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2015年12月 1日 (火)

お食い初め

お食い初め
今日は生後100日、お食い初め
この世界に生まれて100日
親になって100日
お食い初め
机の上には豪華な食事
お食い初め
「初めて作るコース料理なんだ」と夫。
お客様はとても小さな男の子。

お食い初め
そしてお食い初め強盗(汗)

不安になるたび、
「アタシたちはこれからもっと幸せになるんだよ」
と呟いて根拠無くてもそうなると信じてみる
今日もシャッターを押すたびにそう思った

アナタが悲しまないように元気な親でいたいとか
少しでも長く同じ景色をみたいとか思う
アナタは何かをしてくれるわけでもない
でも、この人はこれからたくさんのものをみて
それらはキラキラしてみえるんだ
と思うだけでぐっとくる

今、アタシと夫の間に趣味以外で共有する感情がある
この小さい人にむける感情の先にお互いの希望がある
夕方に気持ちが裂かれそうで後ろに闇を感じても
小さな彼の手を握れば、こんなに小さくても生きている事の
感動が力をくれる

弱いアタシは夫を頼る
夫は息子を希望にする
息子はアタシに愛を求める
その連動にああ、家族なのだという感情が芽生える

しんどいときに救ってくれるのは
自分が今までどれだけの挫折と苦しさから這い上がったか
という思いだけだと思っていた
でも、感じた幸せがやってくる辛い事を
「まあ、こんぐらいしゃーないな」とおもいながら
やり過ごさせてくれると教えてくれたのは息子、アナタだ

いつかアタシが仕事や、やりたい事にもどって
小さなアナタが寂しくなって
自分は愛されていなかったって寂しくなって信じられなくなった時
この記事をみつけてほしい
こんな記事は01の数列の果てに埋もれてしまうかもしれない
でも、それでも見つけて欲しい
そして知って欲しい

私がどれだけアナタから学び
この日々を愛おしみ胸に焼き付けて
あなたが幸せであるようにと祈り続けていたのかを

アナタは生きているだけで充分に大切で素晴らしい
だからあなたはかわらなくていい
もしあなたが寂しさからこの記事を見つけたなら
変わらなきゃ、いや、思い出さなきゃいけないことがあるのは
母さんだ。

お食い初め
最後に一枚、
今日100日の記念に着せた大切なお客様からの戴きもの。

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