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2012年12月31日 (月)

幡ヶ谷Junctionありがとうございました!

今年もありがとうございました。
お店のオーナーの奥様
ううみさんとツーショットです。

飲み会てなんかアートなんです
絵の具を足すように人を選んで招いても
まず、呼んだら来てくれるとは限らず
来たくても来れなくなる人もいて
そういう不測の事態があって心配でも気付いたら
ちゃんと形になる凄さが

絵の具を失敗したと思っても
偶然絵が発展した時の驚きに似ていて、
そういう時に感じた
これはアタシが作ったのではなく
作らされたのだという感じを
そうやって集った皆が和気あいあいと話す姿で思い出す。

だもんで今年も幡ヶ谷junctionいい夜でした、
ありがとうございました!

いい夜すぎたんで来年の開催日まで決まっちゃいました。
来年は12/29に開催決定ですo(^▽^)o

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2012年12月29日 (土)

積まれた銭だけ一蓮托生。

銭の量だけ一蓮托生。
スッピン写真ごめん遊ばせ。
すっかりやつれた母の様相ですが、常に新入りが
くっついてくるので仕事にならない昨今です。

今日は仕事納めだったので、ここまで潰れずにやってこれた
感謝と反省をしてまして、結局アタシはこの仕事やるにあたって
何を大事にしてるんだろうと考えたところ一番は
「お客さんを人間的に好きになるとこ」
に思い至りました。人間探せばどっかチャーミングな場所が
ある訳で、アタシは霊視するにあたってそこをまず
無意識に全力で探していたんです。

人間をミル、という事は深くその人を知ろうとする訳で
その好奇心が魂の秘密を抜き取るのだとアタシは感じてます。
と、同時にこちらからの好意が伝わらないとお客さんも
安心も信頼もしてくれない訳ですし、
魂の秘密が見える量というのはなんとなく
こちらとの人間的な信頼関係に比例している気がしています。

鑑定士として売れるには?と思い最初は怪しげな
まじないの本を読みあさってました。でも何か虚しい。
悩んでいる人の話を聞き、こんなまじないがありますよ
といってすごいと思ってもらうとか、
それが実際に効いて本当に効くんだ、と思ってもらうのって
結局自分の属する不思議の世界があると信じてもらえた
というこっち側のエゴを満たすだけに終わると思うのです。

ひどいとお客さん、アタシはこういうものに
出会える特別な人間なんだわ・・・とアホな優越感もちますしね。

それよりも、人間同士として話をして
お客さんに頑張ろうと思ってもらえて
そうやって自分で動き出したお客さんにほんのり御上が味方して
何かが起こる、この方が、その人も自分の努力に自信がもてる
と思うんです。

大事なのは、お金を払った結果、その人が店に来る前より
元気になったり心を楽にして帰る事なのですよやっぱり。

平清盛で「平家は常に一蓮托生」という台詞がありましたが
アタシもこの言葉が大好きなのです。
なんか、信じたお前とは一緒に地獄に堕ちてやるよ
というロックな空気を感じません?
まあ、アタシの場合は「積まれた銭だけ一蓮托生」ですけど。
ちょっとドライですいません。
でもここ最近の座右の銘です、あまり入れ込まない、
という意味の自戒もあるんですけどね。

でもこの考え方に影響を与えたのは他でもなく
チョコボール向井さんですよ。
チョコさんはAV始めてすぐ女子とやりまくれてウハウハ
だったらしいのですが、途中でヘルニアを経験したり
たたなくなったりするというスランプになるのですが
それを「どんな女優さんにもある好きになれたり可愛いところ」
を意識して探すようにして克服したらしいんです。
うん、これは鷹さんではなかった気がする、チョコさんが
トウナイトで言ってた、アタシが大学生の時に。
いや、こう考えるとAVって業界は深いわ。
銭の量だけ一蓮托生。
深いといえばアタシのギターの先生、Eddie Legend!!
昨日ライブに行ってきましたがやっぱり
彼が弾くと気分があがってしまうこの不思議。

来年度も頑張って霊能稼業を頑張ります。

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2012年12月28日 (金)

ポルシェビルディングの思い出

ポルシェビルディングの思い出
今日はこれからEddie先生のライブにいくのですが
その前に思い出話を。

アタシが前の店に入ってすぐ
イラストレーターの友人が自分がバイトしてる
高級クラブの出張鑑定を申し込んでくれたんです。

なんでポルシェビルっていうかというと
一階部分にポルシェがあるからなんですが
高級クラブって何がすごいってトイレの手ふきが
ホットおしぼりなんですよ!
それにまず超驚いたのを覚えています。

ホステスさんやほろ酔いの社長さんをみた中で
どうしても忘れられない男の人がいます。
その人も社長さんだったのですが
髪は茶髪でギンギラなホステスさん4人くらいに囲まれて
呑んでた人で、よれたTシャツに色あせたデニムを履いていました。
その無頓着な感じだけど何かシュッとした気配だけがあって
今流行のIT系とかかな?
と思ったのを覚えています。

その人も一瞬席を離れ、30分だけといって
アタシがいた奥の部屋のブースにやってきました。
アタシはもう対面鑑定も馴れてない時分でしたので
ドキドキで、でもそれを悟られて舐められちゃいけないし
動揺からビジョンを読み間違ってもいけない
と思い今でも何言ったか覚えてないくらい焦ってました。

その人はふんふんと最初話を聞いてましたが途中から
「あんたいくつ?」
と聞いてきました
「あ、29歳です、それで続きなんですけど・・・」
とアタシが話しだしたのに
「それで今この仕事何年?」
また突っ込み。
もうなんだよこの人・・・と思いながらも30分終わらせると
その人は財布から諭吉を一枚抜き出して
おつりを渡そうとするアタシの手を制し
「頑張れよ」
と言ってニッと笑って帰っていきました。

アタシは暫し呆然として
「これが・・・・金持ち・・・」
と思いました。
正直すげえカッコいいと思いました。

金持ちって自分の権威を示すために金を使うとか
だからたかっていいもんだと思っていたアタシにとって
頑張ってるのわかってっから応援させてくれよ
と言うために多めにおいていくという
その使い方は衝撃でした。

そっから今に至るまでアタシが金持ちになりたい理由は
第一にいいお金の使い方をしてカッコよくなりたいからです。

でもだからって誰でも彼でもばらまいちゃ駄目なんです、
それは杜子春的ミステイクです。
ちゃんと置いていった金の意味がわかる人間に出資しないと
無駄金になります。
使われる方もそれを感じるんで頑張ります。

だからお水のお姉さんに入れ込んで
「こんなに金使ったじゃねーか!!」
と切れたら駄目なんですよね、サプライズや情を
金やモノのカタチでプラスにやり取りする術を学ぶ
その結果、金持ちで女遊びが上手い金持ちは成功する
なんてこともあったのかもしれない。

頑張る人に金をかけて応援する、銀座はそういう街でした
と元モデルのお姉さんが言ってました。

まあ、今んとこ、
まだそうやって気前よくお金を使えないんですが・・・
来年も頑張って仕事しようと思います。

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本当の努力なんてしてたのかな?

