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2015年5月11日 (月)

切迫一回目


分娩病院での二回めの検診。
今日は一回目の苦い経験した部長ではなく、奥田民生みたいな若い
お兄ちゃんでした。アタシはその顔立ちと迷彩のズボンが気になり
夫は彼が飲んでいたのが0カロリーのダイエットコークなのを気にしてました。

検診は五分とかからず淡々と終わり、エコー写真は一枚。
太ももの骨であります・・・って写してる手が映ってる。
そういえばフューチャーフォン、生産終了ってマジですか?

良い事はまず3つあってまず息子は750グラムになったこと
ちょうど500mlのペットボトル飲料一本半くらい。
二つ目が糖質検査が正常だったこと。
以前インシュリンが異常な早さで出るんで糖尿になるかも
と近所のかかりつけ医で言われたのがひっかかってたんでひと安心。
最後は行き馴れた産婦人科でギリギリまで検診を続行出来る事に
なったこと。
たいして質問出来ず帰されるよりは少しでも話が出来る今のN先生
のところでギリギリまでお世話になれるのは安心です。

しかし、今日は助産師さんとの面談でマジかよ・・・ってことが。
先日精神科のあとにおこした腹痛は実は切迫症状の腹痛で
本来なら病院に電話して緊急対応しないといけないものだった
といわれました。

たまたま安静にしたから良かったものの、まだ生まれさせるには
早過ぎますといわれました。
ついでにお菓子と間食もまだ駄目って言われました。

帰宅して早速昨日きてちょこちょこと一個ずついろんなお菓子を
持ってきた母にその事を告げると
「昨日は母の日のお祝いしたかったからでもうしない・・・」
と寂しげだったので、これから毎日体重計って多少自分で把握して
今日は大丈夫だよって言ってあげる日をつくるか〜なんて思いました。

あーでも本当、今の一時期と思いつつもアレですね
今安心して受け取れるものって赤ちゃんグッツのお下がりと
無香料のバスソルトくらいですよね

ただそれ以上に遂に自分が切迫(流産)の可能性をおこした
ってことがショックで、とりあえずその前後の日付におきたことを
確認しました。
とりあえずドクターとの面談の準備で寝付けず、当日を迎え
その言葉のショックでぐるぐるして・・・
という流れだったので、どうやらストレスからきた睡眠不足で
身体が疲弊して症状をおこしたんだろう
という読みでおさめました。

ここんとこまた、誰に何をいえばいいか分からなくなって
塞いでいたのですがたまたま連絡がきた救世主がいたので
その人に少し状況を話させてもらっています。

そもそもドクターが一線を引けとアタシに言ったのは
アタシが最近、「プライベートで友人に自分の事を話すと、
お金も払わずに割にあわない事をさせているという罪悪感があって
全く自分から悩みを打ち明ける事が出来なくなった、
だから客商売の店の人を相手にしたいと望んだがうまくいかなかった」
という話をしたからなんですよね。

一線を引くべき職場でグレーゾーンを作るから全てが曖昧になる
だから話を聞くスペシャリストとしてカウンセラーという職業が
成り立つのだから、あなたはまず線を引いて混乱をおさめなさい
そして取り戻したプライベートでゼロから人間関係を構築しなさい
というのがドクターが指示を出した主たる趣旨です。
精神科医はこういうところがいいですよね

スピリチュアルカウンセラーは、どっからその心の言葉を読み取ったんだ!?
というところが魅力なのでしょうが、精神科医は、おそらくこの言葉と
この言葉とこの言葉からこう判断を下した上のアドバイスなんだろう
と思うから対話と修正の余地があって冷静であれば依存も防げます。
とはいえ、信頼関係の構築が上手かったメガネ先生の力量が
かなりものをいってるのだと思います。
でも実際問題霊能者も読み取ったものを状況とセンスで組み上げるので
分析は可能だと思うんですよね
アタシも可能な限り自分はこういう人間なのでみえたものがこうだから
こういうジャッジを下すけどとメンドクサイ解説をお客さんに
してはいるんですけど・・・・

でも本当に問題はここなのでしょうか?
何故ならアタシは店に所属していたときだって相当に不安定な時期が
あったからです。
そして昨日もちょろっと書きましたが、お客様から赤ちゃん服の
お下がりをいただいたり、御守りを戴いたり相当に支えられている
からです。

一番の問題はこうやって
内面暴露型のブログを書いていることかもしれません。
そして、プライベートなんだから正体あかすな、助けようとするな
と言い聞かせてもつい何かわかると口に出してしまうとこ
かもしれません。
人は自分をわかってくれた人を友人だと思いがちだし
共感する言葉や何かを発する人を近い存在だと思ってしまいます。

でも、実際のその相手にはその人に近づくのにそれ相当の
時間や理解が必要なわけです。
だからアタシがぶっ壊れた時に皆が逃げ出すのは、
アタシとその辺のバランスが釣り合っていないのに
近い距離にいるのをアタシが許していたからなんだろうと
思うのです。
「この人突然不安定になったけど、どうしたらいいかなんて
実際わかんねーや、でもきっと遠くからみてたらいつか
伝わるんじゃね?だって友達だから」
や、こんな友情、ろくでなしBLUESにもドラゴンボールにも
ONE PIECEにもないですよ、なんで気づかなかったのよ、アタシ。

二つ前の記事で全部から逃げよう、と書いたのは
この辺をリセット出来るからなんですが、リセットしないとなると
おそらく分かり合うための膨大な会話が必要になる予感がします。

私の抱えている現在の不具合は、追い込まれると
自主的に助けを呼ぶ事が出来なくなることなので
「最近どうした?」とフックをかけてもらう事であり
そういう相手を5人くらい見つける事なんですが

どうやらそれは、個人個人がネットや日々の生活で
自分を全うするのに忙しい現代では不可能に近く
だから未然に防ぐとか別な何かでどうにかしなきゃいけないんだよなあ
と思ったりします。

松崎ミトラってこういう人と線が引けない馬鹿だ
と分かった上で付き合ってくれる人いないかなと
探して求めているうちはやっぱ甘えというか他力本願みたいです。

やーでも皆その辺をなんとかして生きているのだから
本当に大人っすよね。
昨日の続きですが、不完全な人がその不完全をむき出しのまま
子供を大人にするのだから、ある程度は何かあるんです。

全力をつくしても完璧にはできない者たちが愛情を頼りに
いきているのがこの世界なのだから
だから自分のことは自分でと思えるのだと思うのです。

でももう「切迫」は心臓に悪いのでちょっと身体をやすめて
緩む事にします。

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