少ない、撮らないと

昨日、ワンピースでビックマムと言う人が話の最後に
なんだか高尚なシュークリームの名前を叫んで
街を破壊してたのですが
それをみたテトラが
「ああ、あのひとのきもちわかるわー
むしろ おれ あのひとくらいなかんじだわあ」
と呟いてました

その30分前に私が、彼の欲しいケーキじゃなくて
私の食べたかったケーキを食べてしまっており
重かった空気が更に淀みました

たまにはテトラのことを書かないと…

ここにきて、こどもちゃれんじとメルカリで
紹介とか招待使ってくれる人が現われて嬉しいです
やはり駄目元でも言わないとですね

スッちゃん甘えてくれてありがとう
しかし脚重いw


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2017年母の日

Img_2977 ブログの読者の皆様、料理本情報をありがとうございました。
早速使えそうな情報をいくつか頂いたのでこちらで一旦締め切らせて
いただきます、ありがとうございました!!

2017年母の日、皆様いかがお過ごしでしたか?
私は前半息子の変顔を眺めて過ごしました。

今日は息子を実家に預ける日で、母に息子を託す際に
プレゼントを渡したら
「まあ、うれしいね」
と言ってくれました

花を買おうとして結局ワインに落ち着いたのですが
楽しそうにこれをどう呑もうかと考えている母をみて
これでよかったなと思いました

先日涙を流してから
私冷静になれたみたいです
日にちが経っても落ち着いているということは
一時の事ではなかったようで

こんな風に今でも色々助けてくれる母に
私はちゃんと愛されているではないか
と実感する事が増え
また息子に驚くほど怒らなくなりました

そうしたら息子が前よりイタヅラをしかけてきたりして
心を開いてくれるようになりました
「あ、母親のメンタルが安定してるだけでこんなに変わるんだ」
と実感して思いました

母親の心が容量いっぱいだと
やっぱり子供に優しく出来くなってしまいますね
トラウマを気付かずに抱えていた時
私は常に他者に認められるか気にしていたように思います

あなたがちゃんとしなければ、
私が社会に愛してもらえないじゃない!!

怒ってしまう度、実は私がそう心で叫んでいる事に
気付いていたからすごく嫌でした
でもどうしたらいいのかさっぱり分からなかった
ブログやFBを閉じれば周りは気にならなくなるのではと思い
見なくしましたがあまり意味がなく何でだろうと思っていたら
原因は人の形と記憶という姿で心に常に貼付いていました

でもそれは終わったので
今からでも出来る事をしたいです
そういえば私のちょっとした夢は5歳くらいになった息子と
RANCIDやTHE BLUE HEARTSの曲を
ギター弾きながら熱唱する事でした

TAB譜、読めるようになりたいなあ・・・

でもすごく悲しいこともありました
母の日の前の最後の学校の日、
私は仕事がなかったので息子を迎えにいけたのですが
結局その後の色々を考えて夫に任せてしまったんですね

したらその日、工作でマミーあてのプレゼントを
作っていたらしく私は手渡しで受け取り損ねました・・・
もう自分が母の日になにするか考えるだけで手一杯
自分が何かされるなんて事すっかり頭から抜けてたんです

帰って来た夫に息子のカバンを手渡され
「そこに母の日のなんか入ってるよ」と言われた時のこの悔しさ
結局一歳のムッちゃんからの手渡しを受けそこなった悲しさで
その日は眠れませんでした

皆さんも子供預けた時の最初の年の
母の日がある週のお迎えはなんとしても
自分で行った方がいいです
想像以上に立ち直れないんで

最後、くだらない話で締めてすいませんでした。
うちの庭のベラルゴニウムが咲いたんでその写真でもどうぞ

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2017年5月11日 (木)