本当の努力なんてしてたのかな
ライブハウスであまりライブをしなくなって久しいですが
今回結婚式の準備してる時にもさらに考えたんですよ。。。

式の案内状を出すにあたり、企画とかにすごく呼んでた人に
ためらうのを躊躇したり
夫の側の結婚式の招待客が案内出してから一ヶ月以上
音沙汰もなくて10人も集まんなくてその間の不安げな夫
などをみていて
アタシは自分の招待客を、このまま夫側がごく少人数でも
大丈夫なように夫も知っている人に大幅に変更したりとか
という作業をしながら

インディースを盛り上げようとか、
動きを起こそうとかいってきたけど、
所詮バンドマンなんて気持ちの部分で繋がってなんか
いないんじゃねーの?
てか、そういうのに気づかずにアタシらは浮かれて
夢見てただけなんじゃねーの?
なんてずっと自問自答していました。

幸いここにきて夫の招待客は増えて来て
その辺の問いは収束してきたのですが

と、同時に最近顕著にぶっ壊れて来た身体についても
思うところがありまして
スパで身体を揉まれるたびに骨盤がズレている
といわれ確かに頻度がひどくなってきた腰痛や
疲れやすい身体についても悩むところはあり

では運動時間を捻出するために
生活を見直そうと振り返ってみたら
自分は本当にお客さんを増やす努力をしてきてなかったんじゃ
ないかと思った訳です。

ライブを死ぬほどしていた
のは自分が地下世界に友人が欲しくて
楽になりたかったからで
結局ここまでの自分は自分を救うために
ライブで暴れただけだったと気づいた。

本当に曲を伝えるためなら
音源やビジュアルなどでもっと自分の楽曲を
伝えていくべきだった。

アーティストが破天荒でも許されるのは
プロモーションから接客からすべてを作品自体が
やるからだと思うんですよ。

作家の腰が低くていい奴だなどの個性で救われてるうちは
作品は語るレベルに達せてないはずなのね。
それがサービス業と違うとこだと思う。

アタシは身体を隷属させてでも精神を救いたかったの、
それに後悔はないけども。
でも安全に切り替える時期は今であって
でも具体的に何をしようというのは見えないもどかしさ。

忙しい日々の間に自分を洗濯して集中したいお年頃です。
そして今日は寒い。

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2012年12月26日 (水)

長財布に挑戦。


今年のクリスマス、自分へのプレゼントに長財布を買いました。
お金持ちは長財布を持つ人が多く、
いっちょ試してみたくなったのです。
でもまあ・・・まだしっくりはきてないですね。
でも、お金がぴんとしたまま入っているのは清々しいです。

2012年は正直金のことしか考えてませんでした。
独立したのもあるけど、
アーティスト活動が頓挫した理由の一つに
ずさんな金銭管理があったので
ここでしっかり感覚的にいいお金の使い方を学ぼうとしたのです。

一つ確かなのはアレですよ、買い物する時に
「まけてよ」って言ってまけさせるうちは駄目で
相手がアタシと接しているうちに
「この人にはサービスしたい」
と思わせるように行動出来なきゃ多分金持ちになれないです。

まけてあげたい、と思うのは
サービスしたいとイコールであって
それが極まってそのうち
「この人に出資したい」
になるのだと思うのです。

出せよ、まけろよといって出させるのは
相手に借りばっかりつくって良くないであります。
なので初対面から相手を褒めるとか、
口角はあげ気味で話すとか
いろいろ意識しだしたのですがつい癖になり
このまえ、新入り猫を病院に連れて行ったときに
先生に「先生、ぶっちゃけ近隣で評判マジでいいです」
とそういう場所じゃないのに早速褒めたりしてしまいました。

で、新入りですがだいぶ家になれてきました。
今日はマサカドとおいかけっこしてました。


猫と住みだして三度目の冬、やっと猫を飼っている気分に
なりつつあります。

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サンタを信じるようなこと。

サンタを信じるようなこと。
四、五年前に前の店で面接した時に上司が
「ぶっちゃけ当たるか当たらないかは僕にはわからない
僕らが面接で大事にするのは人として社会人として常識的に
接する事ができるかどうかです。」
と言ったのだけど、当時いきなり霊感が芽生えてしまい
あてること=人として認められること
になっていたアタシとしてはそれは
自分の大事にしているものをないがしろにされたようで
正直腑に落ちなかった。

でも独立して今お客さんと向かい合う日々の中で
上司の言った事は正しかったと感じている。
霊感とか鑑定という商売はエンターテイメントなんだよね。

極論、霊感が嘘で相手の心を読んで楽にできるインチキ霊能者と
霊感があってズバズバあてるけど、人の扱いがなってない霊能者と
どっちがたくさん人を救うかと言えば前者だと思う。

人はどんな境遇であれ、自分さえ心を保てれば
不幸ではなくなる。
例えば、どんな事業を立ち上げても失敗してしまう人がいて
それが霊による祟りだとしても
本人が「いくつも起業することで沢山の仕事が経験出来テル分
幸せだ」
と心からニッコリされたら出る幕がない商売なのである。

アタシが見えたものや、ささいな一言が
その人が本当に話したくて誰かに聞いてほしかった一言を
しゃべるきっかけになったとき、
それに続く言葉を本人に伝えるよりも、
本人が話しだしたことを傾聴したほうがお客さんが満足することがある。

お客さんの限られた予算の中で、沢山の情報を伝えようとして
こっちは必死だったけど、何か不満げに口をつぐんだまま
二度と来なかったお客さんに何度も会ううちにアタシはそれに気づいた。

人は霊について語らなくとも、生きることができる

という大前提を忘れた時に霊能者はカルトな馬鹿野郎になる。
サンタクロースを信じる子供の夢を守るように
霊や御上の存在を信じる人がそれによって
幸せに生きていきたい気持ちをいかに壊さずに話す事ができるか。
大事なのは、その人が大切に信じているものを
上手に抱えたまま話す力なのだと思っている。

こういうことを伝えてくれる店で修行できたことは
アタシにとってラッキーだったのだと思う。

メリークリスマス、愛について考えるにはやはりいい夜だ。
画像は実はイブにちゃっかり遊びにいっていた東京スカイツリー

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2012年12月25日 (火)

イブの恒例行事。

イブの恒例行事。
本日は2012年のクリスマスイヴでしたので
イブの恒例行事。
夫婦で築地に寿司を食べにいきました。
(行ったのは別の店だけど・・・)
イブの恒例行事。
寿司屋って板場の空気がほんと漢の園ですよね、
誰かがメリークリスマス!って言っても
10秒後には年末の空気に戻っていくのですよ。

てか二年前に初めていった築地のすし一番て
店に戻ったんだけど
やっぱりここのマグロはうめーわ!!
食べた瞬間、満足して帰ろうと思ったもん。
イブの恒例行事。
〆はイルミネーションを観に神田明神へ。
よく食べ充実したイヴでした。

・・・て実はこんな和になったのは、反骨精神だった
わけでもなく、二人で最初に過ごしたイヴに、
やっぱり最初だからお礼参りしよう
と、思って神社いって、たまたま立ち寄った築地の店が
美味しくてこの時期になると舌が思い出すようになったんですよね。

人間はシチュエーションと良い経験が
絶妙にマッチするとそれが習慣化するんだな
と毎年学ぶ一件です。

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2012年12月24日 (月)

インパクトという概念

インパクトという概念
昨日もお客様からクリスマスプレゼントで入浴剤を
戴きました☆
いややっぱ入浴剤はいいですよ、気持ちが切り替わるし
気に入ったものをプレゼントに出来るし、
消えものといっても暫く置いて楽しめるし・・・

というわけでLOVEです。

金曜日に生まれてはじめてエアコン掃除を
業者さんにお願いしたのですが
こうやって自営業者さんに仕事をお願いするのは
私にとっては自営の先輩と話をする貴重な機会でして
今回もいろんな話を聞きました。

「インパクトが大事なんです。」

と彼は言いました。洗剤につける前の状態を必ずみせて
そしてキレイになった状態をみせる、それによって
驚いて貰う事で信頼が出来る、

で、同時にはじめて訪問するところは必ずまずは
名刺を渡す。名刺を渡す事によって相手がまずは安心してくれる、
掃除中も黙々と仕事するのではなくコミュニケーションをはかる、

などなど。

インパクトと信頼が今回のキーワードでした。

世の中は不況で正社員になれぬというけれど
これからは
身動きのとりやすいアルバイトで経験をつみ
小さいながらも独立し、
大企業ほど顧客は取れなくても
一昔前の街の電気屋さんみたいに
お客さんと信頼関係のうえに成り立つ小さなお商売
が沢山できていくかもしれませんね。

