折り返し133日地点
今日で本当に妊娠折り返し地点133日になりました。
あんまりにも昨日簡単に立ちくらみをした自分の虚弱さに落ち込み
今日は妊娠&出産経験のある義理のおねえさんにお伺いをたてて
いたのですが、やっぱり似たような経験があると知り
ちょっと自分を責めるのをやめることができました。
妊娠生活の前半は振り返ってみると悪阻との闘いでした。
まず悪阻を経て親への見方(特に母)が変わりました。
幼い頃の母の記憶は怒鳴ってばかりだったのですが、
今こうして悪阻に苦しみ、子供育てられるんかいなと思うようになり
当時の母は一杯一杯だったり不安だったのだろうと理解しました。
そしていつのまにか還暦も過ぎたのに一番酷いときは
アタシの手となり足となり週五の勢いで助けにきてくれた姿には
感謝しかありませんし、親孝行出来る前に死んでくれるなと
切に願っています。
精神科の受診をきっかけにとりあえず「これを読むまでは動かない」
という課題図書を3冊決めて読んだのですが、これらを読んで
客観的に自分をみた結果、アタシが悪阻で人間不信になりかけたのは
世界を誤解していたからだと思ったんですね。
アタシは蒼天の拳とかにあるような朋友だったら助ける、みたいな絆とか
人は義理人情だったり支え合いだと思っていたんですが
世の中の人はそうじゃなかったんですよ。世の中の大半は自分が困っている
時は好き放題甘えても調子が良いときは「自分の管理ぐらい自分でしなよね」
というマインドで生きているんです。
だから家でやりかけの作業があっても「助けて」ってメールがきたり
相談されたら中断しちゃったり、SNSみながら「おや、○○さんちょっと
メンタルヤバいんじゃない?これどっかでフックしないと」なんてやってた
自分はマイノリティだったんですよ。
だから助けてほしいといってみたりしても反応が冷ややかだったり
TLで救急車に乗るとこと書いてるにもかかわらずイベント告知が
しれっと送られてくるわけだ、と合点がいったのであります。
アタシが描いていたその朋友の世界ってのは理想にすぎないと
アタシは認知せねばなりません。
なんつーか今日は、その怒りを他者に向けたり自分に向けたり
で通過の不安定さを味わっています。
でも、こういう情の云々関係なく好きなだけ頼ってもらえるよう
お金を戴いていた占いのお客さん達がメールをくれたり物資を
送ってくれたのは何だったんだろ?とも考えたんですが
きっとアタシ達は似た者同士なのかもしれないです。
としたらやっぱり巡り会ったことには感謝なのですね。
でもこれからはどう互いの不足を補うか、ではなく
どうしたらサバイバルできるかを語り合う関係にシフトしないとな
と思っています。
幸い、最近のアタシはTLにお馬鹿なネタを投稿する余裕が出来
(FBの喩えばっかりですいません)
何か困ったらこの人にこう頼もうとか、夫や猫たちに対して気遣う
気持ちが自然に起きたりしています。
そしてこのマインドでいるときは生きているって楽しい、もっと生を
謳歌しようと自然に思えるのです。
今までのアタシにも年に3日くらいこういう日があったのですが、
それは自分が生命を維持するための最低限のご褒美っていうか
延命ドラッグみたいなもんだと思っていました。
でもたぶん、世の一流の人は特に、このマインドでいることを
維持して更に上を目指しているんだろうと気づきました。
これからの133日は今の虚弱な自分と精神のバランスを
念頭に入れつつ育児の準備をせねばなりません。
おそらく復帰しても一日3人程度、そして医者から
確実にあなたは産後ウツを超えられないと言われている以上
出産後はしばらくまた休業すると思うので
皆さんとはこれまでのお礼としばしお別れのつもりで
鑑定することになるだろうと思います。
とはいえ、未来はわかりませんがケジメの時期であることは
確かだと思います。
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