涙の効能

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今回の表紙が何故漫画なのか、最後にそれは書くとして雑記

ここにきてちょっと食材の効能が知りたくなりました
息子がちょっと風邪引いてたら「じゃあ風邪に効く食材は〜」とか
パラパラッとめくって調べられるような良書なんですが
こういうのって書店員さんに聞けばいいんでしょうか

ていうかネットで逐一引けばいいような気もしてきました・・・
そういう本をお持ちの方、特に何かお礼は出来ないのですが
伺えたら嬉しいです

先日の記事を書いた後、私息子のお迎えに行きました
息子をちょっと湿疹関連で病院に連れて行きたかったので
めずらしく私がお迎えに。

記事の事を反芻しながら歩いていて私は過去を回想していました

アーティストだったとき、名前が売れてもお金が稼げなかったんです
怒られながら派遣社員とかやってまして
その上、あるときとある展示主催のアーティストさんに母が
『アーティストは身内が支えなきゃいけない』というようなことを
言われて母が決意に満ちた顔をして
「アナタの事は私が支える」なんて言いだす始末で。

でも私はなんとか自活出来る作家になりたくて
焦って画廊に未払いの作品代を請求して嫌われたり
もがいてもうまくいかなくてすごく自分が恥ずかしかったんです

ところがある時を境に霊能者になってしまい
それまで関わってくれていた人たちが離れてすごく寂しかったですけど
私はそこで喜んでお金を払われる喜びを知りました
両親の誕生日に奮発したランチをプレゼントする事もできました
身よりのない猫を引き取る事も出来たし
音楽活動も出来たし
自分の理想を追求してイベントも出来た

プライベートがなくなりかけて苦しい思いをする事もあるけど
私は求める幸せを作る事が出来た

でも、この力が産んだ息子を不幸にするなんて
なんて悔しい事なんだ・・・

そう思ったら悲しくて悔しくて
歩きながらずっと涙を拭っていました
四十路の近い女が恥ずかしい限りで

あの日、助産院に行く前に近くの神社にお詣りしたら
そこの神様から「言った先で厳しいことを言われるだろうが
きちんと聞くように」という御告げをうけたり
その彼女のヒーリングがなんだかんだ3時間くらい効果があったので
そういうことからも私はその言葉を真に受けてしまったんです

そしてそこからずっともがいていた気がします
「私はこの生き方をする限り、息子を幸せに出来ない」
「でもこの道を選んでいる自分は本当に勝手だ」
「不幸にするであろう欠点があるのを私は沢山思い当たるんだ」
「でも出来る事なら避けたい、どうしたらいい?」

彼を賢くしたらいいのか?
自分の性格がまともになればいいのか?
部屋を広くしたらいいの?

やってみよう、おいつめられた、
また怒ってしまった
駄目じゃないか、やっぱり駄目だ、私は人格に欠陥があるからだ
息子怯えてる?泣いてる?
駄目だ、どうしても何をやっても道をかえられない・・・

そういう苦しさが日々重たくのしかかる日々でした

ウワーンではなかったけど
でもやっと泣いたなあ・・・

なんて思って学校についた時
何故か息子は廊下の奥からかけ出して
靴を履き替える土間を飛び越して
私の胸に飛び込んできました

(出来過ぎた展開だな・・・)

でも、私はそのとき
「息子は私の事を好きみたいだ」
と思いました

そこから2日、私何故か怒鳴らなくなりました
まあ予約もないせいもあるんですが
なんとなく息子といるのがたのしくなりました

ずっと泣けなくて苦しかった
泣いたら敗北を認めるような気もしてたのかも
でも、泣いたら自分の本音が分かって
彼女の陰が消えて、
子育ての理想とかとりあえずどうでもよくなりました

泣かないと終わらない事ってある気がする
そして一番弱っているときに
「あなたがその仕事をしていたら子供は不幸になる」
みたいに言われたら他にも弱る母ちゃんはいるかもしれない
と思うようになりました

