蕎麦屋の至福
今日は息子を預ける際に母が
「よかったら息抜きに使って」と月末までの生牡蠣無料券をくれたので
夜にいそいそと駅前まで出たんですが満員で入れませんでした
そりゃそうですよ、週末土曜日の冬のオイスターなんちゃらが
空いてる訳がないのです(夫勤務で学習済み)
仕方なくデパートの食堂街をうろついていると
蕎麦屋さんがあいてました
案内されて席に座るとお隣にアタクシと歳が同じくらいの女性が
スマホをいじりながらせいろ蕎麦を食べていて
「これだよこれ・・・!!」
と思い、気持ち孤独のグルメみたいになってテンションあがりました
蕎麦屋ってオシャレな店からあぶれた時に行くとなんか
とてもおさまりがいいんですよね
あぶれたからファーストフード、という選択をしたときみたいな
わびしさがなく、
ハーブでいうならセントジョーンズワートみたいな頃合い
あがり切らず落ち切らずフラット、みたいな
なんだろう、
「やっぱ日本人はこれっしょ」って通を気取った逃げが
出来るからでしょうか
味も食べ終わった後の腹のこなれ具合も満足感も
大体想像出来る安心感からでしょうか
先にすわっていた女性が去った後
同じく店にあぶれたらしい若いカップルが来たんですが
男の子の方が
「なーんで蕎麦屋ってパッとしないんだろうなー」
と言っていたんですが思わずそれに
「それは君が若いからさ」
と毒づいてしまったアタシがいました
その後、バレンタインフェアでつい素敵な缶に一目惚れ
ああ、しかし調子に乗って蕎麦屋で散財したなあ
このお金があったらラムズイヤーとアップルミントと
パープルセージを送料込みで買えたじゃねーか・・・
と呟く帰り道でした
すっかり今日の土用予報に自分がはまってるわ・・・
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