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2014年3月 7日 (金)

結婚出来る女子力とは


最近寝室の空気清浄機でポルターガイストが多発して困っていた。
夫婦のどちらもいないのに勝手に運転が止まっていたり
プラズマシャワーがあふれたりしていて戦慄。

しかし原因は写真のこいつだった。
マサカドが背中を撫でてほしくて清浄機に前足をかけて催促するたびに
ボタンがおされるのである。

でも最近どうも「お前、これ確信的に押したっしょ?」
みたいにボタンを押すときがあって、それはそれで...なんである。

店を立ち上げて2年だが、鑑定的には6年仕事にしてる。
自分も結婚して思った事だが、男が女子に求めているものが
当初の想像と違うんだと思うようになった。

どうやら男は女が何をやってるか、よりも一緒にいる空間の
居心地の良さで反応している。

うまくいってる夫婦ほど、共通してそれがみえる。

そんな事ねえよ、ウチの彼氏はあれやれこれやれウルセーよ
という声もあるだろうが、それは
仕事をおえてウチに帰って来た時にホッとする環境をください
ということを彼が想像出来る範囲で言葉にした結果
なんだとおもう。

女は男が何をするかを重視するけども
それはつまり
「アタシがあなたに与える居心地に見合った反応をください」
とも言い換えられる

妻を嬉しそうに語る男は最近は何をしてくれた、じゃなくて
「彼女はいつもこういうことをして楽しそうだ」
という話をしている

「ウチの妻は仕事ができてカッコいい」というとき
男はその仕事の内容ではなく、嫁のピシッとした雰囲気に惚れている
だから彼女がどんなに優れた功績をあげていても
彼女がボロボロであたりやすくなっているならそこには男の喜びはない

それは女を軽視している、とかじゃなくて
男が好むものがそういうものなのだとしか言いようがない

檀蜜がすげえなと思うのは、その男の理想の安心感の
上にエロスをまとっているからであるし
一方で木嶋香苗被告のブログを読んでも彼女の
不動の自己肯定力ってやつに震える

ウチの店にくる、仕事で頑張ってやつれた女も
色んなお稽古して女子力をあげている女子も
頑張ってるとは思う、けれども一緒にいて安心するか?
というとやっぱりうーんとなる、正直。

逆に言えば感情が荒れやすくても
それを想定の範囲内だと思ってくれる男なら
結婚に至れるんだけどね。

多分一つの事を集中して考えたい男は
ベースになる環境に予測不能な要素を置きたくないのだ。
置くとしたら彼の仕事が単調で感情の起伏がない場合に限る

アタシは今女子力を取り戻そうとしてる
その自己安定力って女子力をね。

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