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2012年11月14日 (水)

アイドルという救世主。

アイドルという救世主。
ウチの黒いアイドル、ストクちゃんですが
薬の効果もあってやっと下痢がおさまり
元気に甘えるようになってきました。

あとは金曜日の尿検査が良好であれば一安心。
皆様ご心配ありがとうございます。
ペットの病気でこんなオロオロするなんて
経験しないと分かんなかったわ、アタシ。

さてそんな中、先日久々に表現活動初期からの知り合い
兼、お客様な仲間がやってきまして
今年の最大の衝撃として
「アイドル熱の盛り上がり」
をあげていました。
もはや今の日本でコールアンドレスポンスを
先頭きってやってるのはアイドルである、と
お台場のアイドルフェスで確信したという彼の話は
大変面白く、興味深かったです。

アタシもサマソニでももクロのファンに遭遇した時
イメージと違っていわゆるキモヲタではなく
普通の健全な男子たちが集結しているのにカルチャーショックを
うけ、何か時代がこっちで動いている感じがしたんですよ。

あんなにかわいい子が身体を張って頑張っている
毎日ライブしている
そしてその結果ファンが増えてステージが大きくなっていく・・・
とアイドルにハマっているお客さんは魅力を語る訳ですが
それって勿論苦労なんだけど

アタシが音楽を聴く時に求める
その人間がその作品と歌声を得るための精神的な葛藤とか、
沢山の練習をしているからじゃ語りきれない
複雑なものを求めてしまう感じとは違って
もっとシンプルに演歌っぽくて、
共感しやすい感じがします。

アタシがつい持っていかれる
虐待がどうとかリストカットがとか
薬を乗り越えて・・・というポイントは
分かる人は分かるけど、誰でも感情移入できるモノじゃないですよね。
やっぱこういう部分に引っかかるアタシのマインドは
グランジで止まっているわけで
今はむしろ、そういう暗部はさけて
盛り上がりたいんじゃないかしら。
たぶん、皆、何か発散したいし盛り上がりたいんですよ
リーマンショックとか、311とか
そういうので押さえ込まれた感情を何か簡潔な理由で発散したい。
そういう時代なのだと思うと、GreenDayの新作のアルバムの
楽しもうぜ!というコンセプトもよくわかる。

今の人たちは感想が簡潔だといいますが
何か一つ調べものするのも
楽しい動画を見つけるのも沢山のタグや
羅列された項目をいくつもいくつも押して
情報をあつめていくわけで、そんなことをしていたら
脳みそが疲れ切って当たり前なんですよね。

一人の人とじっくり話す20分と
20人と1分の会話を繰り返す20分は実は
前提の気分を塗り替える点で後者の方が疲れると思います。
でも、一つの画面上の出来事なんで皆
いまいち意識してないだけです。

アイドルのキャッチーさはきっとこういう時代の
受け皿で、たぶん本気で今の時代の人と愛し合いたい
表現者は、気難しい周りに呆れられても
キャッチーで簡潔なことを勇気をもって出来る人
なんじゃないでしょうか。

それでもスキルとか従来の表現者像を求めるとしたら
Adeleくらいのクオリティを目指さなきゃ、
いや超えるレベルで頑張んなきゃいけないですよ。

いや、これは表現者にとって危機的な状況ですよ
それを無視してとにかくライブさえやってれば
いつか報われるとか、熱さえあればなんて
そこにしがみつくのはお気楽な感じがします。
アイドルの頑張りに負けていますよ。

アイドルなんて・・・と鼻で笑っている人間より
アイドルやそれに関わる人たちの方が客や時代を愛せている、
これが現実です。

ステージで唄をうたう、
アタシやアナタはどう未来をつくりますかね?
アタシはとりあえずこんなこと、考えてばかりっす。

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