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2012年11月30日 (金)

お別れ嫌にゃ。

彩という名前で
今日気がついたら携帯の充電器が壊れていて
接続部分を外せなかったのでお店に持っていきました。
ひょっとしたらそのまま預かるかもしんない
というので
「じゃ面倒いんで強引やっていいすか?
ひきぬいていいすか?」
といったら「やめてください」といわれました。

幸いすぐ引き抜けたんですが
このやめろと言われるといらっときて最悪をやりたくなる
この気分ってなんなんですかね。

お客さんが鑑定聞いて逆切れするのと同じ心理でしょうね
追いつめられて出した結論を否定されるから
「じゃどうすんねん!!」
て言いたくなる感じ。

そういうくらいならやっぱやることには自己責任で
突っ込むしかないんですよね、うん。

今日は昼から小網様でいただいたお酒をのんで
猫をおっかけまわしたり空虚な日々でしたな。
猫と言えば、スッちゃん観てくれた先生が今日で
就業最後だったんで、たまたま診療が重なったのもあり
少しでもほっこりしてもらおうとクリスマスリースなど
プレゼントしてみました。
よろこんでもらえるかな・・・

最後の尿検査をする予定が、スッちゃんは今日に限って
激しく暴れてしまい検査不能。
彼女的な「お別れ嫌にゃ!」だったのかわかりませんが
激しいメスだなと実感した今日です。

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誰のための90分なんかいな。


画像は昨日行った兜神社です。
入って左側にある岩のような大石にすごいパワーを
感じるので、自分の商売が根を張って定着するように
お祈りしてきました。

さて、残す授業も半分は切ったであろう桑沢ですが
前回の授業ではなんだか学生の授業の本音が色々届きました。
写真集もうちょっと時間が欲しいとか
内容が偏っているのではなどなど。
帰宅途中、「うーんさらにキャッチーかつ時間をかけられる
のんびり授業がいいのだろうか?」
などとその日は頭の中をごしゃごしゃにしてから帰宅したのですが

翌日たまたま卒業生が鑑定を受けにきたので
その話をしてみたところ
「そんなの甘えですよ!皆自分が出来ないことを不満でいって
甘えているだけですってば。」
と意外にもこちらが一喝されました。
社会に出てデザインするようになったらそんな甘えじゃやっていけへん
といいきる彼女に「うぬ、大人になったなあ」と
まぶしく思えたりもしたのですが、その授業を成立させる
バランスについてはやっぱ難しいわと思いました。

クラス全員に愛される授業はそりゃ出来ないけども
かといってこっちの主張を一方的に押し付けるのもどうかと
思う訳です。
なんかね、カリスマ的に自分の主張をのべたときに
ついてくる若者っていうのは今のご時世、正直マゾだと思うのよ、マゾ。
自信が無いから強烈な主張ができる先生をおっかけます、
という顔をした学生に好かれても嬉しくないし
それに満足したらアタシの作家生命も危ないと思ってる。

私はイベントオーガナイズをしたり、鑑定でも双方に納得いく
地点を探ったりしている関係で
とても両者に取って円満という道にこだわってしまうけど
本当の教師の正解は年を重ねる中で得る感慨を正直に述べ
そこに反発がうまれてもその自分を押し通すことに意味があり
同時に、その年齢では理解されないことを
語らねばならないのかもしれない。

学生と接していく中でアタシは彼らに迎合しすぎているのかも。
本当にいい関係を築きたいならばやはり自分はアーティストとして
活動し続けねばならないのではないか?
そして自分の伝えたいことは妥協せず
何か採用出来る時だけ採用するという姿勢が必要ではないか?
それが背中を見せる美学なのではないだろうか。

こういう時にどっかの先輩教師だったり父と語る場面かもしれない。
でも一個はっきりしているのは、学生が自分の思いを
素直に話せる気さくさはずっとキープしたいということ。
これと軸にどうしたいかなんだろうなあ。

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2012年11月28日 (水)

どぶろく祭り

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本日ははじめて小網神社のどぶろく祭りにお邪魔しました。
本当はみみずくを戴きたかったのですが10時半には売り切れたとのこと。
相変わらずの人気です。

今日は久保田を一升持参してお詣りに。
久々に受付にいた宮司の奥さんにご挨拶すると
「まあまあ!元気でしたか!!」
と大歓迎。
なにかにつけてふと「どうしているかな」と
思ってくださってたとかで
アタシが無事独立を果たし、
結婚もしたと話したらとても喜んでくれました。

以前バンドでご祈祷受けた時にその最中に
ここの末のお嬢さんが入ってくるというハプニングがあったのですが
今日は彼女が熱出して寝ているとのこと。

ふと病気平癒のお守りが目に入ったので
それを購入してご神威を邪魔しないよう祈りを捧げてから
お渡ししたらびっくりした様子でしたが受け取ってくれました。
袖摺る多少の縁ですが、ご家族を心配している
という気持ちを伝えたくて。
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したらお返しにお供物をどどっと戴いてしまい
いつも何だか恐縮だなあ・・・と思いながら
兜神社と三光稲荷神社に立ち寄って帰宅。
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三光稲荷神社は猫をみつけてくれる神社で
正月に祈願したらスッちゃんにあえたお礼を述べにいったのですが
今日の夜にスッちゃんのかびている耳の毛がとれ
なんだか順調に壊死にむかってるみたいで落ち込んでしまいました。
手であっためれば大丈夫だって言われたんだけどなあ・・・

話はちょっと変わるんですが
現実から乖離した話をして聞き手が不安にならないように
アタシは時々
「病院行ったほうがいいかなあ」とか
「電波な発言で申し訳なんだけど」
と落とす系の言葉でクッションしたりするのですが
お客さんがそれを真似しているのをみて
「いかん、これではお客さんが自分の第六感を蔑んでしまう」
と焦るようになりました。

というかアタシがこういう言い回しをすること自体
自分を日陰者と思っている象徴だし、
同時に自分をそういいながら
おとしめていく方向に気持ちを持っていってるのだと思います。
だから授業でもなんでも、つい自分を受け入れない側の態度ばかりを
気にしてしまう。
自分を好きになるとか大事にするという感覚が健全に
育ってないんですよね。
でも堂々とそういう話をさも当然に話すことは
人間として将来的に奢ることに繋がる気がしちゃうんですよねえ。

何かいい考え方は出来ないものかと思案しているところでございます。
うん、でもきっと、お詣りしたし何とかなるでしょう。

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パワーストーンズ。


今日久々に来店した常連の女の子がいつも20分の予約を
60分にしてきたので、何か大変なことが起きたのかと思い
来店前にメールで尋ねてみたところ
「最近職が見つかったので先生と沢山お話しようと思って。
いつも先生がなんとか20分で納めようとしてくれるのが
わかって心苦しかったから今回はなんか嬉しい。」
という返事が返ってきた。

そんな彼女は今日、
大事そうにパワーストーンをお土産にもってきた。
ブログの猫の写真をみて目の色っぽい石をいれたり
太陽は俺の敵のイメージで太陽っぽい石を探してみた
という彼女の手作りのそのブレスは、効能がどうというより
一生懸命つくる姿が目に浮かんだ。

先日の夢今にやってきた彼女をみつけて
夫にその場で無理矢理「太陽は俺の敵」を弾かせる無理を
やったのだが、そのときステージを見つめてた顔を思い出した。
いつも彼女は鑑定の時に最近感じたことを書き綴ったノートを
見せてくれるのだが、そこにはびっしりとイベントをみた感動が
かかれていた。

客の足下をみていては失礼だし何より商売にできない、と
先人から教わってきたけれど
年齢的なことや状況を察するとそうも出来ず
こんな自分は甘っちょろいと常々思ってきたのだが
そういう部分を支えようとしてくれるお客さんは確かにいて
そっとアタシを頑張らせてくれる。

そのブレスをなんとなくみつめてそーなパンちゃんに
そっと持たせてみたのであるが
その時にふと前の店でした社長とのやり取りを思い出した。
とある日にアタシはお客さんから
先生に言われた通りにしたら彼と喧嘩になったとクレームをうけた。
結局その人はその喧嘩をきっかけに彼と付き合うことに
なったのだけれど
アタシはその翌日かなり凹んでしまい社長に
「こんな自分は占い師にむいてないと思うので辞めたい」
とこぼした。
社長は「あれまあ」と言った後で引き出しから
水晶のパワーストーンブレスを一つ取り出して
そっとひと撫でした後で
「がんばるアナタにお守りね」
といってそれをくれた。
それは効能がどうというよりもそれをつけるたびに
思いやりを一つ感じられる特別なブレスだった。

店をやめた今はすがってしまう気がしてつけてはいないけど
今でも電話の前のジュエリーケースの中にいれて
一日一回は思い出している。
結局人のあたたかさ以上に効く魔法はアタシにはないのかもしれない
なんてことを思った一日だった。


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2012年11月27日 (火)

失踪男子。

失踪男子。
よくわかんない画像ですが、
映っているのはうちの思い出迷子です。
付き合ってすぐ夫と観にいった六義園の紅葉三回目。
アタシが何でもブログにぶっちゃけるのは有名ですが
それ以上に赤裸々に書く夫に驚いてからもう二年。

今日は休みの夫は友人にあったり髪をきったり
リフレッシュし、いつも生まれたての子鹿みたいに
ぐったりしている仕事帰りが嘘のようにキビキビしてました。


アタシはこんななりでしたが、

ライトアップはこのような感じでした。

春に大にぎわいのしだれ桜は今は枝のみ。
「季節は違うけど、アタシは変わらず生きているわ!」
と言われた気がしていとおしくなり
思わず枝を優しく撫でてしまいました。

でも、すっかり猫にやられているアタシは
道中猫の話しかしなくなり
終いには猫シックになる始末。

でも夕飯は駒込駅近くの九州系の飲み屋に。
その店がチャゲアスを再結成署名を求めるくらい
激プッシュしていて、頭はすっかり2012年から失踪。

しかし映像で観るASKAの服って2012年の感性でみると
サーカスの人みたいですな。
そんなことを考えました。

 

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2012年11月26日 (月)

東京ミネラルショー2012がやってくる!