泣くってすごいですね、本当に。
とりあえずしばらく、息子とやってみたかったことをしようと思います

で、冒頭の本なんですが
内田春菊先生の「わた繁」シリーズ
やんだ妊婦だった私が、子育てはこんな風に楽に構えてもいいんだ
と思える前半四冊で
分娩はこんな感じで行われるという知識も得られて重宝しました
ので同じようにガチガチになってるママとプレママにおすすめします。


 

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2017年5月 9日 (火)

亀裂、神回より

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先週の「進撃の巨人」の放映はすごかったなあ、と思うのです。
今の20代の言葉を借りれば「神回」でしょうか。
漫画でも重要な告白がシーンの背後から始まっていくって
どんだけ斬新な表現手法なんだと思ったんですが
そこの再現も含め、最後の変身シーンとBGMの入り方まで
ちょっと感動でボーッとなってしまう感じで
「日本のアニメはここまできたか・・・」と私は思いました。

で、ここからまたダウナーになります、長いです、すいません。
どうも私はブログでしか思いを吐き出せないようで。

昨日はまた画像の育児ムックを読んでました。
2011年発刊のものなので6年前ですがためになったような
基本落ち込むような。

で、ここにあったある脳科学者の意見にすこぶる腹がたちました
授乳に関する記事で「授乳の時間は赤ん坊の目をみて
コミュニケーションをとり脳の発達をうながせる貴重な時間
最近の親はテレビやスマホをやってるようだが論外
親がまず脳を鍛えたほうがいい笑
たかだか10分-15分じゃないですか」
という部分です

この人、実際の育児を知ってる人とは思えない

実際は初期の授乳は三時間おき、赤ん坊が起きている間は
泣くのをあやしたり、着替えさせたり洗濯したり世話に忙殺され
赤ん坊が寝てる間はこちらが寝落ちしている(むしろしろと言われている)
ため、友人に連絡するとかメール返すとかちょっと冷静になるとしたら
授乳の時間しかないと思うんです

私も手伝いにきてくれる親に今日の状況を知らせるメールをうつのが
授乳の時間になってました
あと、今日うちの息子に授乳して実感したんですが
授乳中の息子の目線って上じゃなくて下なんですよ
ゆえに遊び呑みしてる息子は私の腹を叩いたり、臍をいじって遊んでいます
私が上からおでこをつついても無理して上目遣いして私と目を合わせたり
はしないです、上をみてくるのは口を離した時です

それにオッパイ呑んでる赤ちゃんてのはそのまま寝たり
白目むいてるのでコミュニケーションもないんです。

あと、同じ人が追い詰められた母子について
「追い詰められたら外に出ろっていうんですわ」と書いてましたが
追い詰められてるから、外に行く気力がなくて引きこもるんだよ!!!
と私は思いました。

他の先生でも「最近は子育てが重荷みたいにいわれていて残念
私は子供が小さい時は定時に帰って夜泣きも自分が抱いたまま
座って眠ったりしてしまったけど苦じゃ無かった」なんて記述があって
なんか自分の子煩悩自慢をされているみたいだぞ!と思いました
いや、自慢じゃないとしても、個人の経験談で
「なんでアナタはそうならないの?」といっているようで苛立つんです。

私気付きましたよ、子育てのエキスパート達がいう
こどもの情緒を安定させ
賢い子をそだてるために提唱している方法っていうのは
最近の結婚会社の超素敵なコピーを一部変えて話すと
「育児しなくても幸せにいきられるこの時代に敢えて育児を選んだ」
親達の気持ちに寄り添ってないし、ライフスタイルにもあってない
と思うんです

私の事で話すと、私が妊娠したとき、私が親しくつきあっていた
音楽関係者達にほぼ子持ちがいなかったんですね、なので育児がキャパを
越えはじめた息子の生後七ヶ月頃、そのしんどさを言葉にしたら
「ほら!だからアタシは子供ほしくないんだよね!!」と言われ
絶望したことがあります。幸せになれると思ったのに敗者になった気がして
最終的に私は交友関係を変えざるをえなくなりました

