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2013年4月17日 (水)

指先にグミの実ビギニング


桜が舞い踊る井の頭公園、3月22日
エディー先生とそこにいました。

夫の祖母が倒れた後だったので
少しでも帰りやすい方が良いでしょうと
先生からの提案でした。

そして弁天堂にお詣りしました。

先生は人生でなにがしか転機が起きている時で
それに対する周りの反応に対して
「これが本当の自分ですから構わないのです」
と言いました。

何となくその言葉が忘れられずにPiLをみて
いっこうにうまくなろうとできないギターと
自分が好きな動きについて考えました。

そしたら、ベースが合ってんじゃないかと。

夫が先日再会したウエノコウジさんのベースを
調べてくれました。
それを買ってみました。

今までも散々なぜか周りがベースくれたんだけど
弾く気になれなかったのは
好きな音で好きなカタチじゃ無かったからなんだな
と思いました。

で、そしたら
ちょっと変なアップライトにあいました。
弁天さまの勤行の時に
あれは買いなさいって言われた気がして
その日その足で店にいきました。

そしたら梱包してもらう時に
ふと言葉が口をつきました
「あの、BmとFmとGを弾くギターの曲に合わせるには
どこ弾いたら良いですか?」
答えはすぐにきて

アタシはもう長い事、頭の中にあって
それがほしくて書いた五月雨のベースラインを弾けました。

ボーン

身体があたたかくてね

ボーン

おちつくというか

ボーン

もう死んでもいいと
まだこれから生きてたい
が同時に来ました。

ウッドベースの曲が好きでそれが弾きたいけど
でも女では無理だ

と勝手に諦めた19歳のアタシに運命は16年かけて
自分がやりたかった事に不可能はないし
そこから逃れる事は君の人生ではないのだ

と教えてきました。

結局アタシにとっての神とは人生何周してもパンクで
そのパンクとはつまり自分をいきることに他ならなかったのでした。

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