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2013年12月 2日 (月)

ロックンロールのその際で

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最近縁あって昔なじみが店にくる。
彼はキヨシローさんの「光になる」という言葉をみせ
自分の道は音楽ではなかったが
でもこれと同じ事を世の中でしたい
とうっすらと目に涙を浮かべていった。

ええやん、きっと叶うよ
御上が叶えないっていってもアタシがなんとかするよ

なんて熱くなってその日を終えたら
翌朝、版画家時代に知り合ったライブペインターが
メールを寄越してきていて
郷里で治療院を開業するのだという

アホみたいにカートがどうとかフリーがどうとか
いいながら酒飲んでたら脱サラしてしまっての
彼のその後はまっすぐに夢にむかってこぎ出していた。

音楽をはじめたとき
アタシは実際に楽器ならしてる人たちってのは
やっぱもっと熱いだろうと思っていたが

実のところ、どう音楽やってくのかとかいう生活の話とか
どこ生産のギターだとか
演奏が上手いか下手かなんて話ばかりで食傷してしまった。

おかしいな、音楽やってる人に憧れてきたのに
なんでそのキワあたりの人ばっか熱いんだろう?

自分だって冷静に考えれば
ロックスピリッツで人生を乗り切れるように
霊能を武器にロックやってる
といえばぴったりとハマる

夫もいて、猫もいて、店もまわせていて
地元の店と仲良くなってきていて、ライブにも呼ばれてる
ゲームだって楽しい、
充分幸せな人生じゃないか

でも何かが足りないと思うのはなんでだろう?

中の事情と外の見え方は違うというが
アタシは霊能の仕事に関しては
内側の従事者としてもやりがいがある

だから外と中とじゃ見え方が違うって
単純な話でもない気がする。

アタシの往生際が悪いの?
子供とか単純な話?
でもなんかザワザワする、ザワザワすんだよね
酒を飲んで、好きなもん買い尽くしても埋まんない何か。

なんだろうかね、一体。


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