音による家族とは何ぞや。
先週MTVの23時からの番組、the RIDEでリンキンパークが出てたんです。
で、最後のほうでラップと作曲やってるシノダ君が
このバンドの転機はこの六人が集まったことっていうんですよ。
「チェスター(ボーカル)は最初からずば抜けた才能があった
でも僕たちは家族になれる人を捜していたんだ」と。
アタシ、コンビニのうどんをあたためながら
「ウオーッ!!それ、それだよ!!」って叫んでしまった。
別にベースが欲しいならプログラムだっていいじゃない
それは本当、でも違うんだよ、だって音楽でハートが繋がる家族が
欲しかったの、っていうのはハートで繋がらなきゃ解散するじゃんか。
昔、サポート二人でヴィヴィアンスリーをやったとき
とある教え子でファンになってくれた子がいったの
「私はこの三人が好きだったのに」
と、でもバンドが好きでフェスに来るような人、ミュージシャンを
別なステージで生きている人と思う人は皆そうじゃない?
そのステージ上のメンバー間に流れる空気に憧れている。
だからアタシは簡単に壊れそうなメンツでステージにたって
ファンをがっかりさせることを恐れてしまう。
だからインディースのライブで
「このメンバーが上達しないから切った、聴きやすくなれば
ファンが増える」って話を聞くと悲しくなる
だって多分、求められてるものはそこじゃないんだから。
同じ境遇の人間達と組みすぎて社会的なニーズを見失うのは
それ専門で集まる人間の悪い癖だと思う。
じゃ、家族ってなんだ?と考える
アタシの場合は皆にそれぞれの何かがあるけれど
このメンバーでならせばガツンと全部忘れる
そういう人たちとハートで繋がることなんじゃないかと思う。
多分それぞれが何か仕事があって、思っているものがあって
でも音楽はどっか大事でって人じゃないと多分ダメだ。
本当は自分違うと思っているけど
そういう人と集まるのが大事ですと宣言する意味では
ベース転向も考えなきゃいかんなと思う。
ていうかいつも何かを抱え込んで
耐えられなくなったらもう一回壇ノ浦に飛び込むぜ
と思う心理を友達やシェルター的な場所をつくることで
緩和しようと思っていたらやっぱたどり着けないんじゃないかな。
でもとりあえずは、もうちょっと後悔と違和感無く
時間を割けるようにならないと。
最近やっと不調をなおす鍵は10時間睡眠だと気付きました。
これさえキープ出来れば都会でも暮らしていけそうです。
でもまずはソックスを荼毘に付したあとの家族と連絡をとらなくては
いけないな。今日のところは。
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