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2013年6月 3日 (月)

石見神楽(いわみかぐら)

昨日、先日ライブさせて戴いた天祖神社で大塚音楽祭フィナーレ
石見神楽が上演されたので夫と観にいきました。
この神楽は大塚夢今開催を助けてくださってるボスが
力を入れて応援しているものであります。
開始前の解説から簡単に話すと
石見(イワミ)神楽は島根県西部で発展した郷土芸能で
(出雲大社や県庁所在地のある東部とくらべて暇だから
なんて自嘲的にいってたけど)
一昨年から東京社中が結成されて以来、じわじわと公演の機会が
増えているんだそうです。若者が情熱を込めてやる神話の世界。

肌寒い中、塩祓という舞いからスタートし、今回は導入として
ヤマタの大蛇の最初、年老いた老夫婦の七番目の娘が
おろちに食われるというシーンがありました。
石見神楽(いわみかぐら)
真っ赤な大蛇に飲み込まれていく小柄な能面乙女のさまは
あーあ・・・って感じです。これ観ながらアタシ
「いやこれ実写だとどうなるんだ?エロ展開から内蔵食われて
巨大フジ隊員とキングギドラ的な感じなのか?」とか
真剣に想像してたら本気で気分悪くなり鑑賞の続行が危ぶまれる事態に。
進撃の巨人とベルセルクと東京グールで逞しくなった
己の想像力が本当に嫌になりました。

八幡神が第六天魔王(このヒト本当あちこちで退治され過ぎと夫)
を倒す演目「八幡」。八幡神のいる所に第六天魔王が
花火をもって入場。これを観た時になぜかスクールウォーズ的な
80年代の不良を思い出してしまいました。
「しぇんこうとかよおおお〜〜大人とかよおおお
信じらんねえっつーの?びへえええええ〜〜〜」
みたいな感じ。
そうですよ、きっと祭りにおけるハレとケの発散が失われ
きっと不良達は校舎で爆竹ならしてバイク乗ったんですよ
としたら不良の素行はある意味精神的な神事だったんじゃ
とか考えていたら
八幡神と第六天魔王が教育指導の先生と不良にしか見えなくなって
しまいました。
石見神楽(いわみかぐら)
そして恵比寿、お染ブラザーズではありません、
特別バージョン二体の恵比寿さまです。
赤いほうは中学生です。
めでたい時の舞いで飴を撒いたり鯛を釣ったり大騒ぎ。
石見神楽はこっちで練習を始めた時に
もう長いこと契約が決まってない空き物件を利用してた
らしいんですが、練習するたびに物件が埋まってしまって
あれって感じだったのよというご利益話をボスから聞いてたんですが
この鑑賞中にずっと埋まらなかった八月の夢今の枠が
満了になりましてなんかもうご利益のスゴさに笑ってしまいました。

お客でもなんでも足りないアナタは観たほうがいいかもですよ
石見神楽(笑)!

石見神楽(いわみかぐら)
ラストは大人気演目「大蛇(おろち)」です。
BIGBANGに声援をおくっている女子代表に見えなくもないですが
左、くしなだひめ、右でくねっているのは大蛇です。

石見神楽(いわみかぐら)
討伐するスサノオ!いえい!かっこいいぜ!!
「大蛇は退治するぜ、でも討伐報酬にクシナダヒメと俺を結婚させてくれよ」
といわれてこの立ち回りとなったのですが
しかし、老夫婦も思えば究極の選択ですよ
例えるなら、ヤクザさんに売られてしゃぶ漬けにされるか
姉んとこの従業員を殺して、姉をウツで引きこもりにした
罪で出所したての前科者に嫁に出すか
みたいなことを聞かれた訳すから。

でも彼のまっすぐなハートを愛して信じたクシナダヒメにより
彼はの活躍はヒーロー伝説になるというこのハッピーエンド。

この時点でもうアタシの石見神楽のテーマが
「不良」になってしまったとこは目をつぶるにしても
面白い演目です。

先日観た明神能ほどパリッとしまってない部分もありますが
でも、それ故に山陰の荒く無骨な風土を感じる仕上がりに
なってたりしてこれは自信をもっておすすめできるな
(ご利益あったし)と思います。

皆様も是非一度ご鑑賞あれ。

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