きな臭き良い子
今池袋西武でやってる逸品会の画像右側に写ってる
洋風大福をうちの守護神のテトラさんが欲しがりまして
買いにいったら売り場の人に「大福は来週から〜」と言われ
がっかりしすぎた彼は即座に「くたばれ!」と仰ってました。
いや、実に容赦がない、でもなんか許せる、微笑ましい。
地獄の番犬ケルベロスもお菓子好きだったみたいですしね。
うちの店のお客さんでもいるのです
何か欲しくても、まわり優先で常に動く人が。
一言で、いい子としか言えないのだけど
何かひっかかるのです。
かつてアタシもそうでした。
自分があ、ほしいと思っても
もっと自分よりそれが欲しい人がいるかもとぐっと我慢。
それで結局2番目とかで我慢して
これでよかったんだなんて言っちゃったりして。
でも、その頃が精神的に不安定でしたよね。
親はたしかに我慢とか欲張りは駄目とか言ったかもしれない
でもそれは、周りをみろとか思いやりを持ってほしい
という隠された意味があったはず
でも我慢をしすぎて人に譲ってると
これだけ誰かに良い事したんだから
きっと自分にもその分いいことが回ってくるかも
というちょっと正しいようで本筋からずれた思考になってきます。
そうなると欲しいものを欲しいと言える人に逆に嫉妬したりして
本末転倒に。
でも欲しいものは相手と交渉して手に入れても良いのです。
一番欲しいものを望むかわりに、相手も喜んでくれて
欲しいものをあげることでうまくいく事もある。
そこでこじれた時にひいても充分に間に合うのです。
そんな訳で今は一言欲しいものは欲しいというんですが
そうやって欲しいものを手に入れるようになって
自分と人生が好きになってきました。
考えてみれば
親ってのは生まれて来たアナタに対して
世界で一番幸せになってほしい
と願ってくれた生き物のように感じます、後の態度はどうあれね。
アナタが自分の欲しい物も忘れるほど
誰かに何かを譲っていたら
それはアナタにかけられた純粋な願いを
駄目にすることになるのかもしれないっすよ。
世界中にそれぞれに個性があるのは
誰にでも一つ自分だけの幸せがあって
それを手に入れても重なったりかち合ったりしないように
できてるって事なんじゃないでしょうか。
全ては程度問題ってことでね、
少なくともアタシはそう思います。
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