でもそれはけっこう暖かい時代かもしれません。

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2012年12月23日 (日)

スーダラスーダラ

スーダラスーダラ
今日の鑑定の最後のお客様に赤兔馬の紫を戴きました♪
スーダラスーダラ
先生と呑んでみたいのでお酒を持ち込んでいいですか?
と予約の際に聞かれたので「どうぞどうぞ」と言ったところ
芋焼酎からつまみまで完全準備。
鑑定も聞けてお酒も飲めて御上を肴に飲める店であります。

てか酒飲みたくて店に来る客は三人目。

で、写真のように私今日はセーターにデニムと大変カジュアル
な格好をしておりました。
セブンデイスサンデーというセレクトショップで
買ったものなんですが着易くて丁度セールしてたんで一気にドか買い。

実は私、前の店でもデニムにTシャツという時代があったのですよ。
しかし社長に「もっと占い師らしい格好をしたほうがよい」
と助言をうけ修正したのであります。
自分の個性を殺さないように、かつアジアアジアしすぎないように
とセレクトしワンピなど着ていたのですが
さすが社長、其処から指名客が一気に増えました。

前の店では5人程度の先生がいたので、自分が埋没しないよう
オシャレ着は印象づけの特攻服みたいなものでしたが
一人でやってる今は個性の表現は部屋のインテリアに
まかせて、自分は気楽な感じにしてお客さんをホッとさせたい
と思って今に至りました。

どこのウエイトをあげてどうバランスを取ればいいのか
大事なのはそこなんですが。
さて画像は成城石井の新発売ケーキ、おいしかったです。

スーダラスーダラ

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2012年12月22日 (土)

猫とレンジフード

猫とレンジフード
今日は業者さんに自宅のレンジフードと
店のエアコンの掃除を頼んだ。
レンジフード清掃は夫へのささやかなプレゼントである。

ナナは新しい人間の声が気になったのか
ずっと鳴き続けていて、そんな中でレンジフードを洗いながら
業者さんは「ちゃんと料理してる感じですね」
とその汚れをみながら言った。

モノはその生活を表す。

「ナナを飼っていた人はひょっとしたらお水か
なんかだったんじゃないですか?」
とペットフードのスタッフが置かれたものの写真をみていった。

お水の仕事でも子供を育てしっかり生きている人は
沢山いるけれど、少なくとも生活は不規則だったのではないかと。

消臭に優れたトイレ
消臭に優れた猫砂
身体をふくウェット
あげっぱなしにできる餌器

動物っぽい匂いは消せるが一緒にいきていくのに必要な
しつらえが確かにカジュアルすぎてはいる。
猫の排便をチェックするには紙砂がいいし
餌は分量決めてあげないと太るし病気になるのに。

引き取って最初に口火を切ったのはテトラだった。
てか昨日病院連れてく前に真っ先に言った。
「ゆー飼っちゃいなよ。」
「いっそ道真ナナオでいいじゃんか」
渋ったのはアタシの置かれた現在の状況が飼い続けるのに
五分五分の保証しか出来なかったからだ。

スタッフさんはいった
「ちゃんと栄養管理して環境を整えて見守ってくれ
もうどこにもやらないで大事にしてくれる人といることが
彼女の幸せなんだと思う。」

その一言で飼おうと決めた。
足らない部分は気合いと運でなんとかしよう。
帰ってから「みーちゃん」と呼んでみた。
みーちゃんなナナはまたたびをかけた保温マットの上でころころした。

昨日ナナとスッちゃんを会わせたらお互いにシャーシャー言って
スケ番の喧嘩みたいになり
しかたなくナナをかごに入れてマー君と会わせたら
40分でパニックして籠をひっかき自分の肉球に傷をつけたので
今日はストクをかごに入れてナナを自由にして
マー君と会わせた。

マー君はしばらく動かず両者をみていたが
やがて両方に近づいてからすぐにダッシュして離れ
奥の部屋に逃げた。
ベットの下で困った顔をして隠れていた姿を見て
彼女以外の女子からメアドもらってどっちを選んだらいいか
などと真剣に酒の席で悩んでいた美大のアホな同級生を思い出した。

マサカドはやはり悩める妄想男子である。







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2012年12月20日 (木)

昭和な棄て猫。

昭和な棄て猫。
昨日、税理士の先生と月一回の面談をおえて帰宅すると
マンションのエレベーターホールにこのような張り紙が。
文字が「エレベター」になってる時点で管理人の
テンパり具合がにじみ出ています。

で、実際どのようにおかれていたのかというと

昭和な棄て猫。
この猫ナナちゃん一歳が↑
昭和な棄て猫。
これらの道具一式と一緒に置かれていたとか。
しかも猫は手前の黄色い籠に手紙つきでさらに
段ボールのみかん箱にインみたいな感じでセット。
で、手紙をよんでみるとだ・・・明らかに
昭和な棄て猫。
置き猫じゃなくて
捨て猫じゃねーかよ!!!!!
(てかお主人さまって何だよw)

というかこの文面、聞いて覚えた日本語で書いたよーな
気がしないでもないクオリティだが・・・

今時みかん箱かよ・・・

とりあえず急いで病院で検査してもらったあとで
ギブソンのギター二本でバリケードつくってから
鑑定の仕事に行って
空き時間に引っかけ錠を買って扉を施錠。

ドアに穴をあけながら
「ああ・・資産価値ってこうやって失われていくんだな・・・」
と切ない気持ちになりました。
昭和な棄て猫。
ちなみにマサカドは

やっぱり近寄っていって親愛の情を示したにもかかわらず
ものっすごくシャーシャーいわれてました。

でもって今は病院に連れて行った後の
彼女の残り香を嗅いでます。
うーむ、マサカドって本当に女子にモテない猫だねえ。

そしてネクラ。

とりあえず、猫エイズと白血病はありませんでした。

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2012年12月19日 (水)

桑沢殺人鬼願望。

桑沢殺人鬼願望。
先週月曜日に
桑沢三階の女子トイレにあった
不穏な落書きがまだあったんで
記念に撮ってきましたアーメン。

昨晩から今日税理士さんに提出する
書類の準備でバタバタでして
お客様にメール返せず掃除も出来ず

面会終わったんで今から何とかします
いやほんと師走忙しいわ。

さて、話はかわりますが、ここで心をこめてCMです。

カナダでお世話になった
カッツェさんが日本に里帰りなさってまして
来週日曜日23日に世田谷観音のてづくり市に
ご出店になります。

天然石大好きな方、アクセサリーとして持ちたい方
覗いてみてはいかがでしょうか?
ブース番号は30番です。

彼女のブログ、ねこつむり日誌を御参照あれ。

アタシもお客様によっては
「パワーストーンつけた方がいいっすよ、えっとね
この石とこの石とこれでバランスとってほにゃほにゃほにゃ〜
って感じでゴーみたいな?」
と話す事がありますがアタシの場合はその人の
オーラを感じて茶碗の欠けた部分に石の力を足していく
感じなんですが

カッツェさんの場合はまさに石の力を120%に引き出して
その力で人を覚醒させる感じなんですよね。
石が描いてくれる理想の未来に自分を合わせて成長させる感じかな。
あくまで私のイメージですが。

だから彼女の紹介してくれた石をつけると
「おお、この石ってこんな力があるんだ実感!!」
と素直に思えます。
この切り口は多分アタクシには出せないのでありますよ。

何よりブログのトップのタグから通販のページに
とべるのですが価格がおそろしくお買い得です。
カッツェさんご本人からパワーのある石を説明を受けながら
購入出来るチャンスなので
ビビッと来た方は遊びにいってみてはいかがでしょうか。