東京ミネラルショー2012がやってくる!
12/7金-12/10月までの4日間、
サンシャイン文化会館2F&3Fで
東京ミネラルショーが開催されます。
10:00~18:30まで、最終日は16:00終了
入場料は一般800円、学生500円、中学生以下無料!
これで四日間まるまる行き来できます。
もう過去五年くらい、毎年いっては散財しての繰り返し笑。

ツアーしたいんですけど、もう日々一杯一杯でして
今年も結局紹介のみです、ごめんなさい汗。
このイベントは主催のプラニー商会が
石を鉱物の観点からみているお店なだけに
期間中は科学博物館の研究員さんの特別講座が
あったり結構硬派です。

いろんなお店が出店してるんだけど
スピリチュアルな効能を言ってる店も
あくまで石の質の等級で値段がついてる感じなので
信頼ができます。
とはいえスピリチュアルグッツなど、店によって
値段がピンキリなものもあるので
値段にシビアな人は一回全体を見て回ってから
買った方がいいかも。

気がつくと馬鹿買いしてしまいますが
何か一目惚れくらい気になる
手に持って握ったら身体があったまる感じがした
もしくは違和感は感じない
という石に限定して買えば失敗は無いと思います。

逆に何か持ってたくないとか頭が痛い
なんて石はやめましょう。

私は今回行ったら水晶ジオードクラッキングで
去年の雪辱を果たしたいのです。
今年こそはちゃんと軽い石を狙ってやる!!

ちなみにアタシのおすすめは新しい店が
出店しやすい3Fと
毎回出店しているニルヴァーナストーンさん
は顔出そうと思っています。

本当は石の欲しいお客さんに依頼されて会場まわって
その人にいい石があったら実費と成功報酬をもらう・・・
なんて仕事もしたいんだけどな

と、同時に熊手会と違って誰を誘って一緒に行けばいいのか
意外に見えないパワーストーン関係。
だもんで宣伝だけ勝手にしておきます。

 

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2012年11月25日 (日)

認識違いはおきるけど。


久しぶりにお客様から入浴剤をいただいたので
さっそく湯船にいれて一息。

何故か過去の親友のことをおもいだしていました。
帰宅してすぐ悪の教典のレビューを読んで
人間の二面性とか受け取られ方について考えたから
なのかもしれません。

彼女が「あなたのことが分からなくなった」
といったとき、同時に別の友人は
「変わらないでいてくれてありがとう」
といってくれたこの差はなんであったのかと。

考えてみれば彼女と予備校で知り合った時
アタシの言動は窮屈な高校生活を終えた反動でかなり
エキセントリックでした。
毎日テイスト違いの服を着る、何かをまくしたてる一方で
やたら繊細なことを呟くなどしており
おそらくそういう言動に巻き込まれた彼女は
ある意味逆に犠牲者だったのかもしれません。

人間はその本当の個性を理解されなくても
激烈に愛されることがあるということを19歳のアタシが
知っていたらもうちょっと人付き合いが変わっていたかも
しれないなと思うのですが、でもそれが逆だったら

幡ヶ谷junctionのような会を今作ることは出来なかったかも。
今年は特に何かを仕込んだりとかしてないのですが
つまみを差し入れたいなんて申し込みもあって
それなりにあったかくなる予感がしています。

アタシのギターは下手ですがそれ故に
気持ちで繋がれる人を沢山作ってくれました。
アタシの鑑定はしどろもどろから始まりましたが
それゆえに見守られるということがわかりました。

昔のアタシは、何人に知られたら有名になって幸せに
なれるのかと己に問いかけていましたが
今のアタシは、自分が安定するのに必要な人間は
片手の指の数よりも少なくていいと知っています。

未熟から始めるということは恥ずかしいことですが
人間の本当の繋がりを知る点では大事なことなんでしょうね。

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2012年11月23日 (金)

子を持つ勇気を得る言葉

子を持つ勇気を得る言葉
「ぼく、びょうきをなおすのたのしそうだったから
このからだをえらんだ」
というニュアンスの言葉でずっと気になっていた
いんやくりおくんの
「自分をえらんで生まれてきたよ」という本。

読破一時間以内、でも心に響くのは10年
そんな言葉がならんでいて、子育て鬱で店にくる
ママンが読めるように店に置いておきます。
あと、素敵なママになりたい女子たちにも。

さて世は妊活!35歳過ぎたら卵子が劣化するという
ネット記事の羅列に冷や汗と戸惑いを隠せない34歳ミトラですが
冷静に記事を読んで
もしお客さんが子供を授かる年齢が35歳を超えていても
冷えない身体を作るように一言アドバイスを入れていこうと思います。

でも、結婚相手がみつかっていざすぐ子供を!って勇気を
だすのは大変だし、授かったらで不安になることも。
そんなアナタにお客さんママンの言った言葉をご紹介。

「案ずるより産むが易しは本当ですよ。」
日々の生理などで女の身体は痛みに馴らされているんだなと
いざ妊娠したら思いました、だから大丈夫ですよ。
とのこと。悪阻とか色々怖いなあと思っていた心がほどけますねえ。

「大丈夫、子供が親にそだててくれますから。」
いつも自信が無くて相談してばかりの私ですがここだけは
自信があるんです!という言葉に続いて。
妊娠中、身体を冷やさないとか色々周りが教えてくれたり
母乳を出すために食事が精進料理みたいになったりという
経験を通じて、子供が自分を親に育ててくれるから
自分には親になる資格がないとか怯えなくて大丈夫です!
と笑顔で言ってくれました。

これも、う、うん、なんか希望が湧くなあ〜と思いました。
御上の金言、お客様の金言、この仕事はこういう言葉たちで
こころが耕されるのが魅力です。

またいい言葉があったらご紹介しますね。

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赤みのかかった葉が色づくとき、それが冬だと僕は気かされる

言葉どおりにいかないもので…。
前の店から引き取って、枝を切り、それを埋めして育てた
ポインセチアが赤く色づきました。
9月に入ってからは短日処理で短い時間で外から
押し入れに入れたり出したり。
一日でも処理を怠ると花が咲かない
といわれたものの、三日忘れてもなんとかなりました。

こうして赤くなるまでの期間は
ちゃんと色づくか不安で一杯・・・
全貌が見えるまでにいろんなことがあるわけで

ああ、披露パーティーはいつもの企画のように
誰でもくればいい!のスタイルにするには
箱のキャパもお金もオーバーするという見通し。
なんで、誰を呼ぶのか真剣に考えねばな展開に。
親族とのバランスを考えたり
呼んでもその場で浮いちゃうのは逆に苦しいので
そうならない配慮を考えたり
って結婚式した皆が言ってるのとほぼ同じこといってるな。

とりあえず、ここまで呼んでねって
言ってくれた人はご縁だと思うので
その顔ぶれを見つつ全体をイメージしていこうと思います。

誰でも、というのは優しいようでいて
時々逃げに等しいという気もするそんな昨今です。

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2012年11月22日 (木)

ジェネレーションギャップ

ジェネレーションギャップ
授業でふとしたタイミングで話題にしたことを
彼らが伝聞程度も知らない
という事があるたびに、ああジェネレーションギャップだ
と思います。

というか、ブログにおいても私の話題は
つくづく最新ではないニャアと思う訳ですが

不思議なことにこれが
鑑定だけだとそうでもない。
20代前半の子から、
50代まで幅広くお客さんにしていて
ただ、その年齢毎に不思議に対するニーズは違うので
話し方は変えるけれども
そこにギャップはあまりないですよね。

人間の悩みはいくつになっても根源は同じだけど
入り口が変わるということでしょうか。


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2012年11月20日 (火)

寒くなりましたわね。

寒くなりましたわね。
画像はこの前の六本木ヒルズのハロウィンの飾りです。
もうハロウィンが去年のことみたい。
今日の店の予約は最初と最後の二件だけでしたが
店中の家電製品のワット数を調べ回ってるうちに
あっという間に時間が経ってしまいました・・・

Electroluxの赤外線パネルヒーターの最大使用ワット数が
1200wなんで、間接照明バリバリの店マジでやばくない?
という状況でして

お客さんがいる時にうっかりブレーカーが落ちた日には
客「きゃあああ、先生、これってアタシ
やっぱ運がないってことですかあ〜
(@Д@;
美「違います、ただ、ブレーカーが落ちただけです
\(;゚∇゚)/
客「そんなわけないですう〜、
きっと何か悪いものがついてるんですう〜
(((゚Д゚)))
美「ちょっと、落ち、お、落ち着いてくだ・・・
ι(´Д`υ)

なんてことになりかねねえからな!!

