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2013年6月10日 (月)

進撃の巨人を読んでゆとり世代について見直した。

進撃の巨人を読む
がんの治療の山場を越えた父が家族温泉旅行を企画しまして
昨日の昼まで那須塩原にいったあと
夫が動画でみてたOPが格好良過ぎて興味を持ってしまった
進撃の巨人を一気買いしてしまいました。

一言で言って・・・

作者の諌山創氏によくやった!と言いたくなった!!
正直初期は父が買ってくれた高校の漫画研究会のタッチを
思い出す感じなんだけども、
その自分の拙さに怯えず沢山の人に観てもらって自分を鍛える道を
選んだ彼の選択は清々しく、そんだけで応援したいなあと思います。

彼がこの漫画を描き始めた同い年くらいの若者と触れ合う自分は
知識を得る事が先をいきすぎて
自分の作品を積極的に人前に出していくのをためらったり
何となく無難な線で無意識に折り合いを付けてしまう彼らを
いったいどうしたらいいのかとても悩むんだけど

巨人との闘いというオリジナリティを前面に出して闘う彼の姿、
youtubeで見つけたインタビュー動画で
主人公を巨人化する際に読者の反応よりも自分が納得いく作品
として描いていく事に決めたという経緯に
版画家で食ってやると必死だった自分の大学卒業前後の
気分を思い出すことができました、諌山さんありがとう。

巨人を人間の若者が操るという設定は
エヴァ世代の影響を感じたし
(ご本人は別のゲームの影響を公言してるけど)
その兵士達の葛藤の描き方である
弱さを吐き出して考えた末闘うことにする感じは
今の20代の共感する空気感だなと気づかされたのです
というかすんなり理解出来た。
見栄をはって心の中であれこれ思うバンカラ世代とは
やっぱ違うんですよね、怯えと恐怖を全部吐き出して
いく道を選ぶのがゆとり式かな。
あと、女の子の描き方!
主人公を常に守るむしろ主人公より強いヒロインが斬新。
今までだと無鉄砲なヒロインを支えるボディガードのような
強い男という王子様構図だったのが
突っ走る男を控えめじゃなく、自分に出来る全力で
守って闘おうとするヒロインというのが今日的で斬新。

日本の歴史でいうなら巴御前みたいですね。

アニメはとても観やすいし。
「でも世界は残酷だから」
と言い切る感じは浅野いにお氏とか
今の漫画にとても多い見方だと思うんですが
考察するに平和すぎて自分を覚醒させられないもどかしさが
極端な世界をイメージする事で自分を目覚めさせられる
という願望を反映しているのではないかと思うのですがどうでしょう。

考えてみれば今サッカーの長谷部誠氏の本も読んでるんですが
ゆとり世代ってカッコいい活躍してる人も沢山いますよね。
カッコいいゆとり世代と、アタシ達が文句垂れまくりのゆとり世代
は何が違うかというと、前者は思い切って行動してるって事なんじゃないかと。

20代がそれ以上の年齢層のハートを掴むのは
やっぱり行動なんですよね。
スゴいもん作った、今までにないものを作ろうとしてる
そういう気配。
だから学生達が自分の作品の見た目が拙くても
完璧にプレゼン出来れば価値が分かってもらえると
信じて必死に言葉を投げてくると

だっからちげーの!!ほんとちげーの!!

と言いたくなる。
今年の秋はこの辺を強く彼らに伝える授業をしたいと思っています。

ここんとこPMSが酷くって無気力なアタシですが
これは良い経験だったと思う漫画体験でした。


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