それでは仕事に戻ります。

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律儀な夫

律儀な夫
仕事を終えて家に帰ると
夫から毎年恒例サンタ名義のラブレターが
届いておりました。

今年のサンタは一味違い
仲良しの雪だるまが大事な本の上に座って
ダメにしたんでブチ切れたけど冷静になったら
なんで小さな事でブチ切れたんだろう
と反省し
後日謝りにきた雪だるまの健気さに泣いた

みたいな話が書いてあり

「こ、これは日頃ないがしろにされてる俺を
たまにはかえりみて」
的なメッセージかと思い身震いしました。

最近は、帰宅してもすぐ百鬼対戦絵巻をお互いにしてしまい
てか深夜までゲームして体調崩す的な勢いで
すっかり夫婦は
ネトゲの魔力にやられております。

だもんで今日はもう寝ます。

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2012年12月18日 (火)

選挙と末廣亭

選挙と末廣亭
選挙と末廣亭
今日は授業の後で学生と新宿末廣亭に寄席を観にいきました。
学生の評判はなかなかよくてまた企画したくなりました。

18時から料金が少し安くなるので、それまで30分ほど
二丁目を歩いて観光したのですがとある学生が
「先生と二丁目を歩くなんてこの学校に入った時は思いませんでした!」
と目をキラキラさせてくれていて嬉しかったですね。

で、今日はせっかくなので学生に

「別に説教せんから教えておくれ
投票に昨日行かなかった人の理由はなんぞ?」

と聞いたところ、行きたくなかったという意見の他に
住民票を最近移したのだが、自分に届いた前の住所の通知で
選挙出来ると直前まで分かんなかったという意見があり
ああなるほどと思いました。

アタシも学生時代、選挙通知が実家に届いてしまい
その度に地元のよくわかんない候補者に投票しに帰るのが
面倒だった記憶があり(それがきっかけで移した)

ひょっとしたら学生なんて卒業しても今の街に残る可能性なんて
正直五分五分なわけだから、住民票移さずに東京出てる子も
多いと思うんですよね。

東京に限らず、大都市に出てきている若者の投票率の低さには
こんな理由もあるのではないでしょうか。

少なくともツイッターで選挙いこうと言っても意味は無いと
わかりました。選挙に行こうとしてる人が、あの人も選挙いくんだ
良かったと思ってツイート読んでくれるだけです。

あと、列が並んでた理由は東京は選挙で五枚投票しなきゃ
行けなかったので時間がかかったという説が濃厚だなと思いました。

結局、選挙権のある四割しか投票に参加せず、そのうちの二割の
票があつまれば圧勝できるわけで、ごく限られた人間が政治をきめて
後の六割は理由がどうあれ自分の営みに集中しているという構図は

アタシには日本人てなんだかんだ江戸幕府っぽいバランスで
うごいているんだなあという気がします。

自分に直接の被害が出るまでは、
御上に文句をいいながらも任せっぱなしで
自分の仕事に集中ってのは
長屋の熊さん、ハッちゃんの会話のような。
自分の生活や仕事に集中するために他のものは丸投げでいたい
逆に丸投げにできるからこそ、メイドインジャパンの製品の
クオリティは高いんじゃないかと。

憲法が改正されちゃう!と騒いでいたのは
思い返せば文化人のツイートが多くて
普通の人はそこまで読んでられないから
誰かしっかりやってくれそな人という表面の要素で
投票相手を決めてるんじゃないかと。

「平和憲法より、今領海犯す飛行機とか、ミサイル発射とか
そういうのなんとかしてくれよ!なんか筋を通してスカッと
やってくれよ!」
というのが大多数の国民の本音なんかなと思ったりします。

あくまでアタシが狭い世界で考えたことなんですけどね。

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2012年12月17日 (月)

vote。

vote。
今日は旦那さんと選挙にいきました。
てか選挙に行く彼氏って34年生きてて初めてだったんです。
もう彼氏じゃなくて旦那なんだけど。

投票所の小学校は今までのなかで一番混んでで
やはり今回の選挙は注目でかい!
民主主義を感じる!
と興奮したけど

実は投票率さらに落ちてて
しかもうちらが入れた候補者全部落選
という結末。

じゃあの行列は何だった?て考えた結果
「寒いからひなたの時間に集中しただけ」
という結論に達しました。

しかし投票率は多くて有権者の4割
そのうち2割が支持すれば圧勝ですよ?

一体何がどうなるとこうなるのか。

考えちゃいますよね、多分皆さん
民主主義そんなに好きじゃないのかな。

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2012年12月15日 (土)

さようなら、また一人。

さようなら、また一人。
30歳過ぎて葬儀に参列すると、
というか規模が小さかったからかもしれないが、
きびきびと動き回る「おくりびと」達が気になった。
この人たちはこうして一日何人の亡骸と
向き合ってきているんだろうかと。

そうやって手厚くされたフミコおばちゃんの身体に
死支度を整え、ふと彼女の手に触れたら成人式の日の記憶が
蘇った。

「あやちゃん、ああ・・・キレイだねえ」

その目に涙を浮かべて彼女はその手を差し出した。
柔らかい厚みがあったその手は柔らかいまま冷たかった。

同年代の子たちは子供を産んで自分の子供時代を思い出すそうだが
こうして別れが昔の記憶をポップアップさせることもある。

「最後の別れですが、何かありますか?」

おくりびとがおばちゃんを棺におさめる前に聞いてきたので
祖父に促すと、それまで何ごとか呟いていた祖父は
じっと覗き込むように彼女の顔を見つめて一言

「冷たいね・・・」

と言って涙ぐんだ。

位牌を持つ祖父のあとに続き、
遺影を抱えたアタシが車に乗り込んだ。
外は寒く、凍える雨が降っている。

おばちゃんは片麻痺だったので、
車いすの操作が大変だったそうで
そんなある日面会にいった祖父は彼女に
こんな冗談を言ったのだそうだ。

「ふみちゃん、わし、もうこんな車いすじゃなくて
宇宙服買ってあげようと思ってんだ。
そしたらね、もうふわふわとトランポリンみたく
好きなだけ浮いて遊べばいいだろ」

おばちゃんは
「ああいいねえ」
といって笑ったらしい。

そこまで話した祖父はそのあと小さくうなだれ
「・・・でもわしは本気だった。」
と呟いた。

アタシの知らないところで、90歳過ぎた兄と
80歳過ぎた妹はこんな会話をしていた。

一件仕事を終えてから帰宅し、ネットで明日の選挙について
調べたりしたあとで、何故かおばちゃんが死んでから
猛烈に食べたくなったハヤシライスを線香を隣に立てて食べた。
そして疲れて帰ってくる旦那のために部屋をあたためている。

生きていく今と、
生きているまわりと、
亡くなった人への思いと

そんなものがくるくると線香の煙とまわる
そんな夜を感じている。

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2012年12月13日 (木)

ゴーイングアンダー

ゴーイングアンダー
昨日お土産とプレゼント貰ったと思えば今朝
再び新しいプレゼントなどが母から届き猫まみれ。
今週は客の予約が少なく、こうなると恒例の店じまい
などを考えたりするのですが、今日はふと
DVMをやめるときは霊能者として仕事すんのも辞めよう、
と決めました。

そもそも店を持ったのは、お客様を鑑定するのに
充分整備された環境が欲しかったからなのであって
それを個別鑑定でカフェなどで細々やるなんて退路は
もっちゃいかん、と思う訳です。

でも、早じまいの結果暇だった日など実は無く、
今回も最初で最後の客を見送った直後に父からメールが届き
祖父の妹である大おばちゃんが亡くなったと知らされました。
何があってもいいように店の業務も程々に済ませ、
自宅待機するものの心はどっか落ち着かず、
明日のために曲を練習する予定でしたが、心を深く覗くのが
嫌でせこせこと掃除などしておりました。

