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2012年12月26日 (水)

サンタを信じるようなこと。

サンタを信じるようなこと。
四、五年前に前の店で面接した時に上司が
「ぶっちゃけ当たるか当たらないかは僕にはわからない
僕らが面接で大事にするのは人として社会人として常識的に
接する事ができるかどうかです。」
と言ったのだけど、当時いきなり霊感が芽生えてしまい
あてること=人として認められること
になっていたアタシとしてはそれは
自分の大事にしているものをないがしろにされたようで
正直腑に落ちなかった。

でも独立して今お客さんと向かい合う日々の中で
上司の言った事は正しかったと感じている。
霊感とか鑑定という商売はエンターテイメントなんだよね。

極論、霊感が嘘で相手の心を読んで楽にできるインチキ霊能者と
霊感があってズバズバあてるけど、人の扱いがなってない霊能者と
どっちがたくさん人を救うかと言えば前者だと思う。

人はどんな境遇であれ、自分さえ心を保てれば
不幸ではなくなる。
例えば、どんな事業を立ち上げても失敗してしまう人がいて
それが霊による祟りだとしても
本人が「いくつも起業することで沢山の仕事が経験出来テル分
幸せだ」
と心からニッコリされたら出る幕がない商売なのである。

アタシが見えたものや、ささいな一言が
その人が本当に話したくて誰かに聞いてほしかった一言を
しゃべるきっかけになったとき、
それに続く言葉を本人に伝えるよりも、
本人が話しだしたことを傾聴したほうがお客さんが満足することがある。

お客さんの限られた予算の中で、沢山の情報を伝えようとして
こっちは必死だったけど、何か不満げに口をつぐんだまま
二度と来なかったお客さんに何度も会ううちにアタシはそれに気づいた。

人は霊について語らなくとも、生きることができる

という大前提を忘れた時に霊能者はカルトな馬鹿野郎になる。
サンタクロースを信じる子供の夢を守るように
霊や御上の存在を信じる人がそれによって
幸せに生きていきたい気持ちをいかに壊さずに話す事ができるか。
大事なのは、その人が大切に信じているものを
上手に抱えたまま話す力なのだと思っている。

こういうことを伝えてくれる店で修行できたことは
アタシにとってラッキーだったのだと思う。

メリークリスマス、愛について考えるにはやはりいい夜だ。
画像は実はイブにちゃっかり遊びにいっていた東京スカイツリー

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