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2014年10月27日 (月)

一週間前のライブのこと。

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写真提供:朧月ムメイ

半狂乱集客だった吉祥寺曼荼羅ライブがおわって一週間。
アタシの食中毒と飲み過ぎの胃の処置を考えているうちに一週間。
前回の写真なんかアレですね、ジムさんがテトラみたいだし。

どうしても週一回は身体がバグるのは多分睡眠が足りていないのですが
それ以外にも小網神社に行った時にきいた御上の声
「お前だけは最後まで人間の側にいなさい」
を聞いてから、スピリチュアルや精神世界系の人が好きそうな
ヨガや瞑想なんて業をアタシ個人が拒絶している(お客様には勧めますが)
というのもありまして何とも自分の取り扱いが大変です。

でも、10/20の曼荼羅は特別だった・・・・

店長と話をしたんです。結果論からいくと喧嘩にならず
むしろ気に入られてしまいました。
「お客さんきたら張り合いが出るでしょう?」という彼の問いかけに
「や、でもアタシには日本のライブハウスの集客方法はあいません」
と回答してから30分ぐらい、自分のやってる夢今のスタンスなど
内容を説明したりしました。
彼はライブハウスもアナタも考えていることは根本で同じだといい
ノルマというシステムが最良とは思っていないが、従業員の
給料や人件費を考えたらいつも赤字でよいとはいえない
という話を聞いたり
アタシも今回の集客はヴィヴィアンが大変だからといって
駆けつけた人が半分はいて、そういう無理はもうさせたくない
という話をし
でもそれについて彼は
「いや、そういうのも含めてアナタがみたいのではないか」
という返しもあり、最終的には
「何か考えを練ろう!したらきっと一緒に何か出来る!」と彼がいい
「いや、でも、夢今と霊能者の仕事でもう手一杯です」というアタシの返しを
「いや、絶対だから!」といって中断したところで終わりました。

実は色んな箱で共同企画を持ちかけられてきた自分としては
色々考えるんですが、でも、本当は結論として
「じゃ、ヴィヴィアンが出たくなるような企画を考えるから待ってて」
といってくれたらいいのにと思っています。
だからこれをお伝えするしかないのかも。

夫にそれを話したら
「僕が働いていた時から皆ライブハウスの人は中身を変えたがっていたよ
ただ皆いまでもどうしていいか分からんのよ」
と返事が来ました。

もう一つの重大な発見はアタシは向かい合う人を間違っていた
っつーのに気付いたことです。
アタシはライブハウスに来てくれて自分の話を熱心にしてくる人を
理解していませんでした。
人に自分を話すんじゃなくて君らは動くべきではないのか?
何かそういう話を聞かせてくれよと思っていました。
だからかなりアタシの対応は冷たかった。
それには冒頭のような理由で精神的な負担を負いたくなかった
ってのも多いです。

でも今回人が欲しくてぬかづいて気付きました。
彼らはアタシのファンなんだと。
そして彼らの中にこそかつてのアタシがいるんだと。
アタシの一言がきっかけになって何か行動してくれる人が
いるんだとしたらこの層なんだと。
気を悪くする人もいそうで申し訳ないんですが
率直な意見としてそう思いました。

それが分かった時に過去のあらゆるチャンスが消えたのは
やっぱり御上の温情だったのだと思いました。
実力不足もありますが、そういうアタシがたくさんの人に
歌を聴かれる立場には立てなかったと思います。

もしくはそうなれずに潰れてしまったかもしれません。

ただ自分の今後を考えた時、彼らと向かい合うと決め
その話に耳を傾けることは自分の逃げ場を無くすことを意味する訳で
いくら考えてもその対策の見通しがたちません

そして、彼らを大切にすることと対バンもきちんとみることも
両立が難しい。
自分の出順以外の時間でファンとお茶するバンドマンを
アタシは敵視してきましたが、サービスを優先したらそうならざるを得ない。
で、一方で自分がそっちに転向した場合に夢今に来る人たちの
層がかわり雰囲気を悪くするかもしれない

なんかこんなことを考えては答えが出ず
呑んで帰って来てゲームして・・・みたいな一週間でした。

土用の向き合い方としては自分にはベストかもしれませんが
ごねて考えつかれて適当に終わり、ではなくしたいと思っています。

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