もう昨日の授業の段階で既に
母ちゃんがこのまえウチに届け物してくれた時に拾ってきた
ご自由にお持ちくださいのコーナーの大皿を
学生にあげただけで

「ご自由のコーナーって何か呪われてるんじゃないですか〜?
ちょっと○○ちゃん、大丈夫なの〜?!(´Д`;≡;´Д`)」

とか騒ぎになる始末(最近の若い子の考え方って面白いね)
だったし、用心には用心が必要。
とりあえず、ヒーター消さずにコーヒー入れるとブレーカー
ガックンてことはよく分かりました。

でもなぜそんなヒーターにこだわっているかというと
エアコンのもあっとした暖かさよか
入った途端にちょっとストーブみたいな
優しいぬくもりの方が店入った時に安心するかな
というそれだけなんですがね。

ちなみに今、店のコーヒー豆
パイクプレイストローストとクリスマスブレンドが選べるんですよ
コーヒーを希望する人がほぼいないので
ひっそりとしたサービスとなっていますが。

あと、先日告知した幡ヶ谷junction、
今年も星読み師の毬猫先生をお呼び出来ることが決定しました。
今んとこ夫以外の参加者ゼロですが一応告知しておきますね。

イベント立て続けの焦燥はだいぶ薄れました。
多分、必要と感じる場所に必要な場をつくれば
そこに人は集まるはずだからね。



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詩人授業。

詩人授業。
詩人授業。
詩人授業。
詩人授業。
詩人授業。
今日は恒例の詩人授業。
多忙な中、フリップや詩のお題モデルをやってくれた
どぶねずみ男。さん
風邪っぴきの中で熱演の猫道(猫道一家)くん
今年もありがとう。

今年は外部からの見学者も出ました。

クラス全員の連詩は今年は結構よくて
雰囲気とアウトラインを使う分野は
かなりいける学年だと思ったのですが

だいぶ進行もこなれてきたけれど

私たちはとある学生から質問をぶつけられました。
「外に広げていきたい活動なのか
自己満足を求めるものなのか
いまいちよく分からないけどどちらですか?」

確かに

15年前のベンズカフェなどの現場には、
この活動を押し広げようとする情熱があった。
今よりオープンマイクは珍しいものだったし
それには自分の表現場所を拡大したいという
切実な思いもあった。

しかしある程度の認識を得た今は
(てか今年の学生には初体験だったが)
落ち着いた感じはあると思う。

言葉を吐くこと自体が基本的に
内向的な所作だからなのかな。

この問いは今のアタシをより考えるきっかけになりました。

来年もやれるといいな!

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2012年11月18日 (日)

いや、それはマジでいらない。

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アマゾンで原始人のコスチュームを検索中に
この写真の付属品で実際は送られてこないものが
かいてあったのですが
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来ても困るわ、ゴルフ場。

明日てか日付上の今日は年に一度の
どぶねずみ男。さんと猫道(猫道一家)くんを
交えてのポエトリー授業。

ゲスト講師をいれると授業に
新鮮な風が吹いていい感じです。

アタシの授業、実は当初俺も講義したい!
という人が他のジャンルでも数名いたんですが
私も闇雲に変な人を授業にいれてる訳ではないのです。

学生と向き合うことに情熱がある
そして、実際に依頼されてる講師であるアタシと
連携をとってくれる
打ち合わせなどで新しいアイデアを出し合い
建設的な話し合いができる
そして自分なりの世界がある

あともう一個入れるとしたら
その先生の世界に興味をもった学生が
その人の展示やパフォーマンスに足を踏み入れられること

この辺を重視しております。
ただ学生の前で自分の話をしてファンを増やしたい
という態度の人は学生にバレますからね・・・

昨年はやたらゲスト講師を入れてしまい
打ち合わせなどが大変だったので
今年はちょっと数をしぼっていますが
それによってよりゆとりある教育が出来ることに期待。

ココログが調子悪くて記事読んでる人が
少なめな昨今ですが、とりあえず引き続き
明日の準備をしたいと思います。



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祖母の13回忌、アタシたちの二周年。

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本日は祖母の13回忌で、アタシたち姉弟が墓場に
はじめて夫婦でそろった。
こうなるとそれぞれが家庭をもったんだなあと実感したし
名字の変わった自分は、夫の横に立つことで家が変わったことを
実感してちょっと寂しくもあった。

今日来たお坊さんはずぶ濡れの法事の中
謎の九字を切りアタシはなんかウチ呪われとんのちゃう?
などと無駄な心配。
でもたまたま持っていたんで、家族の安泰まで祈願したということ、
ごまかしじゃないことを祈ろう。
それ以外にも法要の食事の際に
実は父が尾木ママと繋がりがあったなどという事実が発覚。
意外な繋がりってあるものだ。

祖父は孫が四人できたと色々張り切っていた。
アタシは忙しさにかまけ、この家族に何も出来てないんじゃ
ないかと考えたりしてしまった。

ちょうど朝、昨日とかの記事を読み返し
忙しい忙しいって自分で始めたことをぼやくなんて
格好悪いやっちゃなと恥ずかしくなった。

アタシはどこかでそれぞれのイベントの開催を期待されていると
思い込んでいるが、実はそう思う方向に自分を持っていくことで
人に必要とされたいとあがいているんじゃないか?と思う。

では自分で自分を必要とするしかないよねと思うのだが
何のために必要とするのか答えられない。
アタシは空虚だ、実に。
夫はおちついてゆっくりしてれば見えてくるよ
というのだが、というならばオールリセットしかないやん
とか思うがしかし、なんかまだ決定的ではない。
人生は強制的に止まる時は止まる。

そんな夫と恋愛関係になって今日は同じく2年という記念日。
法事の帰りに月岡芳年展後編をみて、前からいってみたかった
東急ビルにいってお茶した。
雨の原宿を眺めてから帰宅して、IPPONグランプリをみて
アプリゲームをした。
こういう時間をとりあえず楽しめたらもうちょっと幸せに
なれるんだけどなあ。

でも記念だからツーショットはのせる!

Proxy


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2012年11月17日 (土)

12/30開催!!幡ヶ谷junction受付開始☆

12/30幡ヶ谷junction開催宣言!

六九狂ヴィヴィアン主催
『忘年異業種交流会幡ヶ谷junction』
2012/12/30(日)開催 
開催場所:幡ヶ谷36.5℃


開場18:00、
終焉23:00前後
参加:2000円(フリーフード付き)+1dオーダー
(後は任意)
ミニライブ:815(オーナー夫妻)/水野くん(厨房担当)/
六九狂ヴィヴィアン
あとは飛び込んでマイクを奪ったあなた方

星読師:毬猫先生占い付き!!
希望者要予約(2012.11.20追記)


来月は14日に新宿、御苑サウンドで開催の
夢今26夜、年明け2月には結婚披露パーティーという
忙しさで、正直迷ったのですが、年に一度のぶ&ううみご夫妻と
何かやらないと年が終わらないので例年通り開催します!
(自分の版画が飾ってある店だしね)

参加希望のかたは料理の都合もあるので
ツイッターかこちらにメールくださいまし

この会は唯一アタシが版画家時代に始めたアカツキ会
という飲み会の流れを汲んでおり、文字通り、
いろんな業種の人があつまって飲むんですが
名刺交換して自分の職場の話したり
表現者は自己アピールもかねてなにかやったり
自分の作品ファイルをみせて仕事作ったりという会です。
基本アタシがやっている占い、ライブ、桑沢のつながりと
どっかで知り合っておもしろそうだからアタシがつれてきた人で
構成されてますが
お店の知り合いや、ブログみていきなり飛び込んでくる人も
おりまして、ディーバダッタムーン飲み会よか緩いと思います。
普通にオカルト信じてない人もいるし、
用は大人の分別で付き合いが出来る
人間に興味のある人が集まって繋がりあっております。

昨年はチョチョリーナ大作戦で
アタクシがホストで人を紹介したり、司会してる間に
毬猫先生に星占いをお願いしたら大盛況だったので
今年も打診してますが今年は本当の暮れなのでどうなるか。

悲しいかな全てがそうとは言えませんが
ここに来るようになって常連になったお客さんは
ほぼ占いは卒業か、タニマチ組になっていくのですよ。

なんでかっつーと開運の最終系は
人との繋がりを信じつつ、自分の意志で前に進めるように
なることだからです。

今のコミュニティはアタシが無理して人と付き合うの
やめようと思って動き出した以降の人が中心で
アタシが感情的な面や弱さを出しても
人として関わろうとしてくれた人たちばかりなんですよね。
そんな中でも何かをやろうとか作ろうとか
そういう夢や熱意があって、何より人に興味がある
その分、甘やかさない面もあるけど、
孤立してる人いたらそっと輪に入れたりする
自然な優しさがある
なんつーか純粋過ぎて不器用なんですよね、皆。

だからなにがしかの人間不信があって店にきた人が
きっかけが似たようなもんだからここで友達つくって
それで再生出来るんだと思います。
お店もホスピタリティ最高ですしね。

前半こそ閑散としているのでアタシも喋ってますが
中盤になると皆アタシそっちのけですよ。
ていうか、人気なのはセバス、ウチの夫なんだよ!最近は!!
なんか輪ができてるんだよ!!