自分の知った人が亡くなって死体となって
陸続きのどっかで横たわっている期間は
なんというか宙ぶらりんな気持ちで。

そのフミコおばちゃんはアタシにとっては最初にタバコを
吸わせてくれた人でした。でもって、最初に知った
タバコを吸う女性でした。
ウチに遊びにくるときは着物姿で頭にバンダナを被り
ぷかーとタバコを吸ってわっかを吐き出して
アタシを面白がらせ、アタシもやりたいと言ったら
くわえさせてくれたのですが、当時煙はむせるものでしかなかった。
というか、おおらかな時代でしたよね、小学生にあがる前に
タバコをくわえるなんて今なら殴られものでしょう。

既婚の女性しかしらなかった自分にとって結婚の匂いの
ないまま歳を重ねた女性の独特の気配を
アタシは彼女から知りました。
アタシが成人する前後で怪我から施設に入るのだけれど
成人式の着物姿を見せたら涙を浮かべて喜んでくれたっけ。
多分それがあった最後で、アタシはその、鯔背であった彼女が
短く切った白髪にパジャマという姿を見るのがどうにも辛かった。

祖父は何かにつけて
「出兵した自分に変わり姉と共に母の面倒をみてくれた、
二人は戦争の犠牲者だ」とぽろっと漏らすことがありましたが
アタシは彼女の口から自分が不幸であるとか
満たされていないなどという言葉を聞いたことはありませんでした。

可も不可もなく、生きてきた感じだったなと思うのです。
いや、そういう場面をしらなかっただけかもしれないけど。

思い出をくれた人が一人また一人と棺に入っていくという
現実に自分の年齢を感じてしまいます。
明日、イベントやって、それで土曜日に見送ってきます。

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2012年12月12日 (水)

また別なベクトル

また別なベクトル
今日はトロントから新婚旅行中に
お世話になったカッツェさんご夫妻が
日本にいらっしゃったので1日観光。

締めに割烹吉葉という場所に行きました。
ここはトロントから帰国して以来
夫が現地で色々してくれた
ダニエルさんに喜んで貰うために
ずっと調べていた場所なのですが
なんと大当たり!

彼の感動する顔をみて考えたのは
私の考えるエンターテイメントは
自分が納得する何かから始まり
それに周りがついてきてくれるかを問うもので

夫がダニエルさんのために頑張った
相手が喜んでくれるを大前提に
自分もついでに楽しかったらベスト
というベクトルと真逆だなということ

そして
後者のベクトルで物事考えたら
今の表現活動に対する悩みも晴れるやもしれぬ
ということで貴重な1日でした。

そして素敵な今日の記念のため画像を一枚!

ユメイマまであと二日、頑張らないとね。

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旦那ちゃんマンガ。

Daifuku
夫が夜勤でアタシが昼から鑑定のとき
夫はこのようなマンガを時々書き置いて出勤します。
帰宅してちょっと和みますきゅ。

この鳥はきゅ鳥ちゃんというキャラなんですが、
元はアタシの予備校時代にさかのぼります。
とあるお勉強の仲良しグループが
なにやらメンバー同士できゅっきゅ言い合ってたんですね。
その発信元の彼女曰く
「昔おかあさんがね、ウサギさんは大好きな時にきゅって
言い合うんだって」
とのこと。だから彼女はその自分の好きな人たちに対して
きゅって言ってそれが周りに伝染したんですが

その数年後、アタシはその彼女のおかあさんから衝撃的な事実を
知ります。
「昔あの子にウサギさんってなんて啼くの?ってきかれて
仕方なく動物園に電話して聞いたら、交尾の時にきゅって
言いますっていうから、だからウサギさんはだーいすき
な時にきゅっていうのよ」

教えたというではあーりませんか。

つまり
「うさおさん!だめ!あはんいやん」
「いいじゃないか、いいじゃねえか!」

「きゅっ」
「きゅきゅっ」
に変換されているということで

つまり彼らは何もしらずに
「Aちゃん大好きだよ」
「あたしみんなだーいすき」と言ってるつもりで
『Aちゃん、あはん』
「みんな〜はつじょうしちゃーう」
と言い合ってたわけでもうつまり

18禁じゃねえかヾ(*゚A`)ノ!!!

勿論その後、真実をそのコミュニティーの誰にも教えられず
15年の歳月が流れました。

で、それを夫に言ったら夫がおもしろがって使って
こんなキャラになったというね・・・・
ふう。
時の流れって残酷ね。


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2012年12月11日 (火)

普通の幸せを噛み締める。

普通の幸せを噛み締める。
今日夫が大分回復したので
またミネラルショーに顔を出してから桑沢へ
最終日の叩き売りって本当なんですね。
画像は初日なんですが…

そして彼が明日から仕事復帰するというので
夜景気づけにスパに行きました。

最近は日々夫に甘えてチョッカイを出していたので
そういう間合いがとれないのが昨日は逐一寂しく
胃を痛めたのですが(弱っ!)
こうして夜中に並んで帰宅出来るのがまた
嬉しいななどと思い
ポッケからパンツを出し振り回して
遊んでいたら怒られました。

大病した経験のあるお客様がアタシにかつて
「病気はいけません
周りを不幸にします」
と仰ったのですが
「ああこういうことか」
と思いました。

最近は学生に
「今日は旦那さんが夕飯作ってるから帰る
旦那さんの料理はマジで美味いんだ。」
と堂々と言えるアタシです。

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2012年12月 9日 (日)

もう一度ゼロか

もう一度ゼロか
深夜から夫が激しい腹痛で苦しみ続けたため、
今朝は休日診療の医者につきそい、彼が寝たところで
ミネラルショーにまたちょこっと顔をだして、
お客様に奨めておきながら自分も欲しくなったスーパーセブン
などを購入しました。
パワーというよりかは、七つの石の特徴を兼ね備える
芸術的な姿にひかれてしまいまして。

夫は幸い心配していたノロウィルスでもインフルエンザでも
ないとわかり、今時分にはコンビニにご飯を買いにいけるほど
回復しているのですが

まあ悪化の原因は昨晩の帰宅後の口論であろう、とも思う訳です。
最近夢今にむけて一人で練習している私は
ここ一年ぐらい胸の奥からじりじり来るステージの熱さ
みたいなものをすっかり感じられなくなっていることに気づきました。
やればやるほどこのブランク的なものを取り返したいと思い
同時に、夫とのバンドが緩く感じて我慢出来なくなったりして
その話をしたのですが、今夫がバンド以上に料理に情熱が
移行しているのは本人も認めるところで、別々にバンドする話
なども出て来ました。こうなってしまった原因には、お互いが
煮詰まる前に外からの刺激であるベースを引き入れられなかった
のがあるんだけど、一番の原因はなんだかんだ探すとかいいながら
出会いの必然を待った自分にあるのだと思います。

あと、決定的なのが夫は今までバンドというと
スタジオでセッションして音を固めて作っていくスタイルだった
そうなのですが
私はずっと人生の経験や思考がある程度まとまったところで
それらを連結して『おろして』メロディーと歌詞を書いてきてまして
夫的にはそういうアタシにどう気持ちを合わせてやっていけば
いいのかが分からなかった、と言っていました。

アタシは、バンド向きな人間ではやっぱないのかも。
でも、終わらせると思うと恋愛の別れみたいに思い出が
蘇って切ないですね。
でも、これもベストな解決な感じでもないので、しばし保留かなあ。

ソロにせよ、なんにせよ、アタクシ最近
芸名の一個にそろそろ本来の名前の「彩」を使いたいと思っています。
何で今芸名にこの字を使ってこなかったかというと
鬱だった時代にお世話になった人にこの彩という字の右側がホウキ
みたいになっててはらう字だから良くないとかで
そっから全ての手紙などが全部「アヤ」「あや」に直されてたんです。
だからそっから無意識にさけるようになったんですが

