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2012年11月28日 (水)

パワーストーンズ。


今日久々に来店した常連の女の子がいつも20分の予約を
60分にしてきたので、何か大変なことが起きたのかと思い
来店前にメールで尋ねてみたところ
「最近職が見つかったので先生と沢山お話しようと思って。
いつも先生がなんとか20分で納めようとしてくれるのが
わかって心苦しかったから今回はなんか嬉しい。」
という返事が返ってきた。

そんな彼女は今日、
大事そうにパワーストーンをお土産にもってきた。
ブログの猫の写真をみて目の色っぽい石をいれたり
太陽は俺の敵のイメージで太陽っぽい石を探してみた
という彼女の手作りのそのブレスは、効能がどうというより
一生懸命つくる姿が目に浮かんだ。

先日の夢今にやってきた彼女をみつけて
夫にその場で無理矢理「太陽は俺の敵」を弾かせる無理を
やったのだが、そのときステージを見つめてた顔を思い出した。
いつも彼女は鑑定の時に最近感じたことを書き綴ったノートを
見せてくれるのだが、そこにはびっしりとイベントをみた感動が
かかれていた。

客の足下をみていては失礼だし何より商売にできない、と
先人から教わってきたけれど
年齢的なことや状況を察するとそうも出来ず
こんな自分は甘っちょろいと常々思ってきたのだが
そういう部分を支えようとしてくれるお客さんは確かにいて
そっとアタシを頑張らせてくれる。

そのブレスをなんとなくみつめてそーなパンちゃんに
そっと持たせてみたのであるが
その時にふと前の店でした社長とのやり取りを思い出した。
とある日にアタシはお客さんから
先生に言われた通りにしたら彼と喧嘩になったとクレームをうけた。
結局その人はその喧嘩をきっかけに彼と付き合うことに
なったのだけれど
アタシはその翌日かなり凹んでしまい社長に
「こんな自分は占い師にむいてないと思うので辞めたい」
とこぼした。
社長は「あれまあ」と言った後で引き出しから
水晶のパワーストーンブレスを一つ取り出して
そっとひと撫でした後で
「がんばるアナタにお守りね」
といってそれをくれた。
それは効能がどうというよりもそれをつけるたびに
思いやりを一つ感じられる特別なブレスだった。

店をやめた今はすがってしまう気がしてつけてはいないけど
今でも電話の前のジュエリーケースの中にいれて
一日一回は思い出している。
結局人のあたたかさ以上に効く魔法はアタシにはないのかもしれない
なんてことを思った一日だった。


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