・・・アタシも多分22時頃歌います。

基本テーブルの料理は食べ放題、
飲み物はそれぞれの限界にあわせ各自予算で自分で頼む感じです。

会の常連の中には2月に祝い金徴収パーティーの
赤紙がいく人もいると思いますが、それとこれとは関係ないから!!
という力強い参加表明も期待しつつ受付開始。

それではご予約お待ちしております。

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2012年11月15日 (木)

震えるぞ母と!燃え尽きるほどヒート!

震えるぞ母と!燃え尽きるほどヒート!
今日は父の誕生日。
その前日くらいに父からメールが来て何事かと思えば
「母さんが片付けている!」
とのこと。(どんだけニュースなんだ)

そう、母も片付けをしているところ
娘であるアタシもまた最近
近藤麻理恵さんとかたづけ士の小松易さんの本を
買いました。

なんだか片付けようとすると手が止まり
なんでかなーと思っているとこんまりちゃんの
片付けの魔法2の表紙が頭の中に「もああああん」
と浮かんでくるのでこれはやっぱ買わなきゃいけない
アイテムなのかなとおもってのこと。

ついでにその隣にあった小松さんの本も購入。
小松さんの一日15分の片付け継続主張vs
こんまりの片付けは祭り主張
な感じで比較して読んで自分のスタイルを確立させるつもりです。

昨日の話と少し被りますが、
最近のトレンドはモノと記憶ですよね。
祖父の代は、周りに何も無かったから
「出来るだけ取っておく」が主流。
それをみて育った母は
「上手に整理する」世代で
今は世間が煩雑なほど情報もモノも溢れているから
家の中くらい、思想がシンプルでいられるように
という傾向なんだと思います。

でもその前には
つかえるものはとっておくブームがあり
つかえるけどつかわないものはあげよう
というブームに平行し
光熱費節約というケチケチ大作戦があったのですが
今はそれらを通過して
ストイックに節約して苦しい我慢をしなくても
少ないもので快適に暮らせばいいじゃんとなり
その厳選の方法にそのモノをみるたびに思い出す記憶
がフォーカスされていると。

サブリミナルという手法が一時騒がれてましたが
たしかに家の中にあるものって、買った記憶が
コンマ一秒蘇るものですよね。
ためしに洗面所だけでも、ボトルの商品名を隠してみると
頭が楽になって「お!」と思いますよ。

そして人にあげればいいと思うとまた買っちゃうし
忙しくてリサイクルも手間なんだから捨てちゃえよ
という今。
次に来るのはなんでしょうね。
手作りブームか、代用のアイデア本ですかね。

アタシは夢今と幡ヶ谷junctionと結婚披露パーティーと
年賀状の準備で頭がおかしくなりかかってて
もうやだ!止まりたい!!と思っていたら
今日はお客の予約がゼロになったんで
ちょっとお客様が休みをくれたと思って
前述の本をつまみ食いしたり
猫シェルターにモノを寄付したり
税理士の先生にまた会ったり、
店の冬休みを決定したり

最終的には寒くなってきたので店にパネルヒーターを
持ち込んだりしました。
来週から使用の試行錯誤です。
震えるぞ母と!燃え尽きるほどヒート!
設置と家具の配置換えをしてぐったりして出てきたら
隣のビルのイタリアンが新装開店してました。
ワインバーになったみたい。
ここのワインはいい奴は本当にいいので期待できます。
鑑定帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょう?
午前二時まで営業ですって。

ちなみにディーバダッタムーンの冬休みは
12/30から1/4までいただきます。
休みの初日の夜に幡ヶ谷いって、翌日大祓うけて
その翌日から初詣行脚して、実家帰って
仕事再開って感じだ、こりゃ普通に忙しいぜ(笑)

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2012年11月14日 (水)

アイドルという救世主。

アイドルという救世主。
ウチの黒いアイドル、ストクちゃんですが
薬の効果もあってやっと下痢がおさまり
元気に甘えるようになってきました。

あとは金曜日の尿検査が良好であれば一安心。
皆様ご心配ありがとうございます。
ペットの病気でこんなオロオロするなんて
経験しないと分かんなかったわ、アタシ。

さてそんな中、先日久々に表現活動初期からの知り合い
兼、お客様な仲間がやってきまして
今年の最大の衝撃として
「アイドル熱の盛り上がり」
をあげていました。
もはや今の日本でコールアンドレスポンスを
先頭きってやってるのはアイドルである、と
お台場のアイドルフェスで確信したという彼の話は
大変面白く、興味深かったです。

アタシもサマソニでももクロのファンに遭遇した時
イメージと違っていわゆるキモヲタではなく
普通の健全な男子たちが集結しているのにカルチャーショックを
うけ、何か時代がこっちで動いている感じがしたんですよ。

あんなにかわいい子が身体を張って頑張っている
毎日ライブしている
そしてその結果ファンが増えてステージが大きくなっていく・・・
とアイドルにハマっているお客さんは魅力を語る訳ですが
それって勿論苦労なんだけど

アタシが音楽を聴く時に求める
その人間がその作品と歌声を得るための精神的な葛藤とか、
沢山の練習をしているからじゃ語りきれない
複雑なものを求めてしまう感じとは違って
もっとシンプルに演歌っぽくて、
共感しやすい感じがします。

アタシがつい持っていかれる
虐待がどうとかリストカットがとか
薬を乗り越えて・・・というポイントは
分かる人は分かるけど、誰でも感情移入できるモノじゃないですよね。
やっぱこういう部分に引っかかるアタシのマインドは
グランジで止まっているわけで
今はむしろ、そういう暗部はさけて
盛り上がりたいんじゃないかしら。
たぶん、皆、何か発散したいし盛り上がりたいんですよ
リーマンショックとか、311とか
そういうので押さえ込まれた感情を何か簡潔な理由で発散したい。
そういう時代なのだと思うと、GreenDayの新作のアルバムの
楽しもうぜ!というコンセプトもよくわかる。

今の人たちは感想が簡潔だといいますが
何か一つ調べものするのも
楽しい動画を見つけるのも沢山のタグや
羅列された項目をいくつもいくつも押して
情報をあつめていくわけで、そんなことをしていたら
脳みそが疲れ切って当たり前なんですよね。

一人の人とじっくり話す20分と
20人と1分の会話を繰り返す20分は実は
前提の気分を塗り替える点で後者の方が疲れると思います。
でも、一つの画面上の出来事なんで皆
いまいち意識してないだけです。

アイドルのキャッチーさはきっとこういう時代の
受け皿で、たぶん本気で今の時代の人と愛し合いたい
表現者は、気難しい周りに呆れられても
キャッチーで簡潔なことを勇気をもって出来る人
なんじゃないでしょうか。

それでもスキルとか従来の表現者像を求めるとしたら
Adeleくらいのクオリティを目指さなきゃ、
いや超えるレベルで頑張んなきゃいけないですよ。

いや、これは表現者にとって危機的な状況ですよ
それを無視してとにかくライブさえやってれば
いつか報われるとか、熱さえあればなんて
そこにしがみつくのはお気楽な感じがします。
アイドルの頑張りに負けていますよ。

アイドルなんて・・・と鼻で笑っている人間より
アイドルやそれに関わる人たちの方が客や時代を愛せている、
これが現実です。

ステージで唄をうたう、
アタシやアナタはどう未来をつくりますかね?
アタシはとりあえずこんなこと、考えてばかりっす。

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そして時は動き出す…

そして時は動き出す…
明日、税理士さんと謁見するために領収書をそろえていたら
一枚だけ異常に時が加速しているのに気づきました。

90月・・・春夏秋冬的にはどこよ?
そして時は動き出す…
これじゃまだ本格的な紅葉も始まってないのに
クリスマスのイルミネーションが出る訳です。
秋はどこへ行ったのか?

最近の都会では、
商業的に潤う季節が長いです。

明日はボジョレーの解禁日だ。
カウントダウンパーリーを忘れないようにしなくっちゃね。

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2012年11月12日 (月)

それは貴方を思い過ぎて変わり果てたアタシの姿

それは貴方を思い過ぎて変わり果てたアタシの姿
外が寒くなり、職場が忙しくなった関係で
夫がご飯を作る回数が減り、カップ麺ばかりたべていたら
胃を悪くしたので
夫が昨晩みるに見かねて作った麺つゆでお土産の
おそばをたべました。
ちょっとつくりすぎたけどねッ!