でも、一方でそういうウツとかが無かった19歳の時にそん時の親友に
「アタシの彩っていう字はさ、世界を彩るって宿命の字なんだぜ」
と言ってた自分に今すごく興味があるんです。

だから戻ってみたい、使ってみたい、どこまでやばくて
駄目になるのかそういうのも含めて今なら出来るんじゃないかと
考えるんですよね。

ふとスーパーセブンの色彩みてたらそんなことも書きたくなりました。
よし、今日はもう授業の準備して夫の様子みつつ寝ます。
しかし、あれですね、夫はアタシを看病する時
鍋焼きうどんなどを作ってくれるのですが
一気に大量のレトルトと即席ばっか買ってきた自分がちょっと情けなく
なりました・・・たは。

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2012年12月 8日 (土)

来週金曜日、夢よりも今を語れ第26夜プログラム

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絵:今回の26夜、絵心ゲスト藤岡詩織

では今回も前置きから。
夢よりも今を語れは、今回の会場思ったより
近くてよかったな、な六九狂ヴィヴィアンが
様々なフィールド活動する表現者と観客が満足し、
交流する クロスロードを目指して発足した
エントリーマイクイベントです。
皆様に「また新しい出会いを得た、来てよかった」
といわれて4年経過
気がつけば一押しのイベントとして口コミで
猛者が やってくるようになり、コラボなどにも発展。
たまにメディアも巻き込んで
新しい出会いと楽屋裏のような交流をお届けする
奇跡のイベントです。
一人で来ても大丈夫☆
ヴィヴィアンの心をこめた ラジオDJスタイルの
MCトークと特注カクテル、
奇跡のパフォーマンスの連続であなたを退屈にさせません!!!
まさに、知るひとぞ知る出会いを求める表現者とお客たちによる
奇跡のイベントなのでありまっすw

夢よりも今を語れ 第26夜
12月14日(金)

御苑サウンド
新宿区新宿2丁目3-12光和ビルB1F
open18:30/start19:00 
参加・観覧費1500円+1Dオーダー

19:00-19:10趣旨説明および挨拶パフォーマンス
19:10-19:25小松成彰(機材持ち込み)
19:25-19:40三木悠莉(朗読)
19:40-19:55津田一矢(電子ピアノ弾き語り)
19:55-20:05絵心ゲスト:藤岡詩織

休憩10分(20:05-20:15)

20:15-20:35六九狂ヴィヴィアン(アコギ持込)
20:35-20:50山本慎太郎(アコギ持ち込み)
20:50-21:05イダヅカマコト(朗読)
21:05-21:20FOXY/千夏(アコギ持ち込み)

休憩10分(21:20ー21:30)

21:30-21:40マノメアツシ(朗読)
21:40-21:55橋本勇介(アコギ持込)
21:55-22:10どぶねずみ男。(朗読)
22:10-22:20ゲスト賞タイム
→終了

当日撮影:lilly

今回のスペシャルドリンク
Foxy0018mini
撮影:夢今25夜よりRINA
今回のスペシャルカクテルはFOXY/千夏リクエスト
「上海マンゴスチン」¥700です。
心に迷いが生じても自分を信じて進む勇気が湧くテイストを
何となく心にアジアの花が咲くように考えました。
当日限定オーダーです。よかったらお試しください。

主催者より見どころ説明
主催者として書くのは気恥ずかしいのですが、
今年久しぶりに夢今で六九狂ヴィヴィアンが一人で
ステージに立ちます。観魚室の時にやってない曲で
ソロをお楽しみ戴こうと準備しているのでお楽しみに。

第一部の小松君はライブ冒頭でやることの種明かしをしても
ちゃんとライブ後に余韻を残せるオノ・ヨーコのアートみたいな
アーティスト。その後に繋いだらちょっとワクワクするかなと思い
初出場の三木悠莉さんを並べてみました。どんな声と言葉が
続くのか、少なくとも三木さんの15分にかける熱意はすごいです。
そして津田さん。ひょうひょうとした出で立ちなのに一番
毎回何が出るのかドキドキワクワクするのですよ。ステージが
楽しみになるアーティストっていうのは本当に素敵。

それに対して第二部のイダヅカマコト氏や第三部の橋本勇介氏とか
どぶねずみ男。さんという、きっと今回もこんな感じだろう
という予測のもとにみられるアーティストがいる訳で
それがこの会の味なんだけれども、でもきっとこういうこと
書くとスタイル変えちゃう人も出るかな笑。少なくとも
たまには冒険をしたくて今回はどぶねずみ男。さんを年末の
ラストにしてみました。今年の余韻=どぶさまのパフォーマンス
というのはなんて素敵な暴力なのかと。

三部のマノメさんは本当に、ドリンクかえようかと後ろむいたら
終わっちゃうんで目をこらして。線路脇の道で待ちわびた新幹線だから。
では第二部の千夏さんと山本さんはなにかというと揺れ。
感情の揺れでステージが変わる人、だから目を離せない人、
アタシが久しぶりに揺れるからかもしれないけど
だったらそういう人たちでぎゅっと二部が絡まった方が
伝わるのかもと思って。うたうたいとは何か、ということがね。
揺れるって良くないんじゃないかって?いや、揺れることが
そこに人がいてくれる安心感をステージに持てる奇跡の
瞬間だったりするんだよ、同時にね。

ご来場の皆様へ
このイベントはアーティストの指示がない限り
撮影等可能となっています。そして休憩中の交流は
絵心ゲストも含め自由です。じゃんじゃん話しかけて
あなたの世界を広げてくださいね。

アーティストは通常のライブより短い枠で全力を出すため
かなりの集中力でステージに臨みます、演奏中の私語は出来る限り
お控えいただくようお願いします。

イベント休憩時間のチラシ・音源等の配布交流は自由です。
ガンガンやるほど繋がりができます!

今後の予約状況
2013年2/8(金)の第27夜は受付終了。
出演者はイダヅカマコト、橋本勇介、牧野公美、MerryAndrew,
どぶねずみ男。、山崎誠二、マノメアツシ、FOXY(千夏)、及原ムメイ
絵心ゲストはケケ。

そして五周年に突入する2013年4/12(金)は
今のところ橋本勇介、どぶねずみ男。の二名のみエントリーです。
参加したい方は早めのご表明が無難です、ご検討ください。

それでは今年最後の26夜、
場所は違えど年の最後に盛り上がっていきたいので
一人でも多くのご入場お待ちしております!

ヴィヴィアン

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ミネラルショー初日

ミネラルショー初日
今日は東京ミネラルショー初日。
さっそくこんなん買っちゃいました。
モリオン原石。
こんなデカイのみたことないなと思っていたら
店の人も珍しい一品だといってました。
加工無きホンモノの証はこのくすみ感といってました。
そんな見分け方もあるんですね。
でも気になったそもそものきっかけが
「この子、高い割に根本埃だらけやん」
だったので
ミネラルショー初日
綿棒でほこりとって、今持ってる黒でしまるアイテム
重ねたらあら?キレイじゃないこれ?
でもこれを買った直後に地震来てびっくりでした。

今回のミネラルショーは入り口にデカデカと
天然石じゃないのを天然石っていう業者いるから気をつけて
とか
○○に効果があるって、そんな病気治すとか
科学的に証明されてないからそういう言葉にだまされちゃだめよ!
みたいな注意書きがあるんですが

じゃあいっそわかった時点でそういう業者排除出来ないのか?
(特にお願いしたいのは前者)
と思うのですが多分それやるとショーが成り立たないのかな
なんてことも考えてみました。

でも、ミネラルショーははやる気持ちをおさえて
一回は一周しておいたほうが
買ったものがよその店だと値段が半額なんてシャレにならない
悲劇がおきる率をへらせると思います。

あと、今年なんか気になったのがワンドという道具と
ムーンストーン
気になっただけで買ってないけど、
この石は、アタシが色気石とよんでまして
これ持ってると特に女の子は異性から告白されたりするんだよね。
男で持ってる人に今思い当たらないが
普段地味だとかズボラって言われてるけど男欲しい
みたいな人にはお奨めの石です。

