灰になりたい
先日の夢今、実は私にも発見がありました。
自分のステージ中、4秒だけゾーンに入ったんです。
ビシッと身体を貫く何かと自分の心と身体が繋がった瞬間。
シルヴィアの間奏あたりなんですが、
まあ自分で動画観るにピッチはメチャクチャだし
ミスも多いし、コイン10枚はこりゃいかないよね
入れてくれた人に感謝だね
という感じなのですがなんか・・・掴んだ気がしたんです。
アタシはそこに関してだけやたらハイで
それを伝えたい数人にだけ伝えました。
で、そのあと地元のボスとお酒を呑んでたのですが
ボスと格闘技の話になったんです。
ボスは話しはじめました。
「格闘技をやっていた人間が引退後、ストリートファイターに
なだれ込む事があるんだ。」
「?」
ボスは続けました。
「互いの間合いを破って入り込み、自分の自由にしようとする時
相手と向かい合う緊張感は、一種の麻薬だ。
アレを求めて彷徨ってしまう時がある、俺はそう思う。」
ひょっとしたら?
アタシは思いました。
アタシは20代の頃に経験したあのスパーリングの緊張感を
忘れられないのかもしれない。
それの断片を求めてステージに立っているのかもしれない。
夫と友人はサポートでスタジオに入った時
互いのグルーブがどうとか言ってました
アタシはその気持ちがいいというそれが実は全く分からなかった。
客と繋がった愛にあふれる一瞬よりも
この日の白くなった4秒のほうがリアルで特別で
その、自分は、それを思った時に
酒をイッキに呑んでボスにいいました
「うわああああ、アタシ、灰になりたいです。」
ちなみにこの時、夫は既に帰宅しておりました。
だから一人になってしまうのかもしれない。
音楽始めたときから、ウッドベースのイメージをつくって
曲を書いておきながら
そのピースがハマらないのは
それに踏み出せないのは自分が拒んでいるのかもしれない。
1対1対1で個性をぶつけあってそれがガツンとハマる
なんて出会いは本当に奇跡なんだろう。
アタシの曲にとっては不幸かもしれないけど
今自分は自分にとってもたらされた状況で
全力でやるしかないのだし
曲をきちんと残せば、グルーブを楽しむ誰かが
サイコビリーにしてくれるかもしれない
そのためには、自分の演奏力をひきあげないと。
へなちょこなままでは誰も曲を使おうなんて思っちゃくれないですから。
コトバにするとポジティブでなく見えるけど
これは今の自分が精一杯で現状を認めてやろうとする
決意みたいなもんですこれでも。
しかし最近身体がだるいのは季節の変わり目だからでしょうか。
自愛、自愛。
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