昨日劇中で毬谷友子さんが歌っていた
蛹化の女が忘れられないなか本日は授業でした。

毎回思うのですが、30人ばかりを講評するときに後半
だんだん場がだれてくるのを止める方法はないのでしょうか。
学生同士をグループ分けして講評させるのもありですし
良かった人だけ褒めるのもありですが

自分が学生だった時はやっぱり自分が意見を言われたかったので
だれるのもやむなしと思っていたのですが、考えちゃうんですよねえ。
でも授業後は占いのこととか学生たちと話して楽しかったです。

銭湯に行くのが趣味だとか
立ち飲みにいくのだとか
今年の学生は本当にいい意味で生活を楽しんでます。
昨年までの就職に対する焦りが出ない自分たちを
学生の一人が
「ぼくが思うに、皆氷河期と言われてきて
それに馴れちゃってるんじゃないですか?」
と分析してました。

でもこの絶望を絶望とせずエンジョイしていくしなやかさは
私たちが持ちたかった強さですよ!!

去年の学生は、アタシが持っていった
画材などのお宝品を、皆で授業の最後にじゃんけんして
平等に分け合っていました。

今年の学生は授業に出ないクラスメートを心配し
アタシにその子の単位がやばいのかきいて
(詳しい話はそりゃいえないのではあるが)
メールや電話で連絡をとって学校にくるように促したり
平和を体現した世代だなあと感動します。

なんつーか、それを覇気がないとか
一方的に言ってはいけないと思うのです。

実は毎年重たい思いをして画集をもっていったり
いろいろと情報を提供して詰め込む授業をしてたのをやめ
あるがままで例年以上にアタシは学生たちと向き合うことに
したのですが、なんかその方が肩の力がぬけてるんですよね。

今日youtubeでバンド仲間に紹介された
「ラフィンノーズという生き方」を見終えたのですが
ヴォーカルのチャーミーが
「俺らはファンのためじゃなく自分のためにライブやってる」
と言っていて、実はそれが一番優しくもあるのではと思うのです。

こんだけやってあげてるのに!
という思いは迷惑以外の何者でもない。

学生に手をあげさせたら学生の約30人中、20人は
ツイッターやfacebookをやっているという状況も踏まえて
今日アタシは講評でこんな話をしました。

ヴィジュアルイメージは強いので
ネットで画像検索したものがものを作る時に
ふっと頭をよぎるかもしれない
たくさんみてれば尚更で、それ故に
皆の技術力は表面的には高い、でも
経験から得た線や表現じゃない分、芯がもろい。

アタシが皆と同じくらいの時
ネットに作品を出すことでチャンスが広がったけど
今は皆がそれ以上にネットをやって発表してる分、
かえって埋没する機会が多いと思う。
ネットの情報は今バブルで、ありすぎてかえって
身近な情報しかみなくなってるともいえる。

だから見せてOK、のせてOKの少し先をいき
1円でもいいからお金にし、仕事にしてくれる機会をもうけ
そして携帯に作った画像をいれていつでもリアルにあった
人と繋がれるようにしなさい。

それがポジティブに血肉となる経験をする
手っ取り早い道でもあるから。
仕事にする責任はきっとアナタの作品を成長させてくれるはず。

なんてね。
まあお金にすることで偏るケースもあるけど
でも、自分の才能で食っていくために頭を使うことは
権力に翻弄されずに好きなことをやり続けるための
最大の武器なのよ。

できるだけ、情報という風に吹きさらされて
いる彼らの感性やありすぎる可能性から
それぞれの大切な一つの苗をみつけてそっと
そこに土をかけて、守るように
信じて喜ぶことでそれを育ててあげたい。

才能を雑草のように叩いて茎を太くする時代じゃない、
今は一緒に育てて育っていくことに意味があると思う。

教育は教えて育て、教えられて自分も育たなきゃ意味が無いのだから。

なんてことを考えてアタシの背中から
今夜も茎がはえるの。

あ、来月の夢今は新宿開催です!
なんとなく覚えていてくださいね!!

 

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夫婦別行動休日。

夫婦別行動休日。
本日夫は将門まつりにいくために坂東市へ
アタシは「帝都をまもれ」という謎のお告げがあり
自宅待機。
何が起きるかビクビクしてたら
二月の結婚式の参列絡みで帝都(東京)の親戚で揉め
たしかに家にいなかったらまとめられなかったという事態。

いやー結婚式って大変だなあ。

で、その問題が片付いたところであいこ@まぐだらのこざる
ちゃんに誘われ「上海異人娼館」というお芝居をみてきました。
宇野亜喜良さんをはじめて生で観たよ。
記念に写真に撮ったけど素敵なポスターですわ。

なんというか感想に関してはあいこちゃんと
二時間ばかし大勝軒系列店舗で二時間ばかし
色々しゃべったんだけど

寺山修司とその舞台装置や設定は
20世紀の歌舞伎なのだと思うわ。
そんくらい様式がたっている。
あの様式を踏まえて別にアレンジするのも難しいし
本人の意思を継げているとほぼ確信出来る芝居に
出会えているかというとまた思い当たらない。

200年後くらいたったらコクーン歌舞伎みたく
この様式で大胆なことが出来るのだと思うけど、
今は生前の寺山さんを知っててその分思いも強い人が
多いこともあって思い切った解釈で演出するのが
難しいかも。

でも芝居中の映像の挿入とか、マイクパフォーマンス
はやっぱり寺山さんのそれだなあ
と思ってワクワクするけど、正直新しくはない。
今寺山さんがいたらきっとニコ動とかを使うと思うの芝居中に。

今は気がついたら
マンガの主人公のお葬式とかはツイッターのハッシュタグで
共有してできる時代だし
観客も役者から観られている、という構図は
ネット社会そのものの暗示に思えるし

寺山さんの脚本の芝居って、何か明快なコンセプトで
ストーリーが進むというよりやっぱ時代を切り取って
そのまま矛盾ごと提示するものだと思う自分としては
そろそろ、寺山さんが生きていた昭和というエッジ、
時代を感じるものをあえて出してしまったほうが
魅力的に受け入れられるんじゃないかと思うのだよね。

この人が中心にいたからこそ
魅力的に成り立っていたものを形式だけ
中途半端に引きずることは
あえて冒険的なたとえを使うと、オノ・ヨーコの作品を
オノ・ヨーコ以外の人が形式だけ引き継いで実行して
しまうような違和感を感じなくもないのです。

な、なんか生意気もうしてすみません。
ぼちぼち寝ます。

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2012年11月11日 (日)

たいせつってめんどくさい。


昨日のセールで何故か縁起物をGETしたので
スッちゃんの後ろに鳥居をつけて遊んでみました。
スッちゃんやっと下痢がおさまりました。
皆さん、お気遣いの言葉、本当に救われました
ありがとうございました。

もう一個GETした縁起物の龍は店に。
なんか季節感がメチャクチャです。

3.11に9.11、11という数字はなんとなく心拍数を
あげてくる昨今、
アタシは明日茨城県に将門まつりに出かける
夫が心配で、もう心配がめんどくさくて
多分死んでくるということにしてしまうほどの気分。

多分アタシの霊感が目覚めたのも27歳の11月で
夫と付き合いだしたのも2年前の11月だったから
両親が誕生日であるこの月は何かがアタシには特別なのです。

てかもう霊能力のある人間ってダークサイドに落ちて
もう7年も経つんだね。
実は今アタシの中でもう一度版画をやろうって
機運が高まっていて机まで購入したんだけど
やっぱり気持ちに反して手が止まってしまう。
ブログ用のイラストをぼちぼち描いているくらい。

やっぱりあの時代の恵まれぬ人間関係や
臆病な自分を思い出すと手が止まってしまう。
あの頃の自分の周りにいた殆どの人は今やいなくて
彼らは何が欲しかったんだろうと考えると
あの版画をつくった◎◎さんと知り合いという
ステータスだったんじゃないかと思うのだよね。

それが全員ではなかったけど、版画というと
今思えば明らかにアタシが好きなんじゃなくて
ただ単に作品に熱狂して
自分が楽しくなりたいだけの人たちを精神的に
近い距離に入れてしまった日々の孤独や
それに気づけなかった自分の痛々しい純粋な馬鹿っぷり
がおもいだされてしまう。
そしてその記憶が、当時大切にしてくれた人たちの
愛情をかすかにしか思い出せないくらい追い込んでいる
という己の繊細さが凶器となってるこの現状。

今自分は、下手ながらも楽器もったり
霊能鑑定というジャンルで出来た友人たちと
互いに気遣いあう関係を構築出来ていて
その中から夫との出会いもあって
こうして幸せであるとか充実ということが
分かりだしているという中で

ものを作りたいという意識以上に
ワザワザ自分を不幸な人間関係に落とし込むことへの
ためらいが出ているんだよね。

作品を発表することに希望とか未来が見えないのですよ。

でも、版画を作るという時に
もう一度、壇ノ浦に沈んだ平家のごとく自分を沈めて
ゾンビとなるんだと言い聞かすと
その救われない感じにしおれた葉っぱの下の方が
かすかに持ち上がるような気分がするんだけど
なんだろう、その気持ちに自分を洗脳しきれないんだよね。

もう一度、自分を破滅に追いやるきっかけか
もしくは、人間関係や発表や、それにまつわる販売について
勝算が見えたらまた、すごい勢いで作品を作り出すと思う。

結局、やらない本当の理由はどうしたら
金になるのかが見いだせないからかもね笑。

自分にとって大切であったものは
どうしてもぞんざいにできず
それが己を結果的に苦しめるというのは
なんとも皮肉であります。

そしてアタシはその答えを誰かくれないかと思い
それを勝手に願う分苦しむ。

もうこの苦悩から抜けずに五年もたっちゃった。
出口はどこにあるんだろう?
きっかけの思想を生み出すことも
そういうきっかけをくれるモノにも出会えない日々。

でも先日の熊手が買えなかった出来事にふと
もうのし上がるためにお金を使わずに
自分のまわりにお金をつかったらどうか?
といわれたような気がしてそこにヒントがあるのかなと
思ってもみる自分です。

