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2014年3月22日 (土)

彼岸の空


昨日は春分の日。
嫁ぎ先のお墓に夫の一族の皆さんの
車に載せていただいてはじめて出かけました。

夫は体調が崩れる事もなく、ただ疲れたみたいで
夜は早くベッドに入りました。

アタシの実家は市営の墓地でしたから
おそらく民間であろう墓地の行き届いた管理具合にびっくりしました。
かわりにお掃除サービスとか
敷地内に手作りのお店が出てたりとか
故人の好きなもの特集で桜餅やお団子をかたどったキャンドルが
売られていたり、
なんというか敷地内のお墓とお参りに来た家族を
盛り上げる仕組みがいっぱい。

中でも驚いたのは・・・

いちごみるく香!
これ他に明治キャラメルとかミルキーとかありました。
つい買ってしまったけど、お店で使ったら
小さい子どもの霊以外には怒られちまうんじゃないかと・・・

二年前に行けるはずのチャンスを私事で潰してしまったことを
お詫びしつつ、お墓に手を合わせました。
はじめて向かい合ったいつか自分が入るお墓は
不思議と違和感がなく
ああ、ここに入るんだなと受け入れられました。

夫は自分の病状を家族に話していたのですが
その話し振りから実は彼は医者の
「見つからなかったんで経過観察しながら血の引いた頃に
原因を見つけていきましょう」
という趣旨を受け入れられてなくて
「徐々に戻せってどんくらいだよ?
また再発したらそん時考えようってことかよ?」
という小さな反発を抱いていてそれでどうにも動けないんだな
ということが分かりました。

そばにいる人の本心が分かんなくなったら
死んでなければまずは占い、ではなくて
第三者がいる場に一緒にいくのがいいかもですね
やっぱり他人に話そうとすると
いつもこちらに話そうとしてるのと違う視点で
自分の思いを語るってとこもありますから。

ひょっとしたらちょっと彼はウツやも知れん
なんてちらっと心配もするんですが
まだ無理に働かせる理由もないからもう少し
様子をみようかと思っています。

ただアタシは動かぬ状況に苛立ってしまわぬように
そろそろ自分の事をしないとなというコトバが日記に増えてる
そんな感じです。

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