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2015年2月28日 (土)

そしてWomanを口ずさむ

メタリカからジョンレノンまで
「メタリカ-真実の瞬間-」て映画をみた。
メタリカのアルバム制作に初老のガリ痩せのおっさんがまるで
霊みたくずっと映りこんでいる作品なんだが、
その人がメンターというかコーチみたいな人で
メンバーもプロデューサーも彼の言葉に賛同したり反発しながら
己を知っていくのだ。
一番印象的だったのはギターとメインボーカルのジェームスが
「俺は人を支配したくなる一面があるが
それは人が自分から離れていくのが怖いからなんだ」
とさっぱりした顔で言ってるシーンだった。
彼は気づいたと言うがそれをどう変えるとか止めるって事は一切言わない。
でもライブを迎えた彼は実に高らかにSEのecstasy of goldを歌っており
それが実に良かったのだ。

アタシは「しんどくて触れたいと思うがでも触れられない」
っていうのが人生の課題というか弱点みたいなもので、
周りに言われるままにではどう解消しようかなんて考えてきたけど
今回悪阻で倒れて益々アラフォーになってもこれなんだからもう
直す直さない話じゃないよなと思った。
これは弱点であり個性なんだと思う。
自分がつらくてもそう言えなくて自滅したり潰れていくから
そうなりそうな誰かに敏感に反応するし
自滅する前に店にきてハートに対処できるお客さんに尊敬の念をもててきた。

こんなアタシが潰れずに今の自分のままやっていくのに必要なのは実は
お節介かなとか気にしながらも声や形で気持ちを届けてくれる人たちだったのだ

その事に気づいた時アタシは唐突に
「生かされていたんだ!」
と気づいた。

アートにしろ音楽にしろ、
影響を受け合ってもそれを素直に形に出さない人間関係は
作ったものを賞賛されてもどこか寂しさが拭えなかった。

でも職業霊能者になって以降、
高いお金を払って会いに来ても尚ブログを読んで、
言葉をかけてくれる女性たちに囲まれ(厳密に言えば女性だけじゃないけど)
アタシは少なからず救われていたのだと思う。
ただアタシは悪阻で倒れるまではそれでも
「変われない自分」を責めさいなむ事でイッパイイッパイだった。

同業者は言う
「この仕事をするのは人を幸せにするため」
「定められた役目だから」

でもアタシはもし復帰できたらこう言うんだろう
「アタシに世話を焼いてくれる素敵なレディーに一人でも多く会うためだよ
(悪いが死活問題なんでな!)」
なんか結果的にダメンズみたいになってる気もするんだが…
金のために、もしくは使命のために霊感あげるっていうより
そんな世話を焼いてくれる彼女達ががっかりしないように
霊感でも行動でも出来る事はなんでもするんだよってほうが
アタシらしいのかもしれない。
欲を言えば、肝心な所だけは格好よくありたいけど。

ヒロシ先生の言葉を思い出す。
…お前はもう強くなるな…
先生、やっとしっくりくるんですよ、アナタの言葉が。

本当はこれ、助産院にいく直前に思っていた事だった。
行ってグチャグチャになってもやはりここに返ってきた。

だからアタシにとっては大事な事なんだと思う。
ジョン・レノンのwomanを聴きながら
「こんな感じ」と口ずさむ。

…今日はこれが書けて良かった。

ジョン・レノンのWoman の対訳つき↓
http://youtu.be/nx8YaWWtnK8

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