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2014年11月16日 (日)

やり過ごすのは駄目なのかもしれない。


スッちゃんを訓練していたらキャットタワーの
だいぶ高いところに登るようになりました。

アタシは今日は大塚駅前に新しく出来たワインの店にいきました。
本日のご褒美です。

前の店にいた時に社長が接客について
「帰りがけにお客様と握手するのはどうだろう?
励まされるのではないだろうか」
という提案をしたことがありました。
他の先生達は結構早くにやらなくなった記憶があるのですが
アタシはお客様が喜んでくださるため行為にドンハマリ。
しまいにはハグするわ、誤解を招くから慎重に!と言われた男子にも
抱きつくわだったんですが
独立して以降、アタシみたいな吞んだくれのエネルギーがいくのも
どうかと思いすっかりやらなくなっております、いや、正確には
そうなっちゃうのは怖くなっております。
今でも当時のハグを嬉しかったというメールを戴いたり
女子のリクエストにはほぼ応えているんですが・・・

さて、そんな中日本には今アメリカからセクハラナンパ師という
ジュリアン・ブランク氏がきている模様で、
先週くらいに彼の入国阻止を嘆願する署名がきてました。
なんでも、「日本の女の子をピカチュー!!と叫んで自分の股間に
頭を押しあてるのサイコー!!だって彼女達は曖昧に笑うだけなんだぜ」
という人で、もしやしたら今現在、渋谷か六本木で股間被害に
あってる女子がいるかもしれません。(詳しくは御検索ください)

というか彼の講座をうけた男性がネズミ算式に増えているかも・・・。

日本の女子が曖昧に笑うのは受け入れているのではなく
この場を自分が不快というだけで叫んで乱していいものか?
という苦悶の結果であって
結果、そこでは言わなくても、相手が知り合いであったなら
仲間にアイツはセクハラという噂を流してしまうとか、
二度と接触しないとか沈黙の断絶をする訳なんですが
つまり曖昧に笑うからといって楽しんでいるのではないんです。

そしてアタクシなんかだと、反撃しても華麗なエンターテイメント
で処理できそうという理由で護身術に興味を持つのですが
今回このナンパ師の件をみてそれは女性の未来のためには
良くないかもと思いました。

だって日本の男だってやってくる奴いるべよ?
手を強引に握ろうとするとか、否定されないから抱きつくとかさ
不器用でも場が凍るとしても全力で「ふざけんな!!」と
いわないと、女子にやっていいタッチの範囲をいたずらに
増やすだけなんじゃないかと思ったとです。
大事なのは穏便にすることじゃなくて、不快に感じたら
きちんと嫌がる自由を当たり前に表現出来る環境づくり
なのかもです。

だから考え込んじゃった。

でも今日はもうすぐママになるお客様が
「せんせ、お腹の子にパワー頂戴」
といって、丸いお腹に触らせてくれてほっこりしました。

人のぬくもりは尊いです、だからこそ
その機会を良いものにしてとっておきたいですね。

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