明神薪能2014
とうとうたらりたらりらたらりら〜♪
暴走族ではありません、神歌です。
おちてくる滝の水の音を表現しているんだそうです。
もうこの辺からオノマトペというか、日本人が漫画でたくさんの
擬音や擬態語表現がうまくなったルーツを感じ取ります。
今年も神田明神 薪能を観にいきました。
強風はためきテントをゆらし、薪は燃え盛ります。
一緒にいった朧月ムメイさんはそういう一個一個を感じるたびに
「帝都大戦がはじまるわ!加藤が来るわ!」とときめきオカルト。
ゆっくりした動作の中に色んな情景を想像しないといけない点では
暴走族ではなくても妄想族。
今回は野村萬斎氏が狂言演じてる姿をはじめてみたんですが
彼の声ってすごく時代がかった匂いとあってて素敵。
最後は人気演目、羽衣だったわけです。
月の世界の天人が水浴び中に漁師に羽衣とられて
返してくださいとおねがいするんだけど
彼に「踊ってくれたらいいぜ」といわれて舞をみせて
空に帰るってお話。
でもその古の方々がドキッとした下着姿の天人ですが
ベテランの男性が演じていたせいで天女というよりは
入院中の代議士の先生にしか見えず、
感情移入出来なかったアタシは舟をこいでしまい
気付いたら天人が羽衣を取り返して空にかえるとこまで
いっててちょっとびっくりしました。
しかも、着替えたのにも気付きませんでした。
会が始まる前に軽食を食べたんです。
酒粕クラッカーとワインのセット。。。。ん?でもこれって
誰かさんの血と肉っぽくない?
ちょっと別な宗教の香りがしました。
メイさんが記念写真を送ってくれました。
またおそさいしてみにこよーっと!
| 固定リンク