夢今第37夜の動画UPと一部編集について。
吉祥寺のRock joint GBというライブハウスに続・夕暮れのサーカスズで
ヴァイオリンを弾くアヤさんを観にいってきました。
37夜の夢今の時になんか中性的になったな・・・と思ったんですが
彼女はヴァイオリンの神様に魂を乗っ取られてしまいましたね。
彼女の愛するメンバーだけあって見応えがあった。
てかあのボーダーのシャツはフェリーニの道のオマージュなのね!
そしてファンが凄いのね!団扇とか手作りしてたし!
・・・さて、軽い報告はここまでです。
夢今37夜はどこまでも熱く、神回でございまして
とにかく一刻も早く見せたいと思っていたのですが
二つご報告があります。
響子さんのステージですが、彼女の以降に添い
YOUTUBEでの公開は今回ございません。
生で観た方はその迫力を胸に、そして観たかったかたは
彼女もライブ活動をしていらっしゃるのでブログ等を参考に
是非生で観にいってください☆
そして二点目は私の極めて個人的な見解で
どぶねずみ男。さんのステージを一部編集カットしています。
夢今をはじめて6年、アーティストと協議の末
アップしなかったことはありますが編集ははじめてです。
なぜしてこなかったかと言えばアーティストの表現の自由に
影響をすることを恐れたのが大きいです。
以降本人がそれを恐れて萎縮するのも嫌ですし
他者が簡単に表現に対して自分の嫌悪感のみで茶々や妨害を
いれていい環境を作ってしまうという危惧もありました。
なのでエロであろうがグロであろうが政治、宗教批判であろうが
なんでもノーカットです。
では何故今回踏み切ったのかというと
どぶさまのネタが最近噴火した山に触れていたのです。
実はその山の噴火で夢今の常連参加者の
学生時代の後輩さんが亡くなりました。
私がそれを知ったのは彼女のFBの記事でした。
彼女はその時自分の企画の開催直前だったようで
その企画を開催したあと、ネットでそれを報告し
当日の写真は載せないという形で、ファンと友人達両方への
配慮の気持ちを表しました。
その判断にアタシは感動し、いいね!は不適切と思い
押せませんでしたがコメントで気持ちを書きました。
と、いうことをしたあとで「それはそれ、これはこれ」という
判断で動画を載せる、ということが、アタシには出来ませんでした。
彼女が愛してくれているイベントのオーガナイザーとして
考えれば尚更に。
故に社会性というよりも個人的な見解です。
でもそれ故にものすごく悩みました。
どぶさまにそれを伝えてもまだ悩んでいました。
もしかしたらそれはアタシの冷静さを欠いた過剰な反応にすぎず
他の人がみたら大したことはないのかもしれないと。
物事にはいくつかの見方があると思います。
たとえば大きな伝統行事のお祭りで人が山車の下敷き
になって亡くなってしまったとき、中止になるものもあれば
新聞に小さく訃報がのって祭りが継続するようなこともあるし
自然災害というニュースを観た時に
火山の映像から、犠牲者云々よりも地球のエネルギーがどう、
というほうに意識がいってしまうことも自然なことだと思います。
当日の反応も半々であったように思います。
悩んだ末、どぶさまには完全版のデータを渡しました。
もし彼に要望がいけば、もしくは彼自身の判断で
何らかの形で彼が動画を公開するかもしれません。
その時は各自が判断してみていただければ
そして場合によってはご意見をいただければと思います。
以下は私の駄文です・・・・・。
最近は「不謹慎」というキーワードでネットが炎上することも
あるけれど、こういう時代だからこそ、実態があるようでない
「常識」だったり「世間体」を持ち出す前に自分の意向、考えで
行動し、伝えなければと思った次第です。
でなければ自由な表現のネットの世界に無意識に強大な
「憲兵」を作り出してしまうのではないかと私は怯えるのです。
ちなみにアタシは「表現の自由」に対しては
万人に共通する普遍的な制限範囲があるというよりも
その時に属しているコミュニティーのルールにのっとって
立場が弱ければ弱いほど自由度が高くなる緩やかな規則だと
考えています。
これでいくと
新橋の赤提灯のオヤジさんの愚痴は自由の最たるものですね。
そして弱者が発言権を持ちまとめる人間ほど意見を持たず
聞き役まとめ役でいることが出来たなら、最強の民主主義が
できあがるかもしれません。
と、考えていたらつい清志郎さんのロック君が代騒動を思いだしました。
パンクのつもりが、メジャーみたいな意識で自分が物事を
対応するようになるとは・・・。
でも、哀悼の気持ちを表現したかったのは本当です。
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