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2014年4月 5日 (土)

若者が内向きって彼らだけのせいではないでしょ?

顧客W様のご提供により今日から鑑定のお土産にうまい棒を進呈いたします。この機会にレッツ運命鑑定!
顧客W様のご提供により今日から鑑定のお土産に
うまい棒を進呈いたします。この機会にレッツ運命鑑定!

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最近自分が読んでるグローバル系の雑誌や新聞などで
日本の若者が海外に出なくなったことに内向きだ、危機感がある
という発言を目にするようになったんですよね。

でも一方で神社のお祭りの関係の人に話を伺うと
最近やっと日本の文化や日本人である事に目を向けはじめた
人が多くいい風潮だと喜ばれてたりもする。

どっちが正しくてどっちが間違いとは思わないけれど
若者が内向きになったと彼らだけが責められるのはちょっと
違うかなーと思うのです。

講師やってたときに片親で育ててくれた母が就職を望んでるから
これ以上裏切れないといってさめざめ泣く学生とか
家庭の事情での中途退学の学生の話を聞くようになったことも
そうですし、そういうのを抱えていなくても
なんだか若者に対して親の影響力がやたら増えている印象がある

鑑定をしていてもそうなんだけど、子どもの人生に対して
思っている以上に責任を負って狼狽しているお母さんに会います。
なんだか子どもが理想通りに成長に自分の人生までかけちゃってる
気がして「楽になりません?」といいたくなる。
多数派ではないけど気になるんです。
子ども以外に自分の人生を表現し、
肯定する機会がないそんな女性たちが。
モンスターペアレントの根っこには自分流が否定されると
それが注意じゃなくて自己否定に感じる、そんな親側の気持ちも感じます。

それと、昨今のニュースの犯罪報道やイジメの話をみると
過度に心配になってしまうって思いもあるのでしょう。

でもそれだけ子どもに注視出来るってのは、時代が豊かという
意味にもとれる、とある学生がこれが私たちの空虚感だといって
浅野いにおさんの「素晴らしい世界」を持って来たんですが

その中で年配の料理人(確か屋台やってた)が
自分は頑張んなきゃいけない動機があって幸せだった
みたいなニュアンスで人生を振り返る話があるんですよね。

うっすらですが自分も20代で停滞していた頃
飛び出すというか追い詰められるきっかけがあればと思い
どっかで危機を待ち望んだ、そんな気分があった気がして
印象的に感じていました。

ウチの店にくる若年層もそういう気分がある気がする
前世とか、神様の声とか、そういうものでドラマチックを
感じたいという気分。でもそれがどかんと来るのは
タイミングの問題だったりもするのですよ。

話が色々飛びましたが、アタシが思うのは
けっこうその外に飛び出すってのは環境の問題が
大きいと思うんです。
だってサッカー選手とかもっそい若い時分から留学とか
するじゃないですか。
だからそういうのが奨励されてる環境下なら
自由にのびのび海外に出るんじゃないかと。

冒頭の主張はいわゆる一般家庭の若者が外にいかないことへの
危惧だと思うんだけど、
自分の家庭と友達だけのコミュニティの人間関係でかつ
しかも自分を育てきった親が絶対の恩人になってる環境で
お前ら内向きでよくねえぞと言われても
「そういうの全部捨てろってオッサンどんだけよ?」
って気分なんじゃないでしょうか、
それいうとかっこ悪いから
「いや普通で」
でコメントを片付けた若い層も多いんじゃないかと思うんです。
うん、友達でもないのにうち家庭が大変なんで
とかそういうバックボーンまで明かさないよな、きっと。

だから若者を内向きだと叱るだけじゃなくて
孤独な親と、その愛情を一心に受けた若者って部分を
理解しないとその内向き、外向きって問題を
解決も理解も出来ないのではないでしょうか。

あと、歴史上、日本て内向きになると独特な文化を
育てるとこあるから、そういうのも何かうまれるんちゃうと
少し気楽にみてもいいんじゃないかな、なんてね。

あーでもアタシも子どもいたら何でも干渉しそう!!
アタシたち世代はその干渉しすぎず、でも見放さず
メリットデメリットも含めて世界について話せるような
そんな親になりたいですよね。

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