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2015年4月10日 (金)

ティムの版画

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先日、ギャラリーに出かけて購入したRANCIDのTimの版画が届きました。
待ちに待った瞬間!早速サインを確認。
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本当に直筆サインが入っている!24/100だって!
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早速ここという場所に飾りました。
飾ったら嬉しくて、こんなんだったらオリジナルも一点買えばよかったかな
と欲が出るのは人情です。

この版画を手にしてすぐ分かったことがあってアタシは
ずっとどんなバンドになりたいんだと言われたら
真っ先にRANCIDで、それは何故かって言われたら
それはメンバー同士が固い絆で結ばれているからなんですよね。

ティムが何度自暴自棄になっても離れることなく支えてきたメンバーが、
もう仲間って感じで存在していて
それは高校生の友情みたいな何かが純粋に極まったようにみえて
アタシは本当にずっとそういう苦しいことも乗り越えるっていう
絆が羨ましくて、飢えていたんですよね。

きっと音楽さえやれば出会える、そういう音が好きだと出していえば会える
そう信じてきたんだという気持ちを確認したんです。
で、壁に飾ってティムに語りかけました
「ティム、アタシもそういう絆に会えるかな?」
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「ああ、大丈夫さ!」
そういわれた気がしました。
嬉しい、これからは毎日、こういう会話ができる
背中を押してもらえる。

この前、エッセンシャル思考という本を読んで
次の精神科の面談用に
自分にとって大事なことを並べてみたら真っ先に「音楽」
って言葉がポンと出たんですよね。
でも驚いたことに内心自分が焦っていた他の楽器の習得とか
アルペジオがどうこうってのは、自分はみてくれをよくする
とか受け入れてもらうためにやろうとしたことであって
アタシ自身が望んだことではなかったんです

じゃ、どうしたらいいのかってやっぱり
自分のハートをシェイプすることだけなんだろうなって。

パンクってのはやっぱり
自分の力で人生を切り開けると信じる夢だと思うんです。
その音に、アティテュードに感化された人間なら
誰でもみることが出来るという開かれた夢。

たった二つか三つのコードしか弾けなくても
自分であり続けることができるっていう
シンプルな美しさ

アタシはそれが、1リスナーとして語るだけでは
どうしても足りないみたいなんですよね。
ミュージシャンとして人を引きつけられなくても
アタシはそれを身体で弾くことを続けていないと
自分の真ん中に添えることが出来ない

たった一枚の版画からこれだけ気づかされたものがありました。

そしてやっぱりそういう絆で繋がれたメンバーってのは
沢山色んな話をしてぶつからないと駄目だわ。
という当たり前のことにも気づきました。

でも、買ってみて思ったんですが
好きなパンクロッカーの版画を買えるって幸せですね
将来息子に「この骸骨なに?」
って聞かれた時に
「これはこの人が描いた絵で」って
PVをみせながら教えてあげられる

その胸の高鳴りったらきっとないと思うんですよ。

ニヤニヤ。

思い切って出かけて買って本当に良かったです。

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