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2014年12月 4日 (木)

粋な客ってなんだろう?

粋な客ってなんだろう?
ちょっと日が経ちましたが、今年のヴィノスヤマザキのボジョレー
解禁パーティーは
我々夫婦にバロッサのカトーさん、そして新たなゲスト
志奈そば田なかのマスターも参戦しにぎやかでした。

今年のボジョレーはうまいです!!なんか青リンゴの味がします。
解禁の乾杯のあと間も空かず
樽めがけおかわりをもらいにいく人があとを絶ちませんでした。

でもアタシとしては、憧れの飲食店の好きな店員さんや
店主と店外でフラフラ会う機会が年に一回でもあったのが実に嬉しい。
田なかさんの言葉でいえばご縁なのだと思います。

とはいえアタシは昔から気に入ったレコード屋さんとかに入り浸ってみたり
などしていましたがその時の自分はどっちかといえば営業の邪魔者。
そう思うのは自分が今店をもったからで
それで気付いて自営のお店や従業員さんとの接し方は大きく変わりました。

それまでの若くて重たかった自分てのは
そのお店に恩を売ろうと必死だったんですよね
特別になりたくて、その勲章に客以上になりたかった。

でも今はお気に入りのお店や従業員さんが生活していくことを
尊重するように心がけて接しています。
むしろ客以上にならないように線引きをしています。

恩なんて売った日には、アタシが来た瞬間に見返りを思って
気持ちが重くなられるかもしれないじゃないですか。

スゲー細かい話になりますが
何かサービスがついたらスタンプカードは使わないとか
可能な限り心遣いに気付いたらお礼をいうとか
自分が喋っていてもお店が混んできたら即立ち去る

等等・・・自分なりに負担無くお店の力になれて
しかも見返りを考えて重い気持ちにさせず
ここでずっと商売していただくにはどうしたらいいだろう?
ってことをその都度考えています。

あと、可能な限りお金も使いたいですよね。
常連と思ってほしいからとちょこちょこ通って最低ラインで
お金をつかっていくのはお店に媚びて感じるので、
結構お財布事情が厳しいときは
食べたくなってもやせ我慢していたりします。

その昔はお店にとってはいつも来てくれる皆勤賞みたいな子が
えらく見えると信じていた時代もありましたが、
でも本音言ったら神に見える客はお金をいつもきたら沢山
使ってくれる印象の人だと思うんですよ。

でも一発目で結構使って、これと同じ出費は出来ないわ・・・
とかって見栄を張っていけなくなった店も多々あって
けっこう本末転倒になったりしてます(かっこ悪!)

だけどなんだかんだいって一番大事にしてるのはこれですよ
「無理してしゃべらない」!!
親しくなるのも自然体が一番です。

っていっても今でも結構失敗してるんですけどね!!
・・・あくまで理想論です。

でも
素敵な心遣いには形でそれを素敵だと伝えることは
お店関係なく絶対大事だと思っています。
人が感じるラッキーは8割は互いの心遣いで叶えられると
思うんです。

「褒められた、今日はいい日だった!」
「思わぬサービスをうけたよ、ラッキー!」
ってのはこっちが意識してカタチにすることで
相手にさしあげられる小さな幸せではないでしょうか。

カトーさんも田なかさんもそれがごく自然に出来て
腰が低くて偉ぶらないのにワインセレクトも料理も美味い、
そこが好きです。

さて今日はこの日のお付き合いのお礼を伝えに
カトーさんに会いにバロッサにいったのですが
「アッパーな気分になれるワインをお願いします!」
といったら、ビショップという希少なワインをためらいもなく
開栓しました。

アタシのこだわりなどガキの所業というくらい
やっぱバロッサのサービスには勝てないです・・・
いやほんと、勉強になります!!!!

ちなみにっ!!
バロッサは来週月曜日のお願いランキングと
TBSの26日の放映の番組にでるみたいで
田なかさんも早朝4時にやってる
お願いランキングみたいな番組にでるみたいです。

混雑しないうちに行くのが絶対にいいですよ!!

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