多分本当にしたいのはライブハウスとの喧嘩ではない。

アクセス30程度で収束するであろうと思っていた
夢今解説の動画のアクセスが79までのびてました。
意外！マジか！こんな顔して編集した甲斐があったかも！

出演者と最近の常連さんがみて盛り上がって終わりかと思っていたので
70越えるってことはそれ以外の人も見出した可能性があるんでないかと
思う訳です。

夢今の動画戦略と土用予報は良く似ています。
全体に開いたスタンスをとっているのに、実際のターゲットはかなり狭いです。
おそらく土用予報、店の常連クラスの半分は正直、
途中で読むの諦めてると思います。（半分は言い過ぎ？）

あの土用予報は（もうすぐ秋のを書かなきゃか）
読んでいるだけである程度、流れに添うとはどういうことか
アレに添って行動することでなんとなく掴めるように書いています。
実際熱い感想が届くのは、同業者が中心です。
あとは占いを勉強している方、そうです、アタシの店のお客さんは
あんまりカジュアルな女子はいなくて
占いジプシーの末にたどり着いたとかマニアックな筋の人が多いです。
（言い方悪くてすみません）
だからカジュアルを自負する方は何かお導きを受けたかもって
思っていてください笑。

でもって、話を戻しますが、夢今の現在の会場もかなりコンパクトです、
だから新しい人はじゃんじゃん来てほしいですが、ある程度
イベントを観るということに対してディープに楽しめるとか
音楽活動に何か考えがある、みたいな層じゃないと盛り上がりませんし
「伝説」に近づかないと思っています。

あとは流行のナッジです。
過去のクーリエに載ってたんですが(二号ぐらい前)
男子トイレの掃除の費用を減らすために、便器にハエを書いたら
皆そこを狙ったんで経費が浮いたって話があるんですが
人を強制でなく自発的にポジティブな結果に誘導するのがナッジ。

今の夢今の素晴らしいところは、アタシがメンバーに
盛り上げてください、と言わなくてもメンバーが自然に盛り上げましょう！！
と言い合っているところです。

会を充実したものにする努力を主催がすれば
「いいステージをしてください！！」と叫ばなくても
皆が自然にいいステージにしようと最高のパフォーマンスをみせてくれます。

こうして考えてみると、結果的に文章は攻撃してますが
別にライブハウスを一方的に攻撃したい訳じゃないんですよね。
アタシはアーティストはいいアーティストになってライブハウスと対等に交渉し
ライブハウスはいいアーティストと出演交渉しながら客をあつめる
という本来の姿に戻したいだけなんです。
ライブハウスはアーティストが客を呼ばないし、イマイチだと思ったら
容赦なく切り捨てるというのがこっちには厳しいけどアリと思うんです。

でもアタシはライブハウス運営はしたことがないので
とりあえずアーティストに、このなんでもネットで拡散出来る時代に
お客がこなくてノルマがキツくてもお金払ってやり続けるのが
アーティストの美学、なんて考えは捨て、ライブハウスと自分の位置関係を
見直してもっと自由にやろうぜと言いたいのです。

それを言い続けるためにはアタシは夢今という形でただ行動し
考え続けているというだけなんですよ。

まあ、確かに他のミュージシャンがギターを練習し、ハモニカを覚え
という事に時間を費やす労力を
「どうしたらインディースで面白く活動出来るの？」
とネットに駄文を連ねた結果、ライブハウスに
「年数の割に手数が少ない単調なアーティスト」と、努力足りないです的な
評価をうける因果応報を受けてしまっているアタシですが
もうここまできたからにはこのままやっていくしか無いと思っています。