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2015年6月23日 (火)

「ありがとうございます、行ってきます」

「ありがとうございます、行ってきます」
愚痴でしかないような呟きの中にぼそっと「妊娠した」と書いてから
気がついたら今日で妊娠9ヶ月目に突入しました。

気持ち的には「な、なんとか9ヶ月維持したぞ・・・」という心境です。
それでもあと一ヶ月お腹に滞在していただかなければなりません。

そして昨日は今までお世話になったN先生のとこでの最後の検診でした。
胎盤の位置は下がっておらず、子宮口の確認もしなくてもいいとの事
だったのでしませんでした。
通院はタクシー、殆ど家から出る事も無く、遅々として作業が進まず
胃を壊しても我慢する・・・という日々を過ごした結果が良好で良かった。

最近は朝起きているのが辛く酷く心配だったのですが
それは脳貧血であろうとのことでした。
子供に血液の大半がいくため、どうしても妊婦はフラフラしてしまうとか。
対処法はないのでゆっくり動くかこまめに休むのがいいそうです。

アタシも皿を洗ったり、顔に化粧品をつけたりという作業は全て
イスを引きずってこなしています。

そして14回めの最後のエコーチケットを使い息子をみました。
「良く動いてますね〜」と先生。
いつものようにチンコの確認もしつつ(大きくなってた)
大動脈や完成した背骨や心臓の動きをみました。
そして最後に顔をみました。
覗き込んだ老境のベテラン助産師さんが「かわいい〜」といった
その画面には

笑っている息子がいました。


トップの写真がそうです。
二人の未来の祖母に画像を送ったのですが
よくわかんないとの事だったので絵にすると
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こうです。

夫は口もとがアヒルさんで小さいときから「笑ってんじゃねえ!」
と無駄に怒られたりしていたらしいので、そういう口疑惑もありますが
夫に似ているのは間違い無いようです。

ずっと、このエコーに励まされてきました。
エコーはあまりあてないほうがいい、といわれている代物ですけど
出血した時
悪阻がしんどくて正直もう取り出したいと思った時
不眠がつらくて、無理が重なって「もう消え去りたい」と思った時
黒い画面の向こうで鼓動を動かして大きくなっていく息子は
アタシの希望でした。

そして、その度に「お母さんがどうあれ、赤ちゃんは元気です」と
言ってくれた先生も。

「さ、元気な赤ちゃん産んでくださいねえ〜」
最後に先生は笑顔でいいました
アタシはいいました
「手紙をかきます」

「結果的に先生に精神科を紹介して頂いて良かったと思います・・・
ありがとうございました」

ずっと、お金を払っているのに尚、メールや手紙をくれるお客さんが
アタシはずっと不思議でした。
でも、そういう気持ちってきっとこういう事なんだなと思いました。

「何かにぶつかった時に無理しちゃうのがヴィヴィアンさんだよね」
といわれてきたアタシに
「無理する事になるかもしれないことは普通さけるべ」
と言った先生
「不眠?アタシだって眠れてないわよ、大した事無いわよ」
といわれていたアタシに
「眠れないのは良くないね、なんとか解消しましょう」
と言ってくれた先生、そして
「死にたいって思った時点で重大よ、無理はもうやめましょう」
そうやって、タオルを投げ入れた先生

強くいわれたらムキになるか、ショックを受けすぎるかで
あくまで相手の言葉にどう反応するかだけで動きがちなアタシに
彼女の「伝える事は伝えるが押し付けない態度」は
アタシにいくつもの自分の素直な言葉を見つけさせてくれました。

「本当はもう無理はしたくないんです・・・」

このたった一言を言えるように道を付けてくれた人。

N先生、ありがとうございました。
でもって行ってきます、息子を産みに。





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