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2015年7月23日 (木)

プラスに瓦解

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ブログがご無沙汰です、すいません。
実は先週から前駆陣痛という身体の出産リハがはじまってまして
一日に何度もトイレに行きたいが出るものが出ないギリギリ感のある腹痛や
腹がだるまになったんちゃう?と思うくらい強烈なお腹の激ハリがありまして
私の実稼働時間が激減しております。
しかもこれが起きると頭がボーッとして何も出来ないんです。

人によっては出産ギリギリまでこないらしいんですが
アタシが陣痛わかんなくて買い物中に頭が突然ズボッと出るかも
とか馬鹿な不安で眠れなくなったりウツになったりとか
火曜日の先生が「もう産んでる人も居る月齢だからね〜」とか
気楽に言うもんで「もう正産期とかいいよね〜小さくてもいいから産んじゃえ」
とか思って靴下とか脱いだりいい加減にしだしたので
そういう色々で加速してるのかもしれません。

今までの注意と努力がなし崩しの臨月直前妊婦です。

とはいえ、今日の本題にはいります。

写真はPasta e Vino Keiのこの夏イチオシの一品
江戸前穴子と九条葱のアラビアータです。
制作に少しお時間をいただくので、大混雑してないランチか
ディナーにゆっくりが望ましいですが、びっくりするほど深みのある
上品な辛さで美味しいです。白身魚ってこんなにも辛さを緩和するんですね。

一方で、店のスタッフはこれをこえるアラビアータを研究中。
皆の大好きなドラゴンボールをもじって超(スーパー)アラビアータ
を毎日研究しているようです。

あれも混ぜよう!これもいっちゃえ!と本格的な男子ノリで
日夜研究しているようなのですが、帰宅した夫が唐辛子の作用で
ほぼトイレと部屋を往復するため
これでは立ち会い出産の時に夫体調不良で立ち会えなくなりそう。
遂に今日アタシは「なんのために近所で働く事にしたのよ!!!」
と激おこしてしまいました。

妊娠して以来、辛さを分かってくれない夫に何度「離婚」の二文字を
つきつけたことか・・・

さて、そんな夫とお店ですがこの前閉店間際に食べにいったのもあって
スタッフ男子たちは店主を囲んでアタシの隣で仲良く賄いを
食べはじめました。その風景を眺めた後でアタシは店を出たのですが
その時ふと、自分が助産院でいわれた言葉を思い出したのでした。

このブログを読んでる人は言わずもがな、
Keiさんと我々夫婦はお店に居座って遅くまで飲ませていただいた
こともある間柄、そこでもしケイさんがあの院長に似たようなことを
いわれたら?と思ったのでした。
(ケイさんでなくてもよかったんですがね、田なかさんでも海さんでも)

アタシはあの日、こんな事をいわれました

「アナタは人の言葉をまっすぐに受け取るし、金のために仕事が
できない、ハッキリいって向いてないから別な仕事をすべきよ
お金が入らない?それでも意味があるわよ、子育てを舐めるんじゃない」

「アナタは額のチャクラを閉じて能力を鈍らせたほうがいいわ
今度夫をつれておいで、彼に閉じ方を教えるから。
チャクラを閉じれば感じる力は減るわ、でも今より楽に生きられるはずよ」

で、これをその後風呂に入った時に
迷える店主がその道の先輩に同じ意味のことをいわれたら?
と置き換えて考えたのです。

「君はお客さんに対してまっすぐすぎるし、金度外視でサービス
しすぎるんだ。君は経営に向いてないよ。そんな君に味覚を鈍らせる
食べ物をいくつか教えるから、料理人としてランクを落としたほうがいい
そのほうがより経営に集中出来るしバランスがよくなるよ
君のアシスタントを今度つれておいで」

い、

い、

い、

いい加減にしろやおんどりゃー!!!

アタシ、この一件に対して初めてすごく腹をたてました。
お客とどう接して何に幸せを感じようが店主の勝手だろ!!!
その家庭のことまでどうこうなんてほっとけよ!!

事務所を片付けるその時も
「自分は自分に向いていないことに全力を注ぎ過ぎて
無駄な時間を過ごしたかもしれない」
と落ち込んでため息をついていたのに

こうして第三者的に置き換えて考えたら
自分が言われた事が如何に理不尽で横暴な発言だったのかを
突然理解したのです。

経営のやりかたを変えろならまだしも
個人の能力をおとせってアドバイスはおかしすぎるわ

そしてあの時希死願望を起こして適応障害を起こさなかったら
今頃自分はどうなっていただろう?と思いました。
マドマギの劇場版の最後のマドカみたいに
平穏だけどなんか違え・・・って首をかしげただろうかと。

きっと、自分が大事にしていた部分を折れと言われたから
アタシは絶望したのかもしれない
とも思いました。

霊能商売の世界は理解されにくいけど、
だからといって常識が通じないわけではない
そして、その常識で考えることを放棄すると
関わる人をとんでもない方向にもっていってそれを
正論にしてしまうという恐ろしいゆがみがある

アタシは今回の自分の一件でその恐ろしさを
身にしみて感じました。

と、同時に、あれほど思い出しては落ち込んだ
院長のことや言葉をそれ以来思い出さなくなりました。

誰しもが、自分の持った能力を自分と周りを幸せにするために
行使する権利がある。
たとえそれで不具合がおきたとしても、その能力を
落とす事でなんとかする以外の方法があるはずだ。

痛かったけど、大事な事を学びました。

さて、夫の店の超アラビアータですが
もう少しで答えが見えそうみたいです。
そしてアタシは少し早かったのですが月末31日の夫の誕生日用に
プレゼントを用意しました。
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無印へのオーダー品。
夫の描いたイラスト再現の温泉タオルと
アタシデザインの夫の似顔絵入り仕事着です。

なんだかんだいっても
夫に何かせずにはいられないアタシだったのでした。

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