これまで自分の事を精一杯やってきて、
それが子供中心に切り替わっていくのに時間がかかる事だってあるし
当然だよ、と言ってくれる本や言葉にあったことがありません
逆にそんな人がいたらどれだけ救われるでしょうか

あと、育児ムックでいうところの「駄目駄目といわれて育って消極的になった」
世代が親になっているという視点が結構重要だと思うんですが
そこを救済してくれる本がないっす

私は小さい頃の記憶って正直褒められた事は思い出せなくて
食事の時にモノを落として超しかりとばされたとか背筋がまがっている
という理由で「定規ぶち込むぞ」と言われた事とかは簡単に思い出すんです
褒められたのは祖母に「あなたは何処に出しても問題のない子ね、と
また近所で言われたわ」と言うくらいです。

褒められたことを思い出せないせいもあるんですが、
自分が育児するとそう言う事を思い出すし、慣れ親しんでいるやり方のせいか
自分も気付くとつい怒ってしまうし、逆に実感が無くて褒めるやり方が
これでいいのかすこぶる不安になります。
寧ろ、何で自分はこうなれなかったんだろと泣きそうになる事も。

一方で親のやるせなさを理解したので自分は親との信頼関係は
良好になってきたのですが。

そして自分が負った心の傷を引き継がない育児を求め
育児書を開いてきたのですが、結局育児書って
心や自分に負い目が無い人しか良好に出来ないんじゃないか
って思うようなアドバイスしか書いてないんですよね
これも苦しい理由だと思います。

で、あとは私個人に関わる原因ですが
私、残念ですが助産院で
「あなたの仕事は2歳過ぎるまでやっちゃ駄目だ
子供を不幸にするよ」
と言われてウツを発症したトラウマを乗り越えられていないんです

(ね、私この話を何回書くんだろ)

私の母としての自己評価はどうも
「子供を不幸にするとわかっているのに敢えてその仕事をしている
愚かな母」というとこから始まっていて
そこから息子に疲れから「それ触っちゃ駄目!」という度に
その助産師の顔と言葉がよぎり
「ほら、言った通りじゃない!!」と言われた気分になるんです
毎日5回も6回も。
だから少しでも出来る限りそうならない方法を知りたくて
参考書を手に取ってでもやっぱり混乱してきてしまいそうなると
同じく彼女に言われた
「あなたみたいに人の言葉に影響をうける人間はそもそも
霊能者はむかない、やめるんだ」
という言葉がフラッシュバック、そしてその連続でついに
息苦しさがあらわれるってのが今です

そのあと「私はこれで食べて生活しているのに」という私の訴えに
「稼げなくて援助を受けてもそれはそれで意味があるのよ」
っていった彼女の言葉があまりに勝手だと思うから
私は仕事を続ける、という繰り返しなのですが

やっぱり、ベテランの助産師、人生経験が上の大人に
未経験の自分が言われたという立場の弱さ
息子の本心が分からない現状というのが
このトラウマにじりじり負ける原因を作っているけどどうにもならない

最近の私は母親にむかない人間だった、と嘆いたすぐ後に
やっぱり子供かわいいなと思ったり
戦士と兵士の狭間で意思が滅茶苦茶になった
ライナー・ブラウンのようです

自分のヒーリングだけして育児終了ってのは嫌なんですよ
かといって、自分の苦しさは棚に上げて子供に幸せな世界を
作り上げつづけるのも限界なんですよ
でも答えが見えないままに過ぎ去る日々とトラウマが
毎日自分をタコ殴りしてくる

としたらベルトルト・フーパーみたいに
「ライナー!やるんだな!今なんだな!!」
と全部の判断を丸投げ出来る何かに頼りたい
そんなひとはどこにいるんだろう

しかし、あんな判断能力が欠如してるのに
なんでベルトルトは戦士になれたんですかね?
アニメのみの方、ネタバレしてすいません



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2017年5月 7日 (日)