そして石以外にも

ミネラルショー初日
アルパカ購入。
マサカドは新人をチェックしながらも・・・
ミネラルショー初日
可愛さが許せずやつあたり。

出来うる限り毎日行きます、では今日はこの辺で。

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2012年12月 7日 (金)

素晴らしい世界 浅野いにお

素晴らしい世界 浅野いにお
「君らの考えているリアルがようわからん」
と教壇でいったら、学生のひとりがこの本を貸してくれました。

にいおとうっかり読んじゃう浅野いにお。

彼女曰く
「ソラニンはポップ過ぎ、ひかりのまちは行き過ぎ
でブンブンも違う、でもこれは傑作」
という書評。

うむなるほど、何となくな幸せをかみしめるのに
最悪を噛まなきゃ納得出来ない感じがよく出てる。
恵まれているという社会の中で情報を知り過ぎ
自分の居場所を持て余す感じがよく出てる。

三島由紀夫の金閣寺の若い坊主となんか似てます。
守られ退屈な寺で鬱屈を抱えいざ、自殺するつもりで
燃やした寺をみてたらバカバカしくなる感じ。

でも、君らがこうなったらもう駄目だと思っている
絶望的状況は、金閣寺の坊主並みに実は乗り越えてしまえる
ものなのだとも思う。

それは生き続けてみる中で確かに蓄積されて感じること
でしか伝えられないものなのだけれど。

なんてことを考えました。
でも確かにこれは、いい線をついてるなあ。

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2012年12月 5日 (水)

悲しくて悲しくて本当仕方ないぢゃない。

悲しくて悲しくて本当仕方ないじゃない。
ここで公に書く話じゃないのですが、
アタクシ怒るのが苦手ですの。
怒って感情をだしたらその後できっと良くないことや
自分に不利なことが起こる、と思う癖がついてまして、
極限まで放置する癖がついております。

だから今回も学生にちょろい授業と思ってる子も
いるんじゃないかしら。
どうせ社会で制裁されるならここでとやかく
アタシがいうこともなかろ、なんて思ってもいるんだけど
で、我慢しすぎてストレスが爆発したりして
皆びっくりってことにもなったり。

怒っても大丈夫なのだ、とアタシの心に理解させてくれる
王子様はいないかしら。
そんなアタシは友人に、
「目上には信じられない反抗をすることあるのに、
なんか年下には特に弱いよね?」
なんて言われる始末。

おそらく精神的に甘えた若者癖が抜けないんですよね。
困ったもんだ。

さて、そんなアタシは今朝一番
中村勘三郎の訃報をきいて奈落の底におちました。
お昼まで呆然としてネットでその記事を検索しつづける始末。
真っ先に思い出したのは、平成中村座の千秋楽公演に駆けつけたこと。
なんかどうしてもいかねばならない気がして
六席位しか空いてなかった座席を予約し
アタシにはしんどい時間に早起きして観にいった今年6月の公演。
カーテンコールでスカイツリーを見せる演出に感動し
これはすぐ隣の聖天さまのお慈悲かもとお寺を拝し
そのあと思い立ったようにめ組の絵馬を戴きに芝大神宮にいき
そこで結婚式の説明を受け今に至るというながれ。

ああ、療養に入る前の公演で姿を拝めて良かった、
治ったらまた観にいこう、と思っていたのにあれが
本当にアタシがみる最後の姿になるなんて・・・

歌舞伎好きの母につられてTVでみた勘三郎(当時は勘九郎)さんは
よく喋って茶目っ気のあるおじさんとしか思っていなかったけれど
笹野高史著「待機晩成」てエッセイを読んで、
そこでコクーン歌舞伎に出した笹野さんを批評家が酷評したのに
マジ切れし、その雑誌社に怒鳴り込みの電話で今後の取材を拒否した
という勘九郎さんの逸話を読み、感動して好きになっちゃったんです。

そう、自分の芝居に協力してくれた仲間を潰す奴には
怒っていいんだぜ!

と最初に怒り方を教えてくれた人だった。
そっからインタビューを読んだりして触れた彼の
革新的な生き方や考え方がアタシの心の支えになりました。

アタシが美大を出る時に美術は死んだと言われ始めて
それを気難しい批評家がああだこうだといったり
アートはどうとか眉間にしわを寄せた人間があれこれ出ていたんだけど
結局そういう言論で引っ張り込めるのは自分の生き方に
自信がなくてその思想に乗っかりたい誰かであって
もし本当に自分の表現活動を広げたいなら何か別のやり方があるはず

そう思っていた矢先に、彼の平成中村座やコクーン歌舞伎のやりかた
そしてなにより、いろんな事に興味をもち、いろんなジャンルの人と
交流し、という生き方はこれだと思った。

ポジティブで自分のやっていることに真剣だけど飾らない、
欠点も最終的にチャーミングにみえる、そんな人間にアタシも
この人を目指すことでなれっかもしれない。

イベントの企画やオーガナイズをする時、卒業した学生が
訪ねてきた時、あんまりな侮辱に耐えかねて切れるとき
アタシの頭にはいつもこの中村勘三郎の横顔がありました。
夢今がどんなに小さいイベントだとしても、ちゃんと大事に
していこうと思うことが出来ました。

ひょっとしたらアタシが木版画をやっていた事も大きいかも
しれません。伝統を感じさせつつ今の自分の版画を時代に
あうように打ち出していくこと、それを考えることもありました。

年に一回、お金を払って彼を生でみることはアタシには巡礼で
彼はそういう意味ではアタシにとっての教祖でした。
アタシが中村勘三郎という役者の演技を理解していたか
評価できていたかはわかりません。
その空間の中央でオーガナイザーとしてそして役者として立つ彼を
みることで、アタシはやる気を起こしていました。

アタシは、日本のウォーホルになりてえんだ、
アタシの思うFACTORYをつくるんだ
という大それたことだって思えた。

帰りの電車でひとり、パンフを眺めながら、この人と
同じ時代を生きているという奇跡を噛み締めるのが幸せだった。
少しでも長く、あと10年は続けと思っていた。

そんな人が死んでしまった。

いつかアメリカで展示する時がきたら
あのツインタワーに昇りたいと思っていたのに
それが一瞬で崩れた9.11の喪失感を思い出しました。

でも、
100人の善意になれなくても1人のヒーローではあると
信じるように今のアタシには目の前の仲間を大事にし
一期一会の学生を愛し、日常を続けていくしか無い。

でも今日の夕方、電話取ったら何故か隣でがちゃんって
音がして何故か豆が転がったんでよく見たら
あの千秋楽の日、芝大神宮で買った千木バコが崩れていました。

ああ・・・何かが本当に終わったんだなと思っちゃったよ。
悲しくて悲しくて本当に仕方なく冷静さも無い12月の水曜日です。

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百鬼大戦絵巻

百鬼大戦絵巻
松崎家のipadは夫専用機になりつつあります。
理由はSEGAの百鬼対戦絵巻。
このゲーム、まず平家の武将を守るために戦えるのがよい
ダークサイドの妖怪が出るのが良い
最強の武将が歌川国芳ってのもすばらしい。
しかし、購入代以上の課金をしないことを自らに
課している夫としてはアップデートの度にハードルがあがるので
2ちゃんの攻略法スレをガン読み。

アタシもそれを読むのですが、最近の書き込みは
課金しないと最終面をクリア出来ない不満オンパレードでした。

ただ制作者の側に立つと、ひょっとしたら
ここまで大金を使ってきたユーザーのために
彼らを優遇して不満を制すという考えをしているのではないか?
とも思い夫に話したところ

