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2013年3月 1日 (金)

ジャイタイという奇跡の接客

ジャイタイという奇跡の接客
本日は「ぼくもいろいろがんばってきたんだ」と主張するテトラ
のため、サンシャイン60で行われたチョコレート会社芥川製菓
ファクトリーアウトレットに出陣。
会場は激安チョコレートどっさり、でもって試食も大盤振る舞い。
目の前で袋の一個をあけてどどどーっと目の前の皿に流し込む豪快さ。
ジャイタイという奇跡の接客
テトラは一人で過剰に動揺していました。
そしてその後の鑑定は、何故か意思が伝染したのか
差し入れにチョコを持ってくるお客様が連続。

凄まじいシンクロです。
たしか同じく展示ホールAで3/27と28やるはずですよ
ジャイタイという奇跡の接客
で、アタシはこのあとまたジャイタイへ。
で、そこで昼ご飯をたべました。
なんというか、ジャイタイが入った場所は店舗の入れ替わりが
激しいブロックで前の店も閑古鳥でした。
なんで心配になったのです。

沖縄ではタイ本国から接客賞などもとってるこの店なんですが
イートインして底力に気づきました。
今回は明らかに高級そうなスーツに身を包んだ男性が
他の従業員の中におりました。
一目でこの人幹部クラスだろうと予想がつきました。

そんな彼がアタシが弁当を買ったあとすかさず
「イートインなさいますか?空いてますよ?」
とニッコリ微笑んできました。

そしてテキパキとご飯をレンジにいれ
水を注ぎ足し席を準備。
本来なら離れた位置で全体を観察していればいい人間が
バイトに頼めばよさそうな業務を真剣にやっている
それだけで本気が伝わってきます。

この店の素晴らしさはイートインスペースに専属の
人間をつけている事。
前の店でもイートインコーナーはあったんです。
看板にでかでかと書いてあったにもかかわらず、お客はいませんでした。

そう、多分人通りの多い角地は落ち着かない気がして
勇気がなければ避けるかもしれない
でも、そこに従業員がいてすすめてきたら安心する。

生身の人間の後押しが必要な場所にきちんと人件費がさける
という事に感動。
思わず「私は成田空港でいつも食べてきた」と伝えたら
ミルクティーがサービス!

大事にしてくれてるお客さんに当たり前のように
カタチで返してくるすがたに
「わかってる、わかってる、ここほんとわかっている」
と思いながら横目でレジをみると、お客さんは絶えてない様子。

ベーカリーにワインに一流ものがそろってる路地で
タイ料理を売ればどこも被らない
唯一かぶりそうな成城石井は反対側の奥にあるので
即対立候補とはならないであろう
と計算出来た社員はだれだったのか。

しかも香りの強いタイ料理なので
かなり遠方にも香りがひろがっていて
興味をそそる感じになると計算出来た人も誰だったのでしょうか。

そして店を出る時に店の名刺を抜いたら
その紳士に「この方が何度も成田で通ってくださってる方」
と従業員に紹介されました。

サービスしなきゃいけないターゲットをしっかり周知させる
というポイントに感動してしまいました。
なんかとっても勉強になりました。

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