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2012年12月 7日 (金)

素晴らしい世界 浅野いにお

素晴らしい世界 浅野いにお
「君らの考えているリアルがようわからん」
と教壇でいったら、学生のひとりがこの本を貸してくれました。

にいおとうっかり読んじゃう浅野いにお。

彼女曰く
「ソラニンはポップ過ぎ、ひかりのまちは行き過ぎ
でブンブンも違う、でもこれは傑作」
という書評。

うむなるほど、何となくな幸せをかみしめるのに
最悪を噛まなきゃ納得出来ない感じがよく出てる。
恵まれているという社会の中で情報を知り過ぎ
自分の居場所を持て余す感じがよく出てる。

三島由紀夫の金閣寺の若い坊主となんか似てます。
守られ退屈な寺で鬱屈を抱えいざ、自殺するつもりで
燃やした寺をみてたらバカバカしくなる感じ。

でも、君らがこうなったらもう駄目だと思っている
絶望的状況は、金閣寺の坊主並みに実は乗り越えてしまえる
ものなのだとも思う。

それは生き続けてみる中で確かに蓄積されて感じること
でしか伝えられないものなのだけれど。

なんてことを考えました。
でも確かにこれは、いい線をついてるなあ。

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