「でも課金して勝ったあとに虚しさが残ると書かれるのは
もっと問題なのだよ」

と返事が返ってきました。
アタシが思うに課金しないでも勝てるけど、それでやると
時間がかかるしじれったいから我慢がつらい
という人たちに手が届く範囲の課金サービスがよいのかな
と思うんですがどんなもんでしょう。

階段の隣にエスカレーターができて、
でもエスカレーターの前にエレベーターがある
だけど健康のために歩くのも困難でない、というくらいのバランス。

でも、販売したゲームを受けをみながらアップデートで
改良するってやりかたは韓流ドラマっぽいけど
コストがかかんない運営方法として優秀だなあと感じます。

ところで来月の幡ヶ谷junction、職業がさらにばらけて来ました。
ピアノの弾き語りさんに漫画家さんに病院の検査技師さん
などなど。もうすぐ20人に到達です。
更なる初参加お待ちしております。

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2012年12月 3日 (月)

授業とはまさに業を授ける所行なり。

授業とはまさに授けらるる業なり

今日は講評会でした。
今までは手元にあった順で作品を講評してきたのですが
そのスタイルをやめ、前日までに作品の講評順をきめ
リストアップをしてそれをコピーして学生に渡しました。
その名前の横に満点と参作候補者だけは印をつけます。
これをみることにより学生は事前になぜ印がついてる人の
作品が良いのか意識を高めることが出来、同時に
本当は奨励されたもんじゃないですが、
誰のとこで抜ければいいか考えやすいようにしました。

そして講評自体はされる人の作品を黒板に全部貼ってもらい
一人頭あたま5分しか時間がとれないため、これも事前に
伝えることをメモしておきまして、域の電車の中でも
見直してイメトレしてきました。

本当は学生自体の思いもその場で聞きながらやるのがよいのですが
それをしないかわりに学生には、この講評をみてアタシが
この作品の課題で何を伝えようとしていたのかをよみとり
最後に紙を回すからそれにかけ。
一番的を得た人にはスタバおごる。グランデもトッピングも
何でもしていいぜ
という話をしました。

この提案は思った以上に効き、皆いそいそと作品の貼りかえ作業を
手伝ってくれましたが、アタシが最後に緊張の糸がほぐれすぎて
自分の話を脈絡無くしてしまい、アンケート書く時間が授業から
はみ出してしまいました。
というか最悪だったのは、君らの半分以上は落第点なので
追加課題を出すことになるが、いい加減な作品をだされても
クリアさせられない、なぜなら作品の評価を甘くすることは
作品を観る目に嘘をつくことで、アタシはそれができないそれは・・・

という時に、アタシはその理由として、自分は学生時代失恋を
きっかけにジャンキーになり、そんな自分の復活の手段が
作品と向き合うことだったから
という話をしてしまったのです、ね、最悪でしょ?
病んでた自分にアイデンティティがあるなんて話すのは
1990年代のグランジ世代の曲がった自己評価であって
帰りの電車でその自分が許せなくてアタシは緊張性頭痛を起こしてました。
でも、一方でこう思うようになっただけ、歳をとったのだと
感慨深くもあり、でもやっぱ今日はむかついて眠れない感じですな。
喜びと楽しさでアートを作ることを教えられない自分は
やっぱ周りが言うように講師を降りるべきかもしれない。

本当の理由なんて多分一つじゃない。
でも、優等生でここまできた自分が急に病んで、ベンツ一台分の
学費を学校に行きもしないで垂れ流したことにオトシマエをつけたかった
のは事実。だからアメリカで作品が売れたのは本当に嬉しかった。

でもそれゆえに霊能者という仕事で生計をたて、その中から
アーティストに心ばかりの謝礼を渡してイベントをやってる今が
ありがたかったりする。
自分の作品を呼ばれて展示するのにギャラが発生することは
絶対にアーティストの意識をポジティブにかえると思うのです。

しかし、昨日の続きですが、それを押し進めていった結果
自分はアーティストではなくやってることが一時的とはいえ
経営者になっている自分に疑念を抱くのです。
経営と表現活動を一気に出来る器用さがない自分に。

昔は自分で歌ってたりもしてたんだけど
今はイベンターやってる、とか
学生に対しても、ここには作家として入ったんだけど
今は作家やめて講師と占い師してるって言えたらどんなに楽か。

35歳までに作家に戻る計画があるんだけど今は下準備として
経営の勉強してる、って言い続けることの負荷はデカイ。
でも、前者はどうしても嘘なのです、アタシの心にしてみれば。
いや、認めたくないからなのかな。

しかし一つ言えるのは、この前記事書いて、覚悟を決めましたが
アートやって幸せになるなんて嘘ですよ。
より深い孤独に堕ちることです、アートなんて。
そして自分は今着々と壇ノ浦よりも深い孤独に沈む準備をしている。
だから今日も学生に、あなたはデザイナーよりアート向きの
人間だと思うという度に、獅子の子を谷に落とすようにため息が
出ました、心の中でね。

こういうことを考えるとタイトルのように授業とは
特に講評は業(カルマ)を授けることともいえると思います。
今日はとりあえず、聖おにいさんの八巻が面白かったのが救いです。

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清盛の没落は実に切ない。


清盛がドラマで「あなたはもう武士ではない」と言われた。
錆びた刀を振り落とせずにずっこける物悲しさ。
というかアタシの胸にもずんときた。

来月久々に一人でステージに立つのでギターを
練習するわけだけど、思うのですよ
「ああ、マジで下手だ俺」って。
今年は一人で店を切り盛りする経済感覚を覚え
イベントを運営するのに力をさいてきた。

アタシが経済感覚を身につけたかったのは過去の失敗による。
ライブハウスに高い金おとしてライブ貧乏になったこと
沢山の会場で展示するので精一杯で作品管理がずさんだったこと
こういう失敗がのちのちの制作活動を苦しめ
仲間を疲弊させていくことに疑問を持ち
健全かつ必要以上の出費をさせないイベント運営の種をつくり
それを埋めることこそ天命と思ってきたけれど
その思いを覆すくらいに自分は過去の人になっていく。
だったらずさんで不安を抱えたままでも
何か作りつづけて表に出ていた方が良かったのかという
思いがよぎる。
カタチになるまで時間のかかることを抱きかかえている
疎外感はなんともいえず
そういうものが最近の福原に固執する清盛をみていると
胸に一気に去来するのである。


結婚式の招待客の参加率がアタシと夫の間で三倍の差が
ついてしまった。呼び始めはほぼ同数、むしろ夫の方が
先にまとまった数を呼んでたんだけれど
「きっとみんなまだ忙しいんだよ」
と励ますようにいってる姿はなんとなく切ない。
夫はイベントとかで料理を出したいとか、
いつか音楽仲間が練習の後に立ち寄れるよな店を出したい
といってる限り音楽が心から遠ざかった訳ではないと思うが
やっぱり自分も、アタシの人生に巻き込んだ結果こうなったのか
などと考えてしまう。
かくなる上はアタシの友は夫の友となるように生きていこうと
誓ったのだけれど、
「今日やっと10人になったよ!」とほわっとした顔をみて
ん、気のせい、きっと気のせいと思ったりしている。

時間のかかる夢に手を出したときは、
きっと心を強くする時間なんだろう。

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2012年12月 2日 (日)

画面越しですんまそん

画面越しですんまそん
勇者ヨシヒコに出てくる仏のみえかたと
出てくる唐突さと
しゃべってる感じが
アタシが神田明神で将門さまとしゃべってたり
神社の御上から御告げを受けてる感じに近い
と夫に毎回説明するのですが
彼の理想のファンタジーとずれて嫌なのか
返事は朝まで生返事です。

まあダジャレは言わないし
奥さまがヒロスエをぽっちゃりした感じとか言わないけど。

そうそう、一度チャネリングしたら
夫婦の神様があっちむいてホイやってた事があって
勝負決まるまで5分待たされた事あったな。
お客さんが寛大であんときホント助かった。

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