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2013年9月10日 (火)

花形歌舞伎 陰陽師

花形歌舞伎 陰陽師
昨日ブログを書こうとしたら、歌舞伎座の幕見のチケットを
もう買いにいかないとヤバいという時間でありまして
あわてて飛び出しました。

将門さまと滝夜叉姫が出るというのがいちばんの理由でしたが
ちょっと将門様やるの成田屋の海老さまじゃん大丈夫?
と心配になったもののお父様も演じてらっしゃるみたいですね
真剣に自分と向き合う人間には祟りをおこさないのね
やっぱ将門さまだね・・・と勝手に将門萌え

海老さまのちょっと疲れてやつれたようにもとれる
声高じゃないけど陽炎みたいなオーラが
色気のある将門公になってたと感じました。

しかし、前半のまっすぐな青年将門公の演技をみていて
うう・・・そうなのだよ、将門さまはまっすぐなの!!
お会いしている気になるわ!と勝手に瞳を潤ませた
馬鹿は私です。

一族を滅ぼされた怒りのあまり子供と妻の死肉を食らって
成長するってまるでヘルシングのアーカードみたいな
成長を遂げる将門さま、
夫は大詰めで、バラバラになった体を集めて蘇生させる
というくだりをみて女神転生を思い出したと言ってました。
ゲームやファンタジー好きにとことん親和性が高い
新作歌舞伎です。

正直、アタシはこれやるならコクーン歌舞伎でいいじゃん
駄目なの?と思いはしました。
でも、この新作歌舞伎の冒険は支持したい

高校生がいきなり古語バリバリの歌舞伎をみるよりは
こうやって今言葉と派手な仕掛けの現代歌舞伎を
みたほうが親和性が高いと思うのです。

これをみたうえで、じゃあやっぱ古典もみたいとか
歌舞伎座面白いなという思いを抱けたら
さらに歌舞伎座にいく回数が増えると思うんですよね。

そのベクトルにはまる芝居がここに産まれた!
そして歌舞伎座でやるから意味がある。
だから今後も続けてほしいと思いました。

しかし、染五郎の晴明が気を抜くとどーしても
遠目に野村萬斎に見えてしまうという過去の陰陽師の
印象の強さ

でも勘九郎は父上譲りの声のせいか
ちょっと抜けててでも愛嬌がある彼独自の博雅に
みえました。

二人が歩きながら晴明の屋敷にいく転換のシーンは
美しいです。

しかし女形!!
七之助も菊之助もなんて魅力的な声を出すんでしょう!!
歌舞伎の中のオンナというジャンルを確立するあの声は
一体!!そこに感動。

菊之助はたぶん初めて見るけど声にノックアウトでしたよ。
楽しい観劇でした。

花形歌舞伎 陰陽師
夫は初の歌舞伎座です。
なんとか無事にチケットを入手出来ました!!

花形歌舞伎 陰陽師
歌舞伎稲荷!まさか歌舞伎座でお詣りができるとは!

では仕事に行ってきます。

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