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2015年1月27日 (火)

揺れる母体と3㎝のチビコ

あの子は3㎝
昨日は悪阻の吐き気が常にこみ上げる中、検診へ。
エコーを撮った先生がおもむろにカーテンをあけ画面をみせてきました。
「おお、手足はえとる!」
という率直な感動。単なる点は3cmに成長し、右側の頭を機転に
ひねるように身体を動かしていました。
テトラが好んで呼ぶ「ちびこちゃん」に近い感じです。
母子手帳交付後初の検診は血液検査や血圧測定、尿検査を伴った
大々的なものになりました。

母親が弱音を吐きまくっている割には
「順調です、元気ですね」
と言われるのが実に対照的。
お前はついにアタシの元気まで食いはじめたか・・・と呟くアタシ。
体重は4キロほど落ちました。
少し胸は大きくなったので10年前にこの体型なら喜んでいたでしょう。

しかし悪阻はどうやら更に酷い食べ悪阻に移行しました。
胃が空っぽだと常にガスや拡張しようとする臓器の働きで
圧迫される感じが続き、頭の辺りがぐわんぐわんします。

食べると胃がある程度の形を保つ感じがして落ち着き
しかしそれが流されるとまた・・・の繰り返し。

しんどいのは朝と午後六時。
体内リズムが崩れて眠りが浅いアタシに構ってもらえないマサカドが
隣室からギャン鳴き。
それに心を痛めると更に胃がきしみ
寝不足のまま朝をむかえます。
餌をやらねばと思うのですが寝不足と悪阻で起き上がることが出来ません。
今日も立てず夫に前日の食べ残しの柑橘類を渡されたのですが
今度はその薄皮と筋で胃が消化不良をおこし吐いてしまいました。

「食べ物はいっぱいストック作ったからね」
といって仕事に行く夫。
でも、そのストックをとりに行き調理することが出来ず
目の前にあるのに食べられずに悪阻をこじらすことが悲しいアタシ。
「食べたいし、食べられる、でも台所が遠いんだよ・・・」と泣きます。

夕方の6時は空腹と猫の餌くれの合唱がぶつかるタイミングで
ここで猫に餌をあげても(本当の餌やり時間は8時なので)あとで
また暴れるし、ここで食べても0時近くに胃が空になって吐いてしまう
時間帯です。(監視しないと猫が粗相もする)

寝てやり過ごすと悪阻が悪化して今度は風呂に入ったり
食べる気力を無くします。

この二つを一人でコントロール出来ないのがあんまりにしんどく
親にいったら話し合いをしようといって今日はまず母が、
そして父がきました。
これは猫を手放すとか実家に強制帰宅の話になるかなと
構えていたのですが、父は何のことは無く猫と遊び戯れ
母は黙々と洗えなかった食器や、出来なかった洗濯や掃除機がけ
をしてくれ、罪悪感が減った部屋で両親と話が出来て少し落ち着きました。

医者にも塞ぎ込んでいるようなのでたまには外に出るように
といわれました。(出たら出たで巨人とか観てるんだけど)

12月のある日からアタシは
「向き合わなきゃいけない命ができたので背中に乗って来た野郎どもは
みんなどきやがれ!」という反応を肉体精神両方においてして来たと思います。
「母」に組み替えられていく自分と同じ風景の部屋であても無く孤独に
向き合い続けることはもの凄い恐怖を伴うのに
隣で寝ていて生涯を共にしようと誓ったはずの夫に伝わらない。

アタシは夫のことをポワンとして隣にいてくれれば癒されるなあ
という感じを好ましく思って結婚したのに今のアタシは
「お前に母子を守る覚悟はあんのかよ?ぼさっとしてんなよ
父親になれないのかよ?」という警告と攻撃を繰り返している。
常に吐き気が続く状態でそれを優しく分かりやすく伝えることも
できず、夫はそれを一人で溜め込んでチェインクロニクルばかり進めていく。

でも、今まで店や呑みの席で男と話して来た自分は知っているのです
男はどうも付き合うことになって初めてエッチしたあたりの
ちょっとウブで自分だけをみているかつての妻しか基本的に愛せないみたいです。
いつもそこに戻ることを妻に期待してしまう。
だから彼女は女から母親になったといって浮気したりする。
でもあの頃の初々しいアタシでいたいのに致し方なく母になることを
女は心から望んでたわけでもなく葛藤の末にそうなるからスゲー切ない。

右の乳で娼婦のように夫を誘って、左の乳で赤ちゃんにオッパイあげる
なんて器用さが保てたらどんだけのカップルが離婚しないで済むのでしょうか。
しかし、そんな器用さを身体が許さないのが現状です。

と、いうのをこの神社の神様に結んでもらった夫婦なら鉄板
と思っていたカップルが出産の後に最近2組ばかり破局したのに
ショックをうけたのもあって思うのです。

もう、どっちかが理由はいえないけどなんか好きー!!
って思えるかよっぽどの利害関係がなきゃ結婚は継続しないんじゃないか?
そんなことまで考えてしまいます。

こんなことを書いているとブログの読者が一緒に追ってくれる
ネガティブの量を超えてしまう訳で、ついにアタシはそこ超えたな
と思っていたのですが

ネガティブ絶好調の二つ前の記事の後でもうすぐ臨月の妊婦さんから
とても心によりそった有り難いメールを戴きました。
ずっと彼女のメールには臨月のアナタに心配かけてごめんなさい
と思ってきたのですが、この日は本当に彼女の気持ちが嬉しくて
そのまま受け入れたらそっと手を取ってもらったような気がしました。

その翌日にエルバビーバの妊娠線クリームあげますってお客さんとか
いつでも家事手伝うから!というメールをもらって
寄り添われる有り難さを感じました。

でも甘えられないのは、甘えすぎて「甘えすぎだよな」という一線を
こえて、言い出したからには・・・という無理をかけそうで怖いことと

霊能者になりたての自分が
あちこちで前世聞かれたり相談電話がきたあとで
「ああ、結局困ったときだけ頼りたい人なんだよな・・・」
と思ったときと同じ寂しさを安定期以降与えてしまうのが怖いからだったりします。

返さなくていい恩情をやり取りするのは本当に苦手です。
もうあの人もこの人もそうして逆の立場で潰してしまったと思う過去があると尚更。

当たり散らしておきながら
返せない借りをつくることに怯えるアタシは未だ揺れております。





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