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2014年5月18日 (日)

大丈夫とダメと境のエゴイズムについて

大丈夫とダメと境のエゴイズムについて
生でムツゴロウさんのお話を聞いてきました。
撮影怒られませんでした。
コウモリの超音波での狩りを観察した話から始まって
冬眠を観察するために熊と仲良くし、手を噛まれたり格闘して
冬眠しないから断食したらやっと寝出してデータが取れた話など

ぶれない

という一言で形容出来る話がたくさん。
ところが一番彼に感動したのは質問コーナーで
オキシトシンという愛のホルモンについて
という質問があったときで

終了まであと○分!というカンペが出る中ムツゴロウさんは
「僕はたくさんの動物のお乳をのんできた!」
というエピソードを興奮気味に話し
おっぱいをただクワエテもダメだ!
その母乳を出させるためにどんな風に甘えたら呑ませてくれるのか
みたいな聞き方によってはギリギリの話をはじめたりして

おう・・・真骨頂だな・・・・と
本当にホンモノにあったという満足感で帰宅しました。

や、満足で帰ってない。
この彼のトークショーのあったイベントはは虫類とか
エキゾチックアニマルの販売会をかねたイベントで
ヘビやらトカゲからフェレックからリスザルやカメやらふくろうやら
あらゆる生き物が売られていたわけです。

ついフクロウが可愛くて写真に収めたものの・・・
手巻き寿司とかのパックに入って売られているヘビや
ゲージの生き物をみてたらなんか
こいつらもしずっと売れ残ったらどうなるんだろ・・・とか
ぐるぐる考えてしまい
はげたサルとかみてたら気が弱い事に具合が悪くなってしまいました。

マサカドを引き取った猫シェルターで猫たちが
部屋いっぱいにぎっしりひしめくゲージでニャンニャンないてた
あたりのことを思い出したんだと思います。

その会場は未知の生き物に触れたり飼ってみたいという
好奇心を満たす場所であり
アタシはもう感覚的にそういうとこで売れ残るよな
敗者を案ずる側にたってしまった、それゆえの動揺っていうのかな。

帰ってからとりあえず寝込んで、洗濯物を畳みはじめたら
珍しくスッちゃんが膝に乗りました。
そのムツゴロウさんの乳の話を思い出して撫でていたら
そういえばこいつも福島でこどもを産んでるかもって
シェルターで言われたっけと思い

スッちゃん子どもどうなったんかね?

なんて話しかけたらチラっともこちらを観ませんでした。
「しらないわよ、でもまあ、生きててほしいわよね」
といったクールな何かをかんじました。
大丈夫とダメと境のエゴイズムについて
「結局自分たちがおこした文明の後始末も良く出来ない人間が
自分たちが生態系を守らなきゃとかっていってることがおかしいわよ」
と言われたみたいで

あーそーね、そーかもしれんなんて思って
結局アタシは可愛くなった家猫に感情移入しすぎてるだけで
自然の生態系の産物である動物は
鎖につながれようがケージにいようがこちらのエゴや善悪に
関係なく自分を生きているんだろう
そんなことを考えたのであります。

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