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2013年9月23日 (月)

ポップアートとスーサイドショップ

Img_0402
昨日は朧月ムメイさん(ショートショートと音の使い手)と
新美術館のアメリカン・ポップアート展と
有楽町にスーサイドショップという映画を観にいきました。
この写真は彼女のご提供です。

ポップアート展はパワーズ夫妻のコレクションからで
200本のキャンベルスープと
kimikoさんのポートレイトがルーシー・リューみたいでお気に入り。
200本のキャンベルスープはシルクスクリーンじゃなかったのね。

基本的にウォーホルにだけ萌える、みたいなアタシの鑑賞態度。
大学時代のアタシはそのメディアに埋もれる社会になると
予知するような先見性であるとか
写真製版の部分だけで興奮していたけど

こうして今みると彼の作品は手描きじゃないと伝わらない部分
とそうじゃないほうがクールな部分をきちんと使い分けた
画面構成をしていて、ああ、彼はなんだかんだ
イラストレーターやってた頃の感覚で画面をつくっていたんだな
と思いそのことにやたら感動。

ポップアートとスーサイドショップ
スーサイドショップはメイさんが提案してくれたもの。
監督のパトリス・ルコントは橋の上の娘以来
アタシが好きな映画監督の一人。
写真の右側にあるのはサインですよ

代替わりしながら続けてる
自殺用品店の家族のお話なんだけどね
そこにポジティブな男の子が生まれてくるのよ

確実に死ねる道具を提供する店で
死ぬのは駄目だよ!と言っちゃう感性をもった子がきて
変わってくる家族の感情が軸になってる話なんだが

やーうん、とりあえず泣いたよ!
なんでだろ。

パトリス・ルコントの映画ってさ、
旦那とエッチしたその興奮状態で橋にダッシュして
身を投げる嫁とか
感情が高ぶったところで恋人を的にナイフなげ
とかもう急激な展開をするんだけど

今回もその強引な展開で普通なら引くところで泣いてしまう。
みる側の感情のターンテーブルを違和感なくまわして
あげていくのが得意なんだろうなあ。

ずっとガレージの曲かけてたのに
いきなり絶頂のタイミングで突然ハウスかけてそれでも
フロアを爆発的に盛り上げられるようなそんな場面きりかえ
のできるセンスなのよ。

いい映画です、必見。
映画の半券をアンケートに貼付けたら
ルコントのサインがもらえる懸賞があったけど
今日の感動の日付が刻まれた半券を
大事に持ってたいがために諦めてしまったくらいです。

アタシがティーンエイジャーのとき
芸術や教養科目はいらないと学校教育でいわれてましたが
最近、教養講座ってみなおされてるらしいですね。

今回また映画観たいという気持ちになりながら
思ったことなんですけど
最近のアタシは芸術は人が失敗をおそれないとか
立ち上がるために必要なんだと感じてます。

こんな素敵なお話見たから頑張ろうとか
登場人物に自分を重ねるとか
そういう経験が勇気となって折れそな心を支えてくれる

本当に失敗でも自分で経験しないと自信なんてつかないですから。
画面観ながらワンクリックで欲しい状態になれるように
人生は出来てないですからね。

失敗できる余裕のためにスローに生きたいと
そのあとメイさんと食事しながら考えさせられた夜でした。

 

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