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2015年3月 3日 (火)

エディー先生

エディー先生
昨日の朝、夢をみました

横浜の新港ピアみたいな白塗りのフラットな会場で自分と夫は
ライブをしようとしていました。リハなのか本番なのかはわかりません。
そこはたくさんのアンプが壁がわりに詰まれてなんとなく区画がわかれており
あちこちで音がなっていました

隣の隣の区画くらいからレザーパンツに白のタンクトップの男達が
ひと演奏終えて汗を拭きながらこちらに歩いてきました。
その真ん中にいたのがエディー先生でした。

「あ、先生、ライブお疲れさまです!」
「久しぶり。これからやるの?」
「はい」
「うーん、エフェクターと繋ぐアンプがぐちゃぐちゃだよ
これでは特性を生かしたいい音が出ないよ」

先生はそういうとおもむろにアタシのエフェクターの位置に
しゃがみ、それらの配線を黙々となおしつづけました。

「えと・・・あの・・・せんせい」

「?」

心で訴えたのか、口にしたのかは忘れましたが
アタシは先生の背中にかたりかけました。

「実はアタシ、配線とか細かいとこはどうでもいいんです、
ガシャーンってやって大きな音がでればそれで」

先生は黙って振り返りアタシを見つめました。
何も口にしなかったのに声が聞こえました。

”嘘だよ、君は本当は心が疲れ切って感性を生かしきれていないだけなんだ
その胸は冷えている、疲れて考えられなくなっていることとロックンロールを
混同してはいけないよ”

そして再び配線をなおしはじめました。

アタシは自分の胸をおさえて「あっ」といいました。
そうだった、アタシはもう自分からワクワクするとかクリエーションする
気持ちが冷えているんだった・・・

自覚して驚いたときに目が覚めました。
嫌な感じだ、図星なようでと思いました。

そして夕方病院で、精神科にいきましょうと言われました。

胸をえぐっても進むというのをやめると不思議と傷が痛むもので
今日は人の言葉が良くないほうにヒリヒリと入りやすいから
心を休めています。

最初に産婦人科に行った日にテトラが
「みとらちゃん、頑張って、ここが正しい流れだから」
といったのが聞こえました。

この先に光があるといい。

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