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2012年11月10日 (土)

熊手と「中年」、そしてセール。


写真は寝室の本棚に取り付けられた熊手です。
御祭神ストク、みたいな按配ですが
何故アタシの名前が刺さっているかというと
Iさんに見せて新しく書いてもらう予定だった札を
返さずに持っていたからで
ちょっとだけ出資したと言う理由で夫につけさせて
もらったからであります。
今日はアタクシ、広くなった玄関を通っては泣いております。
楽器が置きやすくはなったんだけどもね。

「他の店のだっていいんだよお!一緒に祝おうじゃないか!
よおおおおっつ!!」
と三本締めしてくれた去年を思い出しちゃう、本当切ない。

切ないと言えばもうひとり。
夢今写真家のRINAちゃんが熊手に飾りをつけてもらってたのを
見守っていたところその背後で
「中年の色気だな」
とオジさんの声が。
振り返るとその店の名物らしき
リタイア後の大橋巨泉みたいなオジさんが
JIGENNのアヤさんにむかってその台詞をいってました。
「オジさんはね、顔を見るだけでわかるんだ、
アンタの笑顔は中年だ。

むしろ最近はここ数年で一番乙女なはずなのに
ちょっと口角を引きつらせながら
オジさんに対応しているアヤさんの背中は切なかったです。

対してリーダーは参拝の列に並んでいただけで
上り調子のアイドルグループ、
アリス十番と遭遇出来るという強運、
同じバンドでもここまで「おいしさ」のテイストが
変わるんだなと感慨深くみてました。

さて今日はそんな色々のなか招待されたとある
ファミリーセールに潜入、そして呼んでくれたお姉様と
お茶をして帰ってきました。
学校のことや結婚式とかもろもろやんなきゃいけない
ことはあったんだけど、青山とか久々刺激をうけ
心を緩めにいったのです。

なんつーかさすが青山や!という
ハイソなセールでありまして
どのへんがアッパーかというと、
その辺の道路工事と同じ格好の警備員が
にこやかに「ようこそ、いらっしゃいませ」と
笑顔で話しかけてくるというあたりからすごい。

50ー80%オフの洋服の値段で1万円とか4万円とか
うわっ!とかキャッ!という感じです。
いったいどういうルートで作らせて輸入したら
一着11万円じゃないと元が取れないワンピースになるのか
疑問でいっぱいです。

そしてモノはいいのにこれまた奇抜な服でいっぱい。
来てる人はそのブランドを知って買ってる時点で
金持ちなはずなんだけど、なんかちょっと空気が尖っていて
お店によさげなキャンドルがあったので
香りを試していると店員さんが
「クリスマスのギフトに買っていく方が多いんですよ」
といわれたのに
(いや、セール品はギフトにしないでしょうよ!!)
と内心びっくりした視線の先では

とあるおばちゃんがロシアの帽子みたいなのを被って
鏡の前にしゃがみ込み、ウラジオストクで
ツンドラの平原で春を待つ主婦みたいになってました。

なんか金ぴかのズボンとかみてたら昔おばあちゃんに
「彩ちゃん!伊勢丹でセールしてたから買ってきたの!!」
と言われつつ金色刺繍のズボンをはかされた
時とかを思い出しました。
なんかローリー寺西に憧れる中学生みたいだったよな
あの時のアタシ。
なんかブランドのセール品て、よく言うと個性的なんだけど
ものがいいのに使い勝手が死ぬほど悪いものが
多い気がするのよね。

でもってつい、ダチョウの羽の八万のミニスカート
(セール価格です)を興味本位から試着したのですが
静電気で羽が上にまいあがり、夫がみたら確実に
「なんか腰が鬼太郎だけど大丈夫?」
と言われる仕上がりでした。
そんなカッコの鏡をみながらアタシは考えたのですが

おそらく、このブランドを愛する元々のターゲットの
金持ちはシックでまともな奴を正規の値段で買ってしまっていて
こうしてまわってきているこれらは元々、そういう金持ちさんが
ちょっとおもしろがって手をだすのを期待した
デザインだったのではないかと思うのです。

だからジェニファーロペスが愛用したり
結婚式場で使われているというキャンドルも
本当の金持ちはあたりのよい香りの大半を
原価で買ってしまっていて
だからつまり何がいいたいかというと

本当はこのブランドを着たいけど原価じゃ買えない人が
「アタシは○○の商品を着ている」という見栄を
手に届く範囲で叶えるために群がっている気がして
それ故に警備員やスタッフの丁寧さもそういうお姫さま
気分を刺激するものとして機能し
と、同時にセール品を友人にという心理にも
自然になるんじゃないかと思う訳です。
だって、自分の周りがもってない珍しい品を手頃な感じで
あげられる訳だから

高いけど変わったデザインを身につけるカタルシスとは
「それオシャレー」といわれたかったり
そういわれることで自信をもちたかったり
セール品でも一流のものをあげたかったり
コンプレックスからくる見栄を埋める野心に似た匂いがするのです。
だから本人を埋め尽くすように色もカタチも派手に見えてしまう。
なんか買って満たされるというより
足りない何かを埋め合わせるモチベーションで成り立ってる
場な気がしたのです。

庶民がセールで金持ちの服を着たところで
金持ちのみてる世界は分からん訳で
だったらアタシは服に三万使うならやっぱ
フレンドリーな接客が一時間位つきっぱなしで
季節の変わり目に写真集みたいなカタログが手紙付きで
送られてくるヒスとかに使いたくなってしまう。

少しでも上の世界にふれて欲をみたしたい気持ちと
その経済の範囲で最高のサービスをうけたい気持ちは
背中合わせで似ていて、でも同じにはならない。
そこにいた皆が皆そうではないはずだけれども。

で、そういうことを考えつつ買い物をすると
どうしても実用性と採算がとれる
職場で使って喜ばれそうなキャンドルとか
フレグランスとかの消えものに偏っていくわけです。

買い物のあとで招待してくれたお姉様とお茶した時に
彼女が「実は今日の服はH&MとFOREVER21だったりするの」
と言った時になんかホッとしちゃった小市民の自分がいました。

でもそんなこといいつつ、
またいっちゃったりするんだろうなあ。

最後の写真は、アタシのまわりではじめて中年認定
された乙女。

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2012年11月 9日 (金)

酉の市,まさかのまじか~(/□≦、)

酉の市まじか~
酉の市まじか~
今日はゆかいな仲間たちと一緒に
花園神社の酉の市に熊手を買いに行きました。

いつもは皆さんのを買った後
Iさんで一番大きな熊手を
ご祝儀つけて最後に買うのが粋な楽しみだったのですが

何故かアタシの贔屓のIさんが無い…
移動したのかなと
歩き回って最後に神社で聞いたらなんと

Iさんは亡くなったとのこと…(;_;)

ていうかプチパニックです
熊手で贔屓にしてた店がなくなるって
マニュアルないし!

でもアタシ去年仲間をそれぞれの店に誘導してるときに
気になる御告げを受けたのです。

「お前は今年が最後だ」と

え?なんで?と思い
すっきりしないまでも
お金を準備していったらこの結末。

それでもなんとか買おうと思えた店は
なんか坊主頭とサングラスでスーツの人が集まってる店で
「あ、きっとここと縁が出来たら
ジョルノ・ジョバーナになれる」
と確信できたのですが、
勇気なくて買えませんでした。

お別れは悲しかったけれど
今年も熊手隊は買った途端に好きな人から連絡くるとか
奇跡も多く、花園さまに感謝。

Iさんの熊手にはここまで本当に
運を引き上げて戴いて感謝。

二の酉で買うか、卒業かは
じっくり考えようと思います。

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2012年11月 7日 (水)

運気が風邪気味。

運気が風邪引き気味。
写真は先日のフリマで買ったコートです。
何かハリウッドのダークヒロインみたいな風貌に
思わず惹かれてしまいましたのたったの50円。

昨日はあらゆる事が裏目に出そうな日だったので
記事書くのをやめて夫と近くの
行ったことないワインバーに飲みに行きました。
しかし、そこで結構名の知れた寺の坊さんが
若い女の子を口説いてまして、気分的には
「おい、お前!本尊にいいつけるぞ!!」
って感じで超不快(いやだからいいつけた)。まさに土用!!

