マリアと繋がりギャ結婚記念ワンマンへ
「俺たちワンマンは高校生も見に来るので16時からやるんです」
という一言に惹かれいってきました、
マリアと繋がりギャさんのワンマン。なんと無料です(ドリンク代のみ)。
そして初めてのサイバーです。
36歳にして初めてヴィジュアル系の牙城に足を踏み入れました。
3時間に及ぶライブ冒頭はマリアさんと仔マリアさんの結婚式スタイル。
最初はノンアルコールシャンパンによるシャンパンタワーでの乾杯
(ここでも未成年配慮!)や指輪贈呈等。
でも実際のところ彼らのファンは年齢層も幅広いです。
ギャル服を来たウチのおかんと同じくらいの歳の女性もいました。
金髪の外国人女性(フランス?ロシア?系)もいたし。
割とバンドマンて自分の恋愛事情を隠すのですが、ここは超オープン。
一緒にいった(ついて来てもらった)ロックプリンセス澄ちゃんがいうには
女性がステージにあがっているっていうので新鮮とのこと。
そして買っちゃいました、3枚1000円のポラロイド販売!
これカルチャーショックでした、自分の写真を売るなんて!でも欲しい!
音源購入に迷っても何か記念が欲しい時に手が届くし!
そしてマリアさん、弁当も作っているんですよ。
2000円以上買ったらお二人と写真が撮れるサービスがついてました。
ライブは三部構成で、間に二回休憩物販タイムがあり
常連さんがここでおしゃべりしていました。
ライブ中はとにかく打ち込みの曲に合わせ、
マリアさんがハイトーンシャウトをしつつ
(高過ぎて高周波の信号みたいになってる時ある)
「はい、頭振る!」「モッシュ左!」とか逐一指示が飛びます。
新曲のときも仔マリアさんから演奏前に振りの説明がつきました(驚き)
大半の人が一緒に踊ります。
その見た目は宗教的でもあり、盆踊りのDNAを感じる瞬間でもあり。
アタシはちょっと様子見しようかと思っていたんですが
前の女子高生のヘドバンで振り乱された髪が目に入って危険だったので
ダンスに参加。でも最終的にアタシは肩こりが緩和されました。
というか、ストレスから解放された!!!
仔マリアさんの存在感ってのも実に面白く
演奏中は人形っぽい透明さがあり、彼女をみてるとするべき振りが
わかります。でも突っ込みも上手。
二人はブラックジャックとピノ子みたい。
音楽は自由なスタイルで聴くのがいい、と思うけど
でも日本人には実に合っているライブなんだなと感じます。
なんつーかアタシはマジョリティからはみ出したから
自分を模索しなきゃいけなくなった、でもそこからはみ出さないように
緊張して頑張っている人は日本にはたくさんにいて
それは現役で大学いかなきゃとか、就職しなきゃとか
子供産めるうちに結婚しなきゃとか色々ある
そんな焦りを抱えている中で、自由に踊れって言葉は
もう充分に煮詰まった感性に対しての暴言かもしれず
そういうとき、ここではこうして!と言ってくれる
ステージ上のヒーローが本当に有り難いのではないかと思う。
歌舞伎でもかけ声は自由にやってるようでいて実は
空気を読みまくった上の職人芸だったりするわけで
日本人は暗黙のフォーマットをどうしても作るようにするし
読み込もうとしてしまう
そんな時にこうしてと言われるのは親切で明快なことかもしれない。
そしてマリアさまのブログは実に自分をあげまくっているんだけど
このライブを観ると分かるんです。
俺最高だって信じられなきゃステージから客に指示なんか出来ない。
そして最近は驚くほど温泉に行ったりホテルでご飯食べたり
彼はメンタルの調整もうまい。
マリアさま本人にもお伝えしたけど、感動を覚えました。
自分の住んでる音楽の世界は本当にごく一部と知ったし
他の人も一度は体験したほうがいいと思いました。
最後にロックプリンセス!
憧れのゴールデンボンバーとSIDの生サインを観て
とっても感動していて可愛かったです。
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