なってわかる
怖れていたことだったのですが
つい昨日夫の風邪がうつりました。
薬を飲まず、38度手前の発熱をキープしたまま
頭と腰の痛みに耐えてます。
まあ、アタシがマスク持ってたのに
付けなかったのが悪いのです。
つい昨日は人生で最初に会った霊能者さんに
「あなたはこの世に生まれたくなかったのに、
無理矢理産まれさせられました」
と言われたのを思い出し
腹のコイツも今転生したくないよ!って
抵抗してんのかもしれないな
なんだか可哀想だなと思ってみたり。
妊婦ってこんなに心が弱るんだなあ…
と実感。
「つわりは続いても3ヶ月なんだから落ち込まなくてよいのに」
とアタシは今まで妊婦さんに思ってきたけども
当事者にとっての3ヶ月ってのは
針のむしろ位に長いのですね。
勿論、命が授かるのは奇跡でかつ
誰にでも当たり前に起こることではない
と重々承知してる、
でもその一言で弱音をこぼすことも禁じられ
不謹慎なことの領域になっていってしまう
これは実に寂しい…
「つらいけど、大切な命だから頑張るの!」
という前向きでポジティブな側に自分がいないっつー残念さ。
もしやしたら、今回の悪阻で完全に甘ったるいものがアウト
になった寂しさもあるのかな。
愛してやまぬ菓子の山に手を出せぬというこの不思議。
あと私にとっての妊婦の有り難い特権ってのは
好きなものを好きなだけ食べられるということより
好きな時に好きなだけ責任を考えずに寝られる権利かも…
と感じました。
それでも、働かなくてはならないのだけども。
一方で昨日、有り難いこともありました。
待乳山さまと金刀比羅さまの正月守を
お客様が変わりに購入してくださったのです。
行かねばならぬ場所がグッと減りました。
ありがたや、ありがたや…。
弱っていると人の優しさが身にしみます。
特別なお正月です。
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