今日はストクが夜から餌を食わず下痢が悪化したので
さすがに抗生物質が空腹に二連ちゃんってどうよ?
と思い、医者に電話したら、例の女医さんが出てしまい
「あちゃー」
の感じ。
「下痢の原因は抗生物質じゃないのか?」
というこちらの問いに
「昨年投与した際、同じ抗生物質で下痢の症状は出ていません」
と言われ、
「雨なので薬だけ取りにきていただければ」
との話で電話を切り、その後一人で唸っていたら
元々の主治医のM先生からコールバック。

同じように症状を話したら
「それは空腹に抗生物質を飲んだせいでしょう、
胃が荒れる症状の系列で下痢もありますから」
という説明が来て、ええ〜!?と一緒に
やっぱりか〜って感じ。

ぐったりはしてないけどあまり動かない
と症状を説明したら、出来たら連れてきてといわれたので
夫に頼んで救急搬送してもらったら見事に脱水症状発覚。

その後の点滴で復活したのか急いで帰宅したら
スッちゃんは昨晩残した餌まで食って待ってました。

もしここまで担当があの女医さんだったらと思うと
正直ゾッとします・・・

その女医さんがいなくてM先生だけの日は
週に二日しかなく、しかもその二日は間隔も空いてないので
今回みたいなケースになると、スッちゃんに頑張らせるか
病院で「チェンジ!!」というしかなく悩むところです。

こまったなあ・・・

今回の土用は総じて、大事なものを確認するための期間
だった気がします。
今回は開運するための行動がアタシ自身満足に出来ず
(まあ、猫の通院がその大きな理由をしめてたんですが)
おもいっきり土用波をぶちくらっていたのですが
痛みをもってしか学べないことがあったのだと思います。

強いて言えば、家族かな。

下の写真は先日のフリマに降臨した夫天使。
運気が風邪引き気味。
運気が風邪引き気味。

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2012年11月 5日 (月)

揺れる飼い主ゴコロ。

揺れる飼い主ゴコロ。
マサカドも必死に祈るスッちゃんの病状は一進一退。
彼女自体はぐったりはしてないんですが
餌はボイコットです。
PHコントロール餌だけをあげるようにしておやつを
無くしたことにムクれているのか
餌のときにちろっと顔出すマサカドがゆるせないのか。

便は軟便、ここ二日連続して毛玉といっしょに吐いてます。
こういう姿をみると毛玉対策おやつは食べさせてあげたい。
が、独断で出来ないはがゆさ。

餌も別な会社のPHコントロールを買ったんですが
夜中にあきらめて食べてくれたらいいなという感じ。
しばらくは最後のお客さんのあとでだらだら喋らず
帰ろうかと思案中です。

そんな今日はセコンドオピニオンの医者に話を聞きたくなり
うーむ揺れてますねアタシ。
前回聞いた話で確かめたい箇所がいくらかあるのです。
が、今日はオペがあって対応出来ないので
明日月曜で電話が戴けるとか。

院長は広尾でつとめていたせいか
ちょっとこの辺の医者と比べて斬新でありました。
まず、入ってすぐ動物臭くない!
なんとアロマが焚かれているのです。
予約制なので待ち合いが混んでないせいもありますが
院内に立ちこめる動物の匂いで気分があがることはまず無い訳で
そこに気づいていることにびっくり。
レジに飴とかシールとか写真とか工夫している病院は
多々ありますが生理的な部分の嫌悪感を削ってくるって
玄人だなって思いました。

あと、応対に出た看護士が必ず詳しい症状を聞いてきます。
「すいません、今院長いないんです、が、よかったら
症状お知らせくださいませんか?」
と目の前にかがんでメモを取る姿勢で傾聴。
ある意味営業スレスレなんだけど、
こんなことされたら不安な飼い主は話したくなってしまいます。
聞き方、いいかたのトーンが徹底している。

ただ、「ごめんなさい無理なんです」で
終わらないってすごいことです。
予約制で時間配分が出来る故の強みでしょうか。

あとは院長の言葉の選び方ですね、
先住猫もたて
飼い主が一番不安に思ってる点に対して
改善のポイントや和らげる言葉を使える
そして希望が持てる方に持っていける会話力。

ペット保険の配慮、
そしてカードはいくらからでも使える・・・

動物に対して最新機器は当たり前として
サービスの方向が飼い主にむいているところが
感動したところです。

獣医さんはどうしても動物愛が高じて
動物の代弁者のようになってしまうと思うんです。
でも、実際のところ、飼い主である人間が
病院行きを判断し、お金を払う訳だから、
飼い主に心を許してもらわなければ
そのペットを救うことはできない、
実は遠回りのようでいて、一番近道。
彼は相当広尾のマダムに鍛えられたんじゃないか
なんてことを思います。

セコンドオピニオンなんで実際の治療を受けた訳では
ないのですがあと確かめるのは技術のみ。
しかし手術の予約等でうまってる状況をみると
信頼されてる医者なんだろうなあと思います。

難点があるとしたら、当日のうちに
飛び込みするのが日によって出来なそうだから
やっぱりここ一本には出来ない
ということでしょうか。

これって霊感も一緒で、いくら御上や守護霊が
何かを伝えたがって店にお客さんを引っ張ってきたとしても
実際に見えるのはアタシしかいない訳で
そこで心を許していただけなければアタシも
商売がなりたちません。

だからなるべくカジュアルかつ、
ナチュラル、弱さは見せるが、ネガティブに
なりすぎないように、バランスをとる
なんてことを意識しているんですが
この院長の姿はそんなアタシに結構な刺激になりました。

揺れる飼い主ゴコロ。

と、いうわけで、猫の心配の一方で
私も最近見つけた有機ハーブティーを新たに試飲して
新しく店に出せる味は無いか研究をしております。

さて、明日は桑沢。
モードをきりかえて頑張ります。

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2012年11月 4日 (日)

信長のシェフ

信長のシェフ
話はかわりまして、夫が最近ネットで紹介された一コマをみて
一目惚れして一気買いしたマンガがありました。
「信長のシェフ」です。
四巻まで夫が買ったのにアタシが一巻足して
今のところ全巻コンプリート。

ストーリーは単純に現代からタイムスリップしてきた
西洋料理の料理人、ケンが、信長に召し抱えられて料理する
というシンプルな話です。

この本のどっかの巻末に
その時にある食材で最高の料理を作れるのが料理人
という言葉が書いてあったのですが
なるほど、いつもレシピ本と冷蔵庫を見比べて
「あ、この野菜足りないや
でも買いにいくの面倒くさ、やめよ」
と言っていたアタシに料理の才能がないのは分かりました。

結局、得意なジャンルとは
極限の状態でも勝負出来るポジティブさが発揮出来るジャンル
ってことなんでしょうね。

しかしこのケンは、時代に掟破りの料理をつくるから
気に入られているだけではなく、信長は彼の機転に
惚れているように感じます。

戦を終わらせる料理
暗に裏切りを承認させる料理
生き残れと諭す料理
絆を深める料理・・・

食べる人間の状況や関係や感情を見極めながら
作る彼の料理は「声」であり「武器」。
つくって終わり、ではなく
つくった先をみせる。
そういう側面を極限でみせ考えさせる点で
このマンガなかなかに傑作です。

あと面白かったのは
昔タイムスリップものというと
主人公はその時代の人と協力しながらも
自分のいた現代に帰ろうともがくものだったのですが
このマンガの主人公ケンは
「戻れる宛もないしこの時代の人と楽しくいきよっかな」
という、ドラえもんっぽい「置かれた状況至上主義」
な考え方をするところですかね。
「時代かなあ・・・」と思いました。

それは不況や震災後の今だからよぎる
昔はよかった感なのか
情報が飽和した中に生きるアタシたちなりの
自分が精神的に生きるのに好きな時代を選びたいという
気持ちなのか。

うーん早く6巻が読みたいです。

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2012年11月 2日 (金)

ものは言いよう。(ストクその経過)

ものは言いよう。(ストクその経過)
ウチで前の店で貰ったポインセチアを4鉢育ててたんですけど
最近ダリアを買ったらひと鉢枝が折れて駄目になったんですよね。

そんときに
「ウチで育てられる植物にも、エネルギー的な量の
限界があるのなら、ストクはきっと、
アタシの娘の位置にいるから
この子がどっか行くかなにかしないと子供は出来ないのかも」
とか考えるに至るまでアタシが落ちたので
願掛けと信じるのは夫に任せる、と朝一任したところ
冒頭の写真のような絵を彼は描いてアタクシに渡してきました。

「なんぞこれ?」
と尋ねると
「右肩あがりのきゅ鳥ちゃんです。」
といって仕事に行きました。

冒頭のポインセチアにも白い変な虫がわいてるのを発見し
これ噂の枯らす虫じゃねえの!?
マジ勘弁してよ!!!と叫んだ土用中盤

アタクシは考えた末、
スッちゃんを元々の担当の先生んとこにつれていきました。
同僚の休みの日に引き継いだ客がくるって気まずいよなあ
と思いつつ、便が出ない状況を説明し点滴を打ってもらいました。
以下は長いですが報告です。

「だから言ったじゃないですか、
多頭飼いの人がなんと言おうが会わせちゃ駄目ですよ!」
ああ、きたこれ!
ピシャッと言われて楽になりました。
いつもの先生になったことでスッちゃんも調子をこいたのか
点滴の針を振り落とし、新しく刺し直した結果
さっきの穴から液が出る、みたいなキャットポンプと化してました。

治療の方針も薬も前の先生の指示で妥当でした。
心配していた新しい抗生物質も内蔵にダメージがあるのは
真菌の薬でこの薬は違うものなので大丈夫なのだそうです。
なので昨日の記事で薬にまつわる箇所は
彼女の名誉を著しく傷つける気がしたんで消しました。