眠れぬ訳

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こどもの日。
夫がムッチャンに鯉のぼり寿司をつくりました
息子はそれをよろこんでさっそく目玉を全部食べてしまいましたとさ

土曜日は息子が実家なので日が暮れるまでベランダで
植物を植え替えます
その時間が一週間で最大の至福、
余裕があったら夕食を一品つくることもあります

その頃息子は両親が6日かけて練ったプランでひたすら運動して
はしゃいでいます
懐かしい私の遊んだ公園の名前がいくつも出てきます

うまくいってるじゃない、と思う、傍目には。
しかし私は息苦しい
夕暮れの中ベランダで椅子を出して考えました

息子と過ごす週6日、私は不安と自責にかられてばかりいる
ということに気付きました

眠れない疲れがピークに達する夕方
息子のイタヅラが疲労のだめ押しに感じて
「やめて」と「駄目!」を繰り返し
その度に育児書の先生達の言葉が突き刺さります

「駄目といってはいけません」
「やめてもいけません」
そういうことで子供は将来消極的な子供に育ちます
私は溜め息をついて悔しさで顔が歪みます

風呂いれて消耗し切ってねかせ際
私の方が疲れ切ってしまい
スマホの画面をスワイプする息子に「そっちじゃなくて」という
新しい別な提案ができない

「ああ、また息子を駄目にした」
「今日も彼の視力を守れなかった」
そうやって積もる罪悪感が自律神経を緊張させて眠れない

「そういえば、こどもに怒った事ないですね」
というママの声を聞く度に
やっぱり自分は親になるのにむいている人間ではなかった!!
と絶叫しむさぼるように植物に逃げます
あの鉢がウチにきたらどんなに素敵だろうって夢想して

昨日は毎日甘いもの食べる自分が不安になって
「糖尿病にならないようにするにはどうしたらいいの」
なんて悩んでみたり
動き回る息子を制御して予約の時間に歯医者に行けるかしら
なんて考えていたら午前三時がまわっていき

こうして私は、ムッチャンが一番かわいい時期に
落ち込んだり責めた記憶しか残らないんだな・・・と思います

この蓄積で多分息苦しさは終わらないんだと

何も知らなきゃよかったんですかね。
少しでも生きやすいように、
幼少期にトラウマを残さないように
なんて考えずに
自分のエゴで育てて将来恨まれたときに
受け入れるって思えば良かったのかな

どっかに相談しなきゃな・・・と思う昨今です
さて、書いたからにはなんとかしないとな

メモでもとってみるかな

 

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2017年5月 3日 (水)

著者近影

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皆様、ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?
私は育児と電話番であります。
最近やっと電話鑑定生活に慣れてまいりました…

ムッちゃん産んでからほぼスッピンのアタクシ
まぁ、ケアが至らないせいか
チリメンジワがあーとか
乾燥があーとか
ネチネチ落ち込んでいるのですが
最近たまたまDMに混ざっていた化粧品の記事で
とある母ちゃんが
「スッピンでいられると息子に気兼ねなく
頬ずり出来て嬉しい」
とレビューのせてまして

「ああそうかーそうよねー」

なんて思ってちょっと誇りを取り戻しました。
頬ずりしたろ、いくらでも。

電話鑑定オンリーに慣れてしまうと
対面鑑定再開した時にお客さんに
「うわ…センセ老けたな…」
と思われるのが辛い‼︎なんて思いだしてる昨今
どう歳を重ねるかが課題です

とりあえず、たまには写真載せないと
本当に弱気に負けそうなので載せてみます
母ちゃん38歳、最近のお気に入りウェアは
ラモーンズです

最近はフェイクレザーのジャケット着ても
安物買いじゃなくて
ポリシーの一環みたいになってる空気が
ありがたいです

ではまた!

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