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2013年9月25日 (水)

荒野のヌードモデル

荒野のヌードモデル
荒野のヌードモデル

行為の後でシャワーを浴びた君
ユニットバスのドアに手をかけ背中を向けて微笑んだ
「素敵でしょ?
アタシ荒野のヌードモデル」

「どこが?」ときけば
「だってアタシ今 心の中では アリゾナの教会の入り口で
裸になってる罰当たりなの」という

「じゃ今君の罪はどこ?」と聞いたら
指鉄砲で僕を打ち抜き
「サボテンの針に呑まれて死ね」って

バスタオルを肩にかけコンビニに向かって旅立つ白い肌
荒野のヌードモデル

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亀有にピンク映画の映画館があって
そこで荒野のダッチワイフって映画をやってたんです。

登場人物が口にパンツ突っ込まれて死んで
その死体に青空みせるとか

そのシーンが未だにシュール過ぎて忘れらんなくて秋。

詩って瞬間をきりとって永遠にする所作だと思うんですが
アタシの書くものはどうも動いている
とどまらせる言葉ではなくて

その情景における空気とスピード感を思い出すインデックスとして
言葉とリズムを考えて音に置き換えて文字に直しているんです

この詩はロマンチックに完全に浸るちょっといかれた女が
それを共有しようとして割り込んでくる男を突き飛ばす
排他的な一瞬の心の揺れをきりとって付箋をつけてみました

とあるロマンチックな妄想に完璧に浸りたいのに
全然おもってもみない合いの手を入れられた時の
おまえじゃねーよという感じ

と、それを危ない危ないと遠ざけながらも
一定の距離感で自分の愛玩のように見つめる男のエゴ

なんかその感じを思い出すのが好きですね。
星の王子様とバラにも似た何かで。

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