猫の服は猫が嫌がって脱ごうとするのでなければ
ストレスの原因にならないそうです。

先生は大丈夫って言ってたけど、でも、明らかに
部屋を一緒にしたのが原因じゃないのかな・・・
一緒にしてていいのかな?でも駄目って言われてないのに
隔離は・・・というのが一番病んだポイントだったので
そこが原因とはっきり言われて落ち着いたアタシ。

元の主治医はいいました。
「いいかたなんだと思います。僕はバッサリ言っちゃうので
逆にそれが嫌で彼女の指名になる人もいますしね。」
先生ほんと、ナイスフォロー。
でも、申し訳ないけどギリギリまで先生に観てほしいという
意向を伝え帰宅しました。
こういうとこ占いに似てますよね、
前の店の時、アタシも自分が観てたお客さんが別な先生にうつり、
なんか隣にいるのがきまずい気がして、変に気を使って
おかしのまちおかでダース馬鹿買いして
「なーにがいけなかったんだろーなあ?」
とか考えてみたりしてたから、できればやりたくなかった。
でも、ただでさえ追い込まれやすい仕事してるから
プライベートで人を頼る時はやっぱり考えさせられるよか
指示を仰ぎたい。
というかアタシ自身、極限まで本人に人生を選ばせる
霊視を心がけているから、まあ報いをうけたかなというか。

で、抗生物質の名前をきいて今度は夕方に・・・・

近所にある別の医者に行きました。
セコンドオピニオン、という奴です。

土用って前も書きましたが、前から気になってたけど
一度きりになりそうな場所に行くのは
穴場発掘になったりしてけっこういいんです。
・・・という自分の鑑定に従い、セコンドオピニオンという
滅多にやんないことにチャレンジ。
お世話になると切り替えたものの、
その先生が近いうち辞めてしまうのと
ウチに更に近いという理由で行ってみました。

その近所の先生の診断の結果
薬は問題ないし治療も適切とのこと。
療養食も切り替えが必要だし、原因はその
同居猫との急激な解放でしょうと。

でも、やっぱりセコンドオピニオンだと思うからか
前の病院と違うことを伝えようとしてくれる訳で
何故抗生物質を飲むのか
尿がアルカリ性に傾くと何が危険なのか
なぜそうなったのかについて解説してくれました。

スッちゃんが抗生物質を飲んでいるのは
膀胱炎の炎症を抑えるのと実は耳にかさぶたが出来ていて
それがカビなのか真菌なのか判明する前に
その炎症も抑える意味があるのですが
黒猫は元々耳などに皮膚疾患を抱えやすいという
新しい情報も聞きました。
だからストレスのせいで長引くとも一概に言えないらしいと。
炎症を抑えつつ、尿のPHをもどす、と、同時に

「根本の問題である、
同居猫との相性も改善しないとですね」
とご近所先生はニッコリ言いました。

「まだこの子も相手の猫も三歳半、まだまだ付き合いが
長いのですから何とでもなりますよ、多分
踏む段階が早過ぎたんです、例えばこういうやり方が・・・」

といって近所先生は助手にバリケンという
小型犬用の大きめのキャリーとケージが合体した
ようなケースを持ってこさせ

「ここにこの黒猫ちゃんをいれて一日二時間先住猫と
会わせるんです、二時間ならオシッコは我慢して大丈夫だし
これなら先住ちゃんが手を出しても触れられない位置に
逃げ出せます。
近くにいても大丈夫だとこれで馴れて分かってもらうんです。
時間はけっこうかかると思います、でもそれさえ
根気よく出来れば成果はでるかと。」

檻ほど全部が見える訳でもなく、値段も若干リースナブル
なバリケンの登場に目から鱗。
でも一番救われたのは次の言葉だったかも。

「でも、ビビリな子は心拍数が180いくのに
この子は150前後で安定してるから度胸あるし
話を聞く限りではお腹をみせたり優しくないたり
先住ちゃんは仲間を迎え入れる珍しい猫ですよ。」

うわーん、ま、マサカドー!!

そうなんです、心が弱っているところに
こいつが追いかけるのが悪の元凶、という文脈で
どうしても話が進むから
本能だから仕方ないとはいえ、
ここ半年くらいマー君が可愛く思えなくなりつつあって
撫でながらも「貴様がよ〜」といいながら
めたくさに絨毯で遊ぶみたいに逆毛をたててしまったりして
またそんな自分が嫌になってたりしたのですが、

第三者に「珍しい優しい猫」と言われ
すごくアタシは救われました。

と、同時に救われた分、周りが冷静にみえだして
その助手さんが女子の看護士と思いきや
「吉田秀彦に憧れて大学時代柔道やってました」
みたいなゴリマッチョが登場した驚きとか
そのマッチョさんの筋肉でパツンパツンのポロシャツで
妙に乳首が目立つのとかがだんだん気になりだしてしまいました。
女って本当に熟れてくると節操が無くなりますよね。

やっぱり自分の住んでいる世界を安定して見つけるためにも
セコンドオピニオンは必要なんだなあ。
アタシもやっぱりお客さんが健全にスピリチュアルに関われるように
「先生のあとで、他の店も行ってみたんですよ」
なんて話をお客さんが自然に話せる
緩さを保ちたいなと我が身を振り返りました。

他の店に行った時に、やっぱミトラんとこ行こう
と思ってもらえる鑑定を目指した方が頑張れるしね。

スッちゃんも夜にはウンチもしたし
食事の前に屁をこくくらいに回復しました。
オシッコはマーくんと離して餌を変えながら
ぼちぼち・・・
あ、花屋で聞いたら
ポインセチアもたいした害虫じゃないことが判明しました。

今日は医者巡りで疲れたので
洗濯物を畳みつつもう休もうと思います。

というわけで、心配してコメントくださったり
メールくださった皆さん、猫も私もひとまず落ち着きました。
ご心配おかけしてすいません、
お気持ちありがとうございました。

最後の写真は、安心からシャドーボクシングするマサカド。

ものは言いよう。(ストクその経過)

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猫の病気が悪化の一途、アタシの気持ちもさもありなん。

猫の病気が悪化の一途、アタシの気持ちもさもありなん。
病院にいって一週間、一日空いたものの
ストクを医者に連れて行きました。

オシッコもしてるし大丈夫かなと思ったものの医者曰く
「大変です、オシッコのPHが」
今までかかっていた先生が来月退院のため新しく
変わった若い女の先生曰く
「酸性値だったオシッコがアルカリ値になって
結晶が出てきています、なおさないと。」

何か餌をかえましたか?
と彼女。

変えたと言えば先週医者に行った時に
ちょっと太って「あちゃー」と思ったので
今あげてる餌は同じまま、比率を変えましたが
10〜15粒前後でありまして
ただ三日前からマサカドの爪怪我防止に
スッちゃんに服を着せたのです、これが大きな変化?

先生は言いました。
「餌を変えましょう。」
でもアタシは知りたかった。

先生、服を着せたのはダメでした?
先生、先住猫とは隔離ですか?
先生、大変ってどんくらいの大変さですか?
先生、10粒前後の比率を変えたことが餌を変えたことに入りますか?

でも彼女の口からきけたのは
「おしっこだけ・・・できるようにしてあげてください」
だけってなんすか?
伝わらないっすよ、
どんだけの悪さなのか?
どうしたらいいのか
なんで一個一個答えてくれないんですか。

アタシはあなたにこういうの全部、ぶちまけて
切れないとダメなんでしょうか?

今考えると彼女の目が泳いでいたので
「(処方した薬が効かないなんて)そんな馬鹿な」
ってパニックしてたのかもしれません。

でも、心配で押しつぶされそうな飼い主の気持ちはどーなのよ?

さっきまでその療法食も食べず
(今食べる音がしたんでここは安心)
水は飲むのにオシッコもウンチも更にしなくなってしまい
アタシの心配はダークに達しつつあります。

とりあえずこっちの判断で今朝服は脱がしました。

でも彼女をもとの施設に返したくないのは
ストクを引き取りにいった時に担当の人が
「アナタたちまだ若い夫婦じゃない?
子供出来たりした時に可愛がれるの?」といってきたり
引き取りサインの段階でまた別な人が出てきて
「あの子は一回他の家で返されたんです、大丈夫ですかあ?」
と駄目だししてきたからで
なんつーか人間的に信用ならんという域に達してしまったのです。

それと同じことを今度の先生にも感じつつある。
治療はわかる、投薬の必要性も。
でも、お腹出して風邪引いたとしたら
「ちゃんと布団はかけようね」くらいの一言はほしい。
それでも猫が治っているなら我慢出来る
でも、悪化してるんですもの。

初期段階で病院に連れて行ったはずなのに
アタシはストクが突然ぐったりするまで放っておくしかないのか。

新しい医者につれていくとして
またこの小さい身体にたくさんの検査の負担をかけなきゃ
いけないのかという不安があり
同時に、治療途中での転院は相手も困るというし
アタシの気持ちの方位磁針も狂ってばかりいます。

アタシにとってストクは家族であります。
でもこの、どうしていいかわかんなくてなす術がないというのもまた
スッちゃんの運命なのでしょうか。

とりあえず今日の心の負担を少し
ここに置くことができたので祈りつつ寝ます。




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