調子こくのも時には大切?
最近読破した「平常心のコツ」って本に
「皆口に出さないだけでありがとうを言ってくれていると思え」
という項目があり、
わ、なんかおこがましいなと思いつつ読んでしまいました。
そんなこと考えたら勘違いして横柄になりそうで怖いじゃないですか。
さてそんな中、今日は半年ぶりにKeiさんの店にいきました。
昨日の切迫の余波でほぼ半日塞ぎ込んでいたアタシへの夫の提案でした。
最後に行ったのは妊娠発覚の前日です。
Keiさんは軽く挨拶したきり、接客は4月からこの店で修行している
初々しい青年が担当し、目も合わさずに調理場から離れませんでした。
アタシは食べながら
「まあ、アタシ散々荒れたブログ書いてるし、ご無沙汰し過ぎたし、
素っ気なくなって当然だろう、それがザッツ商売ってもんだ」
と思いました。
妊娠で食欲が急増したので手を出したアクアパッツアを食べたんですけど
なんかやたら思い出が出てきました。
閉店後まで店に居座ってたら残業した夫が立ち寄って
Keiさんがまたお湯を温め直してアクアパッツアを作ってくれた事
ピザの試食に夫婦でよばれて写真撮りつつあーだこーだ言った事
花見をして酔っぱらったこと
お店がその後男たちのテキーラ大会になった事
些細な事で喧嘩をしたこと
などなど
そして注文のメニューを食べ終わった頃にようやっとKeiさんが出てきて
お会計か?・・・おもいきや
!!!!!?
目の前にテトラ大喜び系の大きなデザートプレートが!
「いつかいつか来てくれたらとこの日を待っていたんです」
Keiさんが言いました。
「タイムラインを読んでいて、大変そうだなって思って、でも
イイネ!じゃないし、なんてコメント言ったらいいかわかんなかったんです
でも、せめて気持ちは伝えたくて」
「困った人を無意識に探してアンテナでキャッチする生き方なんか
しないことだよ」
助産院でいわれた言葉を思い出しました。
でも、アタシはこうも思いました。
「アタシのこれまでは無駄ではなかったのかもしれない・・・」
もう同じ生き方は出来ないとしても。
そしておこがましい、と思った平常心のコツの言葉を思い出しました。
切迫で不安だ、眠れなくてつらい、
そういう心から耐えられなくてこぼれた言葉にイイネがつくたびに
人間は残酷だ、ボタン一つなら「そうだ、そのまま堕ちれば良い」
という態度を示す事が出来るんだ
と思ってきましたが
「いや、気にかけてくれている」と思えたほうが
頭がお花畑でも心が楽な分いいのかもしれないぜ
と人から戴いた最近のアドバイスを思いながら考えました。
帰宅後。
切迫症状が頻発したのとやっぱり何か違和感があるので
早々に何かあってもいいように覚悟して
入院荷物の準備をしました。
思ったよりもモノが必要でびっくりしました。
バッグのつもりがスーツケースでもいっぱいで。
やっぱしなんだかんだ最悪に備えて動いてしまうんだよな
と最終的に自分の性